PTX Master ランチタイム
ポルシェトラックエクスペリエンス【Master】記事一覧:
① ポルシェトラックエクスペリエンス・マスターに参加:PTX 2021
② PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】トレーニング内容①
③ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】トレーニング内容②
④ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】サーキット走行
⑤ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】その他
午前中に2つのプログラムを終わらせたあとは、いったんクリスタルルームに戻ってランチタイム。
席は自由になっていたので、空いていたところにお邪魔させて頂きました。テーブルには私以外に男性3名。
まずはランチ内容なこのような感じ~。
最初のご挨拶で「今回のPTXのお弁当はなかなか好評のようです」と言われていました^^
ランチタイムは同席させて頂いた皆さんと色々なお話をさせて頂いたのですが、これがまたとっても楽しかった!!
私の知らない闇の話(なにそれ(笑))とかを教えて頂いたり、海外でのこういったドライビングレッスンでのお話を教えて頂いたり、その他諸々なお話を。
皆さまと色々とお話させて頂いてとっても楽しいランチタイムとなりました。ブログを見て下さっているかわかりませんが、いつか伝われば…ご同席させて頂きました皆さま、ありがとうございました。とっても楽しい時間でした^^
PTX 2021 マスター:アイデアルライン
ランチ後のCグループのレッスンは『アイデアルライン』というもの。つまりは理想のライン(Ideal Line)。
レーシングコースのコーナーを想定して、自分の車のグリップ限界を見極めながら、そのコーナーへの進入と立ち上がり時の無駄なテールスライドを防ぎつつコーナーを抜けていくという練習。
こちらのレッスンでは散水車による散水がありました。うんうん、FSWの水色の散水車さんが登場です。太陽建機レンタルさんのですね。
今回のこのレッスンにおいてコーンを使って作られたコース(コーナー)は、絶妙にその角度が調整されているので、そのことも考えて走らなければダメなように出来ていました。
これもまたレッスンを始めてすぐは、最初につっこみつぎたな、とかブレーキが早すぎた、遅すぎた、ライン取りが全然なってない、アクセルオンが早すぎた…など自分の中で様々な反省点を重ねながら、自分なりに『理想のライン』が取れるよう近づけていきました。
ここでコーナー自体への適切なアプローチが出来たかというと、それはまだまだではあるものの、「コーナー後、最後の立ち上がりは車体をまっすぐにしてから」に関しては、ある程度自分の中で当たり前なこととして出来てきたような気がして(本当かな(笑))、これが私にとっては最後のFSWフリー走行時にもとても活かせた練習だったなと思いました^^
ここでもまたインストラクターさんの「完っ璧です!」コメント連発もあって、1人車内でくくくと笑っていました(笑)。
可愛いといっては大変失礼かもしれませんが…今回のインストラクターのお2人は、高木さんが胡田さんを愛情を持っていじり倒しながらの和気あいあいとした雰囲気に、各参加者へはお2人からの適格なアドバイスに加え、ほめる時には胡田さんの「完っ璧です」からの「ありがとうございます!」コメントまでを含め、本当になんとも暖かい雰囲気で楽しかったです^^
PTX 2021 マスター:コントロールサークル (定常円)
Cグループ最後のレッスンプログラムはコントロールサークルというもので、つまりは定常円旋回。
ポルシェ911でドリフトしたいと思って、少し前に練習をした時はいわゆる「アクセルを踏みこむことでドリフトをスタートさせる」というやり方。
でも今回はPTXではここではお決まりの(?)『アクセルオフをきっかけに滑らせて下さい』というもの。アクセルを踏み込んで滑らせてはダメです、と。
うーん、来た来た、それ難しいやつ(私にとって)!
