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Porsche: ポルシェ ◆PTE (ポルシェトラックエクスペリエンス)

PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】トレーニング内容

投稿日:2019年6月13日 更新日:

Porsche Track Experience: プレシジョンプログラム内容

こちらでは、2019年6月11日に富士スピードウェイで開催された『ポルシェ・トラックエクスペリエンス・プレシジョン』のプログラム内容について書きたいと思います。

今後、同じプログラムに参加してみようかな、と思われている方で「でも、どのようなことをやるのかわからないし、ちょっと不安…」なんていう気持ちがあって、躊躇されてしまう方(特に女性?)もいらっしゃるかもしれないので、私の体験を見て頂くことで「これならやれそう、やってみたい」って思って頂けたりしたら、幸いです^^

今回、こちらのプログラムに参加させて頂いて、見ためのカッコ良さだけではない、ポルシェがポルシェである故の、本当に素晴らしい「ポルシェ」としての性能について、こんな素人の私でさえ実感することが出来ました。

是非、多くの方に、普段の公道の走りでは感じきることが難しい、ポルシェ本来のさらなる素晴らしさを体感して頂きたいと思いました。最高すぎる、ポルシェ。

本当に、乗れば乗るほど、知れば知るほど、どんどんポルシェにはまっていく自分がよくわかります^^ えーっと、もう、どこまで、はまれば良いのでしょう。困った(笑)。

PTE: Precisionプログラム&インストラクターの方々

さて今回、私が参加した「プレシジョン」のプログラムは、ウォームアップの次、つまり言ってみれば、下から2番目のレベルに値するクラスです。

プレシジョンのプログラム/トレーニング内容は以下の通り。朝8時過ぎの集合から始まり、お昼ごはんを挟んで、夕方5時半ぐらいまでの1日コースです。

プログラム内容

  • ドライビングアカデミー(初級編)
  • ウェット定常円旋回
  • レーンチェンジ
  • スラローム/ブレーキ
  • サーキット先導走行 (FSW本コース)

今回のプログラムでは、10台ずつの参加車両を4つのグループに分け実施されました。

私が所属したのは、Cグループ。

Cグループのメインのインストラクターは高木真一さん。とってもきさくで、フレンドリーな方であるのに、実はGTデビューされてから、20年以上のキャリアを持っておられ、かつ、GT300クラス最多勝利記録保持者であり、現在もその記録を更新中という物凄い方。

もう1名のインストラクターは富澤勝さん。彼もまたとってもきさくで、フレンドリーな方であるのに、全日本スポーツカー選手権のシリーズチャンピオンになられたりしている凄い方。

その他のグループのインストラクターの方々も皆さんすごい方ばかり。

私のような素人でも、このような素晴らしい方々に丁寧に親切に教えていただけるなんて本当にありがたい機会です。

皆さんすごい方々なのに、車のことを理解するための言葉を私の能力ぐらいまで下げて(←底辺に近いのに(笑))、私でもわかるようにとても分かりやすく説明してくださいました。

上の写真の赤いケイマンが、Cグループのインストラクターカーです。

GT3RSなどが集まっていたグループにおいては、インストラクターカーもGT3でした!カッコイイ~。そしてGT3のインストラクターカーに後続しているGT3RSさん達も、これまた超かっこいい^^

さらに、何がかっこよかったって…。

いや、これ、完全なる個人的趣味で申し訳ないのですが、こうしてインストラクターさんたちが集まって、話し合いをしているところが、めちゃかっこよかったです。

こうなんていうか、車関係の方々…例えば、ドライバーさんや、メカニックの方々とか、そういう皆さんが集まってミーティングとかしている姿って、めちゃめちゃ好きで、なんともかっこいいと思っちゃうのです^^

ブレーキトレーニング @ FSW P15駐車場

では早速、プログラム内容詳細を見ていきたいと思います。

私のいたCグループの最初のプログラムは、P15駐車場スペースを使って行われるブレーキングとスラロームの練習です。

まずはインストラクターカーに続いて全員で移動。その後一旦車を降りて、これからやることの内容の説明を受けます。

ここではまず直線を走って行き、コーンがあるポイントでフルブレーキをかけ、そのままブレーキをかけながら前にある障害物を回避するつもりで、ステアリングを使って車体を曲げるという体験です。

