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Porsche: ポルシェ ◆私の愛する黒カレラ (991.2) ◆PTX (ポルシェトラックエクスペリエンス)

PTE:ポルシェトラックエクスペリエンス 【Precision】サーキット走行

投稿日:2019年6月15日 更新日:

富士スピードウェイ本コースをポルシェ911で走る

2019年6月11日に富士スピードウェイにて開催された、ポルシェトラックエクスペリエンスのプレシジョンプログラム。

富士スピードウェイのいくつかの駐車場スペースを使って行われる色々なトレーニングの最後をしめくくるのが、そう『富士スピードウェイの本コースのサーキット先導走行』です。

過去、何度か助手席に乗ってでは、FSWの本コースを走らせて頂いたことはあるのですが、自分で運転して走ったことは、まだ1度もありませんでした。

しかも、パレードランとかではなく、先導走行とはいえ、一応普通にサーキット走行させて頂けるわけです。

そう、今までまだ私は、FSWだけでなく「サーキット」自体、どこのものでも自分で走ったことはなかったのです。

それが今回、このPTEのプログラムのおかげで、自分の運転による、初めてのサーキット走行を体験することが出来ました。人生、生まれて初めてのサーキット走行が

『ポルシェ911で、富士スピードウェイの本コース』

だなんて、本当に贅沢すぎる環境で、なんだかもう、本当に様々な人、様々な状況、様々なことに感謝です。本当に幸せすぎです(感涙)。誰に何を伝えたら良いのかも、もうわかりませんが、様々なことに、ありがとうございます^^

先導走行はセーフティラインで

というわけで、前にインストラクターの方が先導して走って下さるのについていく形の、先導走行をさせて頂きました。

今回、先導して下さるインストラクターが走られるのは「セーフティライン」と呼ばれる、実際のレースで攻めこむ本気の走行ライン(レーシングライン)ではなく、安全に、そしてわかりやすい走行ライン。

出発前、それぞれの先導カーの後ろにつき、準備をして車内で待ちます。ちなみに今回の先導走行は、インストラクターの先導車1台に対し、それについていく車が5台という体制です。

ホームストレート上で、先導車についていく順番の入れ換えを(走りながら)行うことで、後続の5台、すべての人が必ずインストラクターのすぐ後ろを走行する体験が出来るようになっていました。

初めてのサーキット走行を目前に、ドキドキしながら、ふと目線をあげると、そこにはまたしても私の大好きな光景が!!

そうです、サーキット走行前にインストラクターの方々が集まって最終打ち合わせ的な?んーー。カッコイイな~!!…な~んて、インストラクターの方々が集まっているのを「カッコイイ!」なんて惚れ惚れと見つめていられたわけですから、サーキット走行前に変なネガティブ、マイナスの緊張感は、まったくなかったものと思われます(笑)。

サーキット走行での先導車はこちら↓。うーん、ワクワクする!!

それにしても、ヘルメットをかぶると真下が見えないので、何を見るわけではないのですが「いつもは普通に視界に入ってきている部分が見えない」ということに、最初少し不安を感じたかな?いや、運転中に自分のおなかとかを見る必要はないので、実際にはまったく関係ないので、問題ないのですが(笑)。慣れていないだけですね~。

いよいよ、富士スピードウェイ 本コースへ

いよいよ、スタートです。「PORSCHE」の文字が待ち構えてくれています。ここを自分で、自分の車で通る日が来るなんて。

わ~!!入っちゃった!!ついに、入っちゃった~!!もうテンションあがる、あがる^^

もうね、911に「来ちゃったね!いよいよだね!FSWだよ、Here we go, baby!」みたいな、もう1人車内で変な人MAX。ぶつぶつ911に語りかけながら「ヘルメットしてると、話すのも大変だね!」なんてことも語ったり。あーもう完全に変な人(笑)。

本当にもう、なんていうのかな、楽しみでしかたがないドキドキ感でいっぱいです。

あ、Aパドックで飾られていた、サッカー選手・南野拓実さんデザインの「#MinaminoCayman」もいらっしゃいました!↓

私の最初の1本目の走行は、大変ありがたいことに先導車の真後ろについて走らせて頂ける位置だったので、いきなりインストラクターの方の走りを目の前で見て、走り始めることが出来ました。

ついに、ついに、ついに。サーキットに出て行きます。走り始めます~!!

