ポルシェAGの事業部門数を8つから7つへ削減
現在、ポルシェは変革の困難な局面を迎えていると言われており組織再編を進めているところで、ポルシェのCEOのマイケル・ライターズ(Michael Leiters)氏の下で、取締役会レベルを含めて様々な組織構造が継続的に調整されています。
その再編の1つとして今回、自動車IT部門(Car-IT部門)に関しての発表がありました。
今まで、ポルシェ全モデルのコネクティビティやインフォテインメントといったものにおけるドライバーエクスペリエンス向上については過去約2年半に渡りSajjad Khan氏の下で実現されていました。

今後もSajjadさんはポルシェの自動車IT部門には携わる予定とのことですが、今までのように自動車IT部門としてではなく、この部門はR&D(研究開発部門)に統合される形になるとのことです。
自動車IT部門は2026年6月19日まで継続され、その後7月1日付で研究開発部門に統合。統合された部門はR&D担当取締役であるMichael Steiner氏が引き続き率いる形となります。

約2年半前に独立した車向けの自動車IT部門というものを作ってみたものの、中国市場での販売減少やEV戦略の難航等々から、この自動車IT部門に関しては部門として独立させておかずに、車開発の一部として再統合する方向に変更ということですね。
ちなみに自動車IT部門がこの約2年半の間に残された功績としては「ポルシェ・デジタル・インタラクション」というポルシェのインフォテインメント向け新デザイン言語らしく、この新システムはカイエンEVで初登場、そして今後も多くのモデルに搭載されていく予定とのこと(中国市場向けには専用バージョンも用意されるそう)。
Sajjadさんは今後も外部連携的な立場で開発に携わるとのことではありますが、ポルシェの取締役からははずれるとのことですので、これによりポルシェAGとしては取締役会メンバーが8人から7人に、そしてCar-IT部門もR&D部門に統合されたことから、組織の簡素化とコスト効率を重視されてた再編かなと思えます。
そして、ここで言うことではないかもしれませんが、ポルシェのPCMはもうちょっと使いやすいものにしてもらいたいです(笑)。
Source:
◆(公式)Porsche streamlines the Executive Board: Car-IT to be part of R&D in the future
◆Cash-Strapped Porsche Kills One Of It Newest Development Teams