直線を走る速度は、最初は50㎞から始め、だんだん80km、90kmと上げてのフルブレーキングトレーニングをしました。

よく効くと言われているポルシェのブレーキ。

ガツンと、急ブレーキでフルに踏み込めるシチュエーションは普段ではなかなかありません。そういう状況がある方が良くないわけですし^^

なので、こんな普段サーキット走行していない私にしてみたら、ガツンとフルブレーキかけられるチャンスなんてなかなかなく、もう、嬉しくてしかたない(笑)。

ポルシェのブレーキ、凄かったです。こちらは、外から撮影してもらった、私が80km+で走ってブレーキングした時の動画です。こんな感じのことをしました(音あり/11秒動画)↓

 

私のカレラのブレーキはPCCBではないけれど、それでも、90km+でつっこんでいったところから、一気にフルブレーキすると、ガガガガカッ!ってABS効かせながらも、ステアリングきると、ちゃんとそちらに曲がり、かつ、物凄く短い距離でピタッと止まる。

こちらは、上の動画の時を車内から見た動画です(音なし/11秒動画)↓

 

80~90km+でつっこんで行って、かなり短い障害物までの距離なのに、それを回避して確実に車を止められるポルシェのブレーキは、本当に、本当にすごいと実感しました。

いきなりですが、私の運転の天敵である鳩さんたち!

次からは、もう、私はカレラであれば「どのくらいの速度からのフルブレーキなら、どのくらいの距離の間に車を止めることが出来る」のかわかったので、今度からはギリギリまでつっこんでいくから、覚悟しておくように!!なーんて思ったり。

…って、私のブレーキングのトレーニングは、鳩さんたちをどかせる為の、鳩対策(笑)?!

スラロームトレーニング @ FSW P15駐車場

さて、続いてはスラロームです。

ジグザグに置かれたコーンの間を、左右に避けながら車を走行させるわけですが、ここでのポイントは『ブレーキを使わない』こと。

アクセルを使って加速をして、曲がる時にアクセルオフをし、そうやってアクセルオフをする事でフロントに荷重をかけ、車が曲がりやすくなるのを感じた上で車を曲げていき、コーンを回避、そしてまた次にアクセルを使って加速をしていくというものです。

こちらが、スラロームのインストラクターの方が走ってくれたデモ走行です(音あり/18秒動画)↓

 

速度は40kmくらいでやってみましょうか(1速固定)、という話だったのですが、まずは私の中での目標は「絶対にブレーキを踏まないこと」と決め、最初はかなりゆっくりの走行になってしまいましたが、アクセルとアクセルオフするだけで、コーンを避けて走行するということを徹底してみました。

なんとなく、コースもわかり、アクセスのオン・オフだけで行ける感覚も少~しわかったので、次からは少~し加速…したつもりでしたが、やはりめちゃめちゃ遅かった(笑)。へたすぎる~。

3度目の正直で、最後は40km近い速度を出しながらの走行が出来たかな?という感じでした…なーんて書いてみたものの、正直には、35kmくらいかも(笑)。

こちらは、私が実際にスラローム走行した時の車内からの動画です。へたっぴですが、私のこんな感じでも参加することが出来たのだと、皆さまの勇気になれば^^ (音なし/25秒動画)↓

 

このスラローム、もっとやりたかったです。アクセルのオンとオフの感覚、そして、その時にかかるフロント荷重を感じて曲がるというのは、3回目でやっと「あ、何を言われているのか理解した気がする?!」というくらいだったので、そこから、さらにあと20回くらいはやりたかったな~。

3回だと、自分で色々「次はこうしてみよう」と試すことを少し躊躇してしまい、本当に少しずつの変化でしか向上していけないので、もっともっとやりたいという気持ちでいっぱいになりました。

まあでもこれは、プログラムの参加人数、時間などを考えるとしかたのないことなので、またいつの日かたくさん出来るチャンスを探したいと思います…という人に、良いお知らせです!

こちらのポルシェトラックエクスペリエンス、さらに上位クラスになっていくと、もっと沢山スラロームの練習も出来るようになっているそうです。なので、プレシジョンで物足りない方は是非、また次の上位コースへご参加下さい!