といっても、実は何気に1番覚えていないのが、この1本目の走行(笑)。たぶん、まずは後続の方にインストラクターの方のラインやブレーキングをちゃんと伝えていかなければ!って思うことの方集中してしまい、とにかく前と同じよう、同じようにすること、皆さまにご迷惑をかけないように走れるようにすること…など、色々気を使うことの緊張から、全然余裕がなかった~(笑)。

それでも、このあと何度か順番を入れ替え、何本も走らせてもらっていくうちに、最初の緊張はなくなり「ここはこのラインで走る」とか「ここでブレーキ踏む」とかがわかってきたので、もっと余裕を持って「走ることを楽しむ」ことが出来るようになりました。

そうなると、もう、本当に…『たーーーのーーーしーーーいーーー!!!!!』!!!

もう、本当に、めちゃめちゃ最高でした。いやいや、もうそれは、普段サーキットを走られている方からしたら「そんな走り方でも楽しかったの?」と、きっと思われてしまうような、ヘロヘロ走りだったとは思うのですが(笑)、それでも、私の中では、公道では走ることのできない、サーキットでしか味わうことが出来ない、楽しい走行が出来ました。

ぜんっぜん、わかっていないのは百も承知ですが、こんなド素人の私が感じたことなので、思うがままに書かせて下さい~。

FSWの第1コーナー~コカ・コーラコーナーが1番好きかも

もうね、もうね、とにかく私が1番楽しいと感じたのは、このストレートからの第1コーナーである、TGRコーナーからのたちあがりのところでした↓

ホームストレートで最大に加速しているところから、一気にフルブレーキ、そして驚いたのが、私だったらきっと「第1コーナーはブレーキを踏みながら曲がってしまう」と思うのですが、それはもう全然違って、ストレートの加速から一気にフルブレーキで減速、コーナーに入る前にはもうブレーキオフ。なーるほど~!!!(※セーフティラインでの走行だからかもしれません)

確かに、そうでなければいわゆるクリッピングポイントと言われるところからアクセル全開では走れません。そりゃーそうだーーー。…って、いちいち、感動して走る私(笑)。

で、このストレートからのブレーキング、コーナーに入る前にはブレーキオフして、コーナー途中から加速開始、「いける!」って思ったところから、本当にもう、感動的なエンジン音を聞きながらの、アクセル全開で一気に100キロ+の加速で、次のコーナーに向けて立ち上がっていく…。

もう、この一連の流れが大好きになりました。これが本当に楽しかった。なにこの楽しさ!!!

もう、この第1コーナーから第2コーナーにかけてを全開で抜けて(残念ながら前の車がいる為、全部全開に出来ないこともありましたが…)、また、第3コーナー(コカ・コーラコーナー)で減速して曲がる。

あ~。サーキットって、楽しい~!!!

いやいや、もう先導して頂いているので、それについていくだけで良いという条件だからこそ、こんな私でも楽しいと思って走らせて頂いているわけですが、もう、こんなにも楽しいとは、本当に驚きでした。助手席にいた時には、こんな感動なかった。

ポルシェ911カレラの、初めて聞くエンジン音とブリッピングサウンド

サーキットで助手席に乗っているのと、運転しているのは、違う!全然違います。

そして、ポルシェ911カレラ、いつも私が知っているカレラさんではなかった。「すごい、カッコイイ!かっこよすぎる!」って思って、(←自分の車のことですが(笑))、「こんなに凄いの、カレラさん!!!!!!」って、もう感動。今までに、聞いたことのない音でした。

加速する時の音も、もちろん最高なのですが、それ以上に感動したのが、コーナーに向けて高速からフルブレーキした時に、物凄いブリッピングサウンドがしたのです。こんなの、今まで911からは聞いたことない!!!初めて聞く、自分の911の物凄く素敵な、超最高なブリッピングサウンドでした。

この音が聞きたくて、コーナー前に高速からフルブレーキかけていくことにもう心奪われました^^

本当にもう、最高すぎるのです。加速→ブレーキでブリッピング音聞きながら、続いて、アクセル全開でエンジン音聞きながら立ち上がる…って、何もう、このずっと『最高!!』の繰り返し。それがサーキット!!!(じゃないのかな(笑)?)。

あーもう、死んじゃいそう。思い出すだけで、大興奮です。もう、ポルシェ911の凄さを実感しました。実感なんていう言葉じゃ表現しきれないくらい、ポルシェ911の凄さを感じました。かっこよすぎる。素敵すぎる。