それでも「うん、でもこのアクセルオフで滑らせる」は以前、荒聖治さんからしっかりそのコツを教えて頂いたことがあるので、それを思い出してやってみる!と、自分としては結構やる気満々でした。
が。
やる気満々で、その定常円をするための列に車を停めたところまでは良かったのですが…ここでまさかの。
自分でもびっくりでしたが、あああ、本当にトラウマってあるんだな、と。
こうやって車をここに停めた瞬間、目の前に広がる景色と状況が自分の中の記憶と一瞬で一致して『あの時』の記憶が戻ってきたのです。
その「あの時」というのが、1年前の2020年11月のこと。
これがその時の写真。今回の上の写真と、構図は逆からですが同じ場所に、同じように停めていることがわかるでしょうか↓
1年前に同じ場所で同じように定常円でのレッスンを始めて車を停めた時、その時に黒カレラのブレーキが壊れて、ブレーキが効かなくなったという体験をしていました。
その時のことが、本当に一瞬で自分の中に思い出されて、その時の景色が目の前の景色と完全に重なりました。
その瞬間、ブレーキを踏んで確認することが怖くなったのです。
今ここでブレーキを踏んでみたら、またふにゅ~って奥深くまで沈んで行ってしまうのでは、ブレーキが効かなくなっているのでは、って。
今までこういうトラウマ体験をしたことがなかったので、自分でもびっくり。あの時、車の状況を見に来てくれたメカニックのお兄さんまでもが積載車で来てくれる光景までが見えるようでした。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当にそのくらい、私は一瞬『2020年のこの場』にいました。
実際にはブレーキを踏んでみたところ、当たり前ですが深く沈み込むことはなく、壊れたあとに直して頂いてからも1度も問題は出ていないわけなので、ここはもうそのまま黒カレラを信じて進むしかありません。
それで…どうなったかというと、ハイ、この単純な私、1度車をスタートさせて走り始めたらもう完全に心は100%「アクセルオフから911を滑らせたい」という気持ちだけにかわり、ブレーキが効かなくなるかもなんていう心配は一気に0。
え?こんな簡単にovercomeできるのはトラウマではない?そうかもしれません(笑)。
結局この日、車をスタートさせてからはとにかく911を滑らせることだけに心奪われ、あっという間に不安は消え去ったのでした。
今になって考えると、こうして1年前とまったく同じ状況で「今回は大丈夫だった」と思えたことで、本当に本当に今までどこかで不安に思っていた気持ちがすべて晴れたような気がします。
それだけでも、今日こうしてPTXに参加して良かったと思えたトレーニングでした^^
ん?それで結局、定常円はどうだったのって?
なんとか、またしてもちょっとだけアクセルオフから911を滑らすことが出来ました。でも本当にまたちょっとだけ。
最後にインストラクターさんから頂いた評価シートにも『最後にコントロールドリフト出来て良かったです』と書いて頂けていたので、一応少しは出来てたんだな、と嬉しかったです^^
これで、トレーニングとしてプログラムされていた4つの内容は終了となりました。
続いては、いよいよこの日のメインイベント(なの?)である富士スピードウェイの本コース走行。
最初は各グループをさらに2つに分けた少数台グループで各グループのインストラクターさんによる先導走行。
そのあと、そのグループのインストラクターさんによるレーシングタクシー体験をさせて頂いてからの…自分たちでの、自分たちの車による富士スピードウェイ本コースのフリー走行となります。
今までスポーツ走行といえど先導走行しかしたことがなかった私にとって、人生初の、生まれて初めての、まさか自分がこんなことをする日が来るとは思ってもいなかった、FSW本コースフリー走行&始めてのラップタイム計測については…
続きます^^!!続き→ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】サーキット走行
ポルシェトラックエクスペリエンス【Master】記事一覧:
① ポルシェトラックエクスペリエンス・マスターに参加:PTX 2021
② PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】トレーニング内容①
③ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】トレーニング内容②
④ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】サーキット走行
⑤ PTX 2021:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Master】その他
ポルシェトラックエクスペリエンス【Performance】記事一覧:
① ポルシェトラックエクスペリエンス・パフォーマンスに参加:PTX 2021
② PTX 2021: 【Performance】トレーニング内容
③PTX 2021:【Performance】サーキット走行
④PTX 2021: 【Performance】その他
ポルシェトラックエクスペリエンス【Precision】記事一覧:
① PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】に参加
② PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】トレーニング内容
③ PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】サーキット走行
④ PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】ランチ、お土産など
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