…って、あ、また自分がナニモノなのかわからなくなった(笑)。

そうそう、ちなみにブレーキングもスラロームも、全てのトレーニングおいてなのですが、練習をしている間は必ずインストラクターが無線機を使って、それぞれに的確なアドバイスを下さいます。

「もう少しこうしてみましょう」とか「今のはブレーキングもすごく良かったです」とか、ちゃんと出来たところは誉めて頂けるので、ほめてもらえると車の中で1人、にやにや。いや~、本当に、なんとも素直に嬉しいのです、ほめてもらえると^^!!

それにしても、プロのドライバーさん(インストラクターの方)って、本当にすごいと思います。他の人の走行を外から眺めているだけで「左はいいけれど、右はハンドルを大きくきりすぎるクセがありますね」とか、的確に各ドライバーの色々なところを指摘されるのです。

そして、「この人はさっきはコレが出来ていなかったけれど、2本目では出来ていましたね」とか、参加者が10人もいるのに、それぞれの人が出来ていること、出来ていないこと、出来るようになったことを見極めアドバイス。すごいな~!って思いました。

私なんて、1本前の自分の走行がどうであったのかも思い出せないことが多々あるのに(笑)。

でも本当に、そうやって各個人に、各個人+所有車を考慮しての的確なアドバイスを頂けるのは本当に貴重で、ありがたかったし、学ぶことが沢山ありました。

途中、喉が乾いた人のために、各駐車場には飲み物も用意されていたので、助かります。

続いてのトレーニングは、場所が変わるので、またまずは皆で移動。

移動する時は、私たちのグループと、今度は今まで私たちがいた駐車場に向かってくる他のグループがすれ違ったりして、富士スピードウェイの道路がポルシェだらけに。

なんだかイベントみたい!!…あ、イベントか(笑)。

レーンチェンジ @FSW P7駐車場

さて続いては、P7駐車場に場所を移動してレーンチェンジの練習です。

こうして見るとP7駐車場もずいぶん広いな~!

このトレーニングでは、ポルシェのPSMを感じることが目的の1つである「障害物を、ブレーキを使わずにレーンチェンジして回避する」というものです。

直線をまずは60kmでつっこんでいき(2速固定推奨)、前にある障害物(コーン)を、ステアリングを左、右と切ることで回避します。その時、ブレーキは踏みません。

まずは「思いっきりハンドルをきって、がつっと避けて下さい」と言われたものの、ポルシェはいとも綺麗に回避してしまうので、あえてわざとガツっとハンドルきってのレーンチェンジをするには、なかなか思いきりが必要でした。

こちらが、私が確か約80km+くらいで走ってやってみた時の車内からの動画です(音なし/11秒動画)↓

 

それにしても、本当にポルシェは凄いのです。80km+でつっこんでいっても、ブレーキなしでのステアリング操作だけで、アクセルを踏みながらも綺麗に、短いコーンの隙間を左に右にと、レーンチェンジ出来てしまう。

ポルシェって、本当に凄い。

ポルシェって、本当に凄い。

ポルシェって、本当に凄い。

…と、ポルシェの素晴らしさを、色々と試させて頂くごとに、ひたすら感じていた1日でした。

私がこの時、乗っていたのはベースモデルの911カレラです。普段の私の生活では、カレラが持ちうる素晴らしい性能の、たぶん40%も使えていないのではないかと思いました。

え?GT3の場合?いやー、GT3にいたっては、たぶん私が使えているのは…5%くらい…(笑)?そんなにもないかも^^

GT3さんからは「このドライバーは、たぶん、自分のことをキッズカーと思って乗ってるんだよね?ちょっとのアクセル、ブレーキで、とりあえず動かして遊んでいるだけなんだよね?」って思われているかも!!…なんて、思っちゃいました^^

レーンチェンジのトレーニングが終了したら、続いて私たちのグループは、ここでランチタイム。皆でまたクリスタルルームに戻り、ランチです。

ドライビング・アカデミー(初級編) @FSW P2駐車場

ランチを食べ終わり、かなり良い感じに眠たくなったところで…私たちのCグループは、ここから約1時間の座学!んーーー、それはもう、完全にお昼寝コースじゃないの~!!!

まずはP2駐車場に移動し、そこにある建物の中でインストラクターの方々から、ドライビングについての講義を受けます。

ランチを食べ終わった直後は眠たくてしかたなく「このまま座学だと絶対に寝ちゃう!」って、P2駐車場に行く前までは思っていたのですが、いざ、建物に到着し、インストラクターさんたちによるドライビングについての講義が始まると「なるほど、なるほど」ってなって、眠気なんて全然出てきませんでした^^ 楽しかったです!

