今回、ポルシェ・タイカンに関する2つの発表がありましたので見てみたいと思います。
What Car?電気自動車賞で首位をキープ中
ポルシェの電気自動車であるタイカンが英国のWhat Car?というメディアの最優秀電気自動車パフォーマンスカー賞(Best Electric Performance Car)を5年連続で受賞。
さらに今回2025年には最優秀中古電気自動車パフォーマンスカー賞(Best Used Electric Performance Car)もあわせて受賞されました。

What Car?の編集長であるSteve Huntingford氏はタイカンのことを「単に購入出来る最高の電気自動車というだけでなく、まさに最高のパフォーマンスを誇る自動車の1台」と絶賛。
現代的な快適さとダイナミックなハンドリングの両立が高く評価されたとのことで、最優秀中古電気自動車パフォーマンスカーを受賞したタイカンにはポルシェ の111ポイント点検や24ヶ月保証がついているとのことで購入後も安心のようです。※今回は英国でのプレス発表なので日本での適用は要確認。
2025年7月にはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてタイカン・ブラックエディションも発表されたタイカン。
5年連続で評価を頂いているというのは嬉しいニュースです^^
タイカンターボGTがシドニー・ドラッグウェイでオーストラリア最速クォーターマイル記録を樹立
もう1つのニュースとしては、ポルシェの新型タイカンターボGTがオーストラリアはシドニー・ドラッグウェイで1/4マイルレースでの記録を樹立したということが発表されました。

タイカンターボGTは記録破りのタイムでこのドラッグレース(1/4マイルレース)を走破したとのことで、そのタイムは『9.083』。

最高時速は252.04kmに達したとのことで、オーストラリアのドラッグストリップで未改造の市販車が記録した最速タイムとなったとのことです。
この速度はオーストラリアの主要ドラッグストリップのほとんどで競技を許可している国際ホットロッド協会(International Hot Rod Association/IHRA)が定める厳格な速度制限さえも上回ったとのことで、通常であれば時速241.4kmを超えるすべての車両にはパラシュート装着の義務が課せられているとのこと。

つまりは本来ならパラシュートが必要なレベルの速度が出てしまったということになりますね。…ん?いやでも、この速度って想定されていなかったのかな?
ローンチコントロールにより最大760kWのオーバーブーストパワーを発揮し、2秒間で815kWのバースト出力を発揮するというタイカンターボGT。まさにポルシェの電動化の先頭にたつパフォーマンスを誇っています。
私としてはもしまた挑戦されるとしたら、次回からはパラシュートをつけるのかな?というところが気になるところです^^

Source:
◆(公式)Porsche Taycan holds its lead in What Car? Electric Car Awards
◆(公式)Porsche Taycan Turbo GT sets Australian quarter-mile benchmark at Sydney Dragway
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