L'Art De L'Automobile
ポルシェのメカニックからそのキャリアをスタートされ、その後独自のファッションブランド「L'ART de l'Automobile」を創り上げたArthur Kar氏が、東京にインスパイアされたという限定コレクションと『Porsche 968 L'Art』と共に来日。
今回この968カブリオレをベースをして作られたという『Porsche 968 L'Art』の展示を見に行かせて頂きました。
こちらのお車のカラーはポルシェPTSカラーの1つとかではなく、オリジナルのカラーらしい。
もともとは普通に丸いヘッドライトがある車のはずですが、それははなくなっていて細いライン状のライトに。
レトロな外観でありながらも現代的なデザイン要素を取り入れられています。
リアもまったくもって変わっています。
テールライトにはKARさんのお名前入り。この曲がっている部分にPORSCHEと入れちゃうのもまた斬新。
サイドミラー、どのくらい見えるのかな^^
ホイールにはボディカラーと同色のホイールカバーがつけられていましたが…
左前だけはずされていたので見てみたところ、ブレーキキャリパーもボディ同色でした。
お車の展示の隣には帽子やアパレル(写真撮り忘れた…)の展示・販売も。
今回の東京インスパイアである新たなデザインも発表されていて、今は全国のポルシェセンターなどでも販売中。
さて今回、私がこちらのお車を見にいった1番の目的はその「車内」にありました。
シートはレカロのバケットシートがベースとなっているグリーンのデザインが入っている特別なもの。
…いや、私が見たかったのはそこではありません。
今回、こちらの実車を拝見する前に事前にポルシェが公式に公開されていた『Porsche x L’Art De L’Automobile in Tokyo』という映像had.
松田翔太さんが主演されているこの動画がまた「???」な感じで^^
ポルシェ968のイグニッションは右側だった
その映像の中で、松田翔太さんがこのお車のエンジンをかけるシーンがあったのですが、その時の彼はこの左ハンドルのPorsche 968 L'Artの運転席に乗り込み、右手でステアリングの右側にあるキーをまわしてエンジン始動しているような動作をされていたのです。
左ハンドルの車の場合、イグニッションはステアリングの左側にあるのがポルシェ、と思い込んでいた私からすると「え?なぜ右側でエンジンかけた??どういうこと?」って疑問に思っていて。
この日はその確認をしに行ったようなもの。なにか意図があってあえて右側にしたのか、その理由は何なのか。本当にイグニッションは右側にあるのか。
そして答え合わせがこちら!!
うわぁぁぁ。
左ハンドルなのに右側にイグニッションがありました!!!
ひゃ~。そうなの???
そして、ここでこのお車を作られたArthur Kar氏ご本人とお話させて頂く機会がありましたので、すかさずご本人に聞いちゃった。
「あの、このイグニッションはなぜあえて右側にしたのですか?それとももともと…まさか右側に…??」と。
そうしたら「ああ、968はもともと右側なんだよ。イグニッションを左にしているのは911とかだね」とのお答えが。
そうだったのですね~!!
「イグニッションは左側でしょ」と思い込んでちゃんと事前に調べなかったことを反省。ちなみに「ではこの左側のは何ですか?」と聞いてみたところ、こちらはライトのスイッチだそう↓
Karさんに直接なんとも無知全開な質問をしてしまいましたが、それでもこれで納得することが出来ました。
いや~、ポルシェはすべて左ハンドル+左イグニッションではなかったのですね。学びました。
ちなみに今回このお車の展示がされたのは原宿のキャットストリートの一角。
少し遠目から見ると「自転車・バイク駐車禁止」の前に自転車やバイクが沢山停められていて違反切符?が切られていて。
そんな賑わいと混沌が共存するエリアの奥にたたずむ、レトロとモダンが融合したPorsche 968 L'Artというのがなんとも雰囲気あって素敵でした^^
展示を見させて頂いたあと近くで食事をしたこともあり、食後に最後またちょっと寄ってみたら暗くなったところにライトアップがされ、また違った雰囲気でこれも良かったです。
展示会ではビールなども振舞われたので頂きながらの鑑賞となったのですが、そこで出されたビールは「BudX World Tour」。
ごちそうさまでした^^
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