この時、学ばさせて頂いたことで、私のなかで「やっとわかった!」ってなったことがあったので、またそれは今後、別途書かせて頂こうと思います。

同じ「ドライビングスクール」にしても、ここはやはり「ポルシェの」ドライビングスクールなので、ポルシェ特有の性能について教えてもらえるのが、非常にありがたく、興味深く、勉強になりました。

ウェット定常円旋回 @FSW P2駐車場

最後に全員で行うサーキット走行前の、駐車場で行うこの日のトレーニングは、こちらのウェット路面での定常円旋回で最後となります。

砂子塾でやらせて頂いた時は『オーバルコースでオーバーステアを出し、それにカウンターをあててコントロールする』という練習をしました。

しかしながら、今回のポルシェではオーバルではなく、定常円旋回であり『1速固定で、まずはハンドルを切る角度を決め、ハンドルをきる角度を確定したら、あとはそこからアクセルワークで、少しずつ加速していく(=ハンドルは固定)。その後、速度がそこそこあがり、タイヤがグリップしてきたというポイントで、一気にアクセルオフし、車が滑ることを体験する』というものでした。

何度かやらせて頂き、何度かはちょっと滑ったのですが、砂子塾でカウンターあてる練習をしていたこともあり、車が滑った!って思った瞬間、つい無意識でカウンターをあててしまう自分にびっくり(笑)。学んだことって、本当に実践できるものなのだな~とこの時、改めて実感です。

「カウンター当てちゃいましたね!次はカウンターあてないでね」と言われ、なんとか滑ったままにしたいと思っていたのですが、そもそもが、なかなか車を滑らせることが出来ませんでした。「もっと速度あげてみましょうか~」ってなって、時速50km+くらいまで出しても、そんなに滑らず…。

その速度で、ハンドル固定でくるくるまわっていると…そう、目がまわりました(笑)。くらくらくら。何度も反対周りしながら、なんとかまわり続ける^^ (動画もあるのですが、動画を見るだけで目がまわりそうなので、のせるのはやめておきます(笑))

それで…。私のあとに走られていた方もなかなか滑らすことが出来ず、最初は「路面の水が乾いてきたからでしょうね」なんて、路面状況を言い訳にしていたのですが^^、再度びちょびちょにしてもらっても、あまり滑らず。

結論(言い訳?)としては、私も、次の方もリアタイヤを交換したばかりだったから「タイヤが良かったから滑りづらかったのだ」ということになりました。いや、そういうことにしておきました(笑)。あとはGT3の方とかだと、やはりそれはそれでなかなか滑らすことが出来なさそうでした。

これだけ強引にやっても、なかなか滑らないポルシェって、ある意味、相当凄いです^^

これにて、駐車場を使ってのトレーニングたちは終了です。いや~、色々とまた学ぶことがあり、そして、ポルシェの性能を色々と実際に実感することが出来て、とっても楽しかったです!

さらには、ホント、今回は991後期型の黒カレラさんが多く、もう、そんなカレラさんたちが並ぶ光景を見ているだけでも、幸せでした。

あ、そうそう。定常円旋回を走り終わったあとに、また定位置に戻ってきて車をとめて降りたところ…タイヤが焼けた香りがすご~くしてきたので「おお。これは私のカレラさんのタイヤでは??」って思って、思わずタイヤの香りを確認。

実際、かなりタイヤの焼けた香りがしていて「おーーー」って、1人こっそり、タイヤの香りを楽しんでいたら…。インストラクターさんに見られていて「どうしました?」と言われ。

「あ、いや、タイヤの香りがするな、と」と答えたら「好きなのですか?」と言われたので、言わなきゃいいのに、思わず「タイヤもいいですけど、より好きなのはエンジンの熱の香りですね!」と即答してしまったら、インストラクターさんってば、めちゃめちゃ爽やかに、さらりと「おおー。なかなかの変態ですね!」って(笑)。

爽やかすぎました…が、変態認定された^^

こうして、とっても楽しく、実りあるトレーニングたちが終了しました。あとは最後の富士スピードウェイ、本コースのサーキット先導走行を残すのみです。

こちらはまた、別途書きたいと思います。長くてすみません~!この興奮を記録に残したい思いもあり^^

またまた、サーキット走行についてに、続きます。お付き合い頂けたら嬉しいです。

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