影山正美さんのドライビングレッスンに4回目の参加
1か月くらい前のお話になりますが、2023年から年2回くらいのペースで参加させて頂いているプロドライバー影山正美さんによるドライビングレッスン『マサミミーティング』に参加させて頂いてきました。
もちろん参加車両は毎回のごとく私の最も愛する黒カレラ(991.2ベースモデルカレラ)。
スポーツクロノもついていないのでスポーツプラスモードにすることも出来ないこのモデルでなぜいつもドライビングレッスン(サーキット走行)をするのかというと、それはやっぱりこの車が好きだから。
この黒カレラで速くなりたい、この黒カレラのことをもっと知ってわかりあいたい(←車と^^)と思ったことがドライビングレッスンを受けることになった最初のきっかけであり、目的であるので。
今だに大好きすぎて眺めていると好きすぎてたまらなくなっちゃうポルシェです。