自分の車なのに、本当に、なんていうか、好きすぎてたまらない。こんな素敵な車だったなんて。知ってはいたけれど、知らなかった。もう、愛です。愛。あーー苦しいくらい好き。また、あの素敵な音を聞きたい。

こちらは、アドバンコーナーを曲がって、加速してくところ↓ いつもは外の芝生とかから眺めていたアドバンコーナーを、自分で走行ラインを考えながら、走って、またコーナーからの立ち上がりを「いえ~い!」って踏み込んで走っているなんて、本当にちょっと前の自分からは考えられないことです^^

ダンロップコーナーに入る手前、このダンロップ看板のところまではかなりの加速でつっこんでいって、看板あたりでフルブレーキするのが楽しかった~↓

以前、砂子さんも、今回のポルシェのインストラクターの方も、今回PTEで行ったようなトレーニングの1つ1つをきちんと出来るようになっていくことで、はじめてサーキットでもちゃんと走ることが出来るようになる、みたいなことをおっしゃっていました。

それを聞いていた時は、漠然と「まあ、基礎を1つ1つ固めていった方が、それは良いことだろうな」っていうくらいに、あまり実は何がどうサーキット走行に役立つのかわからずに聞いていた私(ごめんなさい…あまり現実的には理解できていませんでした)。

でも、今回、初めてサーキット走行をしてみて、走りながら、私なりに悟りました^^

「あ!!わかった!!今まで練習したことが、なぜサーキット走行に役立つのかが!!」。

そうなのです。今回、このダンロップコーナーのところや、第1コーナーでのブレーキングも、公道でちょこちょこ踏んでいるようなブレーキングではまったく無理なわけで、この日、最初に(目的はABSを効かせてもハンドルを曲げて危険回避できるということを体験することではあったものの)、ブレーキングの練習で、思いっきりフルブレーキをする体験をさせて頂いたことで「これだけの加速からも、これだけ踏めば減速してくれる」ということも理解できていれば、フルブレーキすることを躊躇せず、がっつり踏んでいけたわけで、逆にそれが面白いくらい。

そして、ダンロップコーナーや、GR Supraコーナーと言われるところかな?では、『アクセルをオフにすることでフロント荷重をかけて効率良く曲がる』ということを理解し、利用することの重要さを感じました。「あああ、これか!!」って。

曲がっていく時に、ブレーキで曲がるのではなく、アクセルオフすることで効率良くコーナーを曲がっていく…いや~、私にそれが出来たわけではありませんが、「確かに、フロント荷重を使って効率良くまがる」とかの感覚がもっとわかっていて、そういう走行が出来るようになっていたら、サーキットでの走行で、それはもう、走りがまた全然変わるだろうな、と思ったのです。

そしてもちろん、クリッピングポイントというのをどこに持っていくか、を考えて走るのと、考えないで走るのは全然違うし、考えたからといって、すぐに実践できるわけではないので、そういうことが練習の成果につながっていくんだな、と。

まだまだ、私がわかった気になっているのは、底辺中の底辺あたりの理解なのだと思います^^ でも、それでも、感動することばかりでした。

すごい。トレーニングの1つ1つに無駄はありません。いや、それはそうなのですが(笑)、そのことを本当に心から実感できたサーキット走行となりました。

あ~ついつい、書きながら色々と思い出して、感動・興奮してしまいました(笑)。1人だけ熱くなっていて、すみません…。「生まれて初めて、ポルシェ911でサーキット走行をした女性の感想」として、「へ~」っていうくらいに見て頂けたら嬉しいです^^

そして、いまではもうガンガンにサーキット走行されている方、プロの方なども、1番最初には「初めてサーキットを走った日」があったはず。その時の感動って、皆さんそれぞれにあると思います。

今回は、あとからみたら「なんて低レベルなことを書いていたんだろう」って恥ずかしくなるかもしれない私ですが、今のこの、初めて走った時の感動を残しておきたいので、思ったことをありのままに書かせて頂きました^^

まだまだ1人でサーキットを走る日のことなんて考えることは出来ませんが、またいつの日か、今度は、今回よりもさらにもうちょっと速い速度での先導走行をさせて頂けたら嬉しいなと思います。

その日が来るまで、またドライブレッスンに参加できるチャンスがあれば参加したりしながら、普段の一般道での運転では安全に「普段使いも出来るカレラ」の一面を楽しみたいと思います。

ポルシェ911の素晴らしさを、心の底から知ることが出来た、最高の富士スピードウェイサーキット走行でした!!!

ポルシェ911に出会えて、本当に私は幸せです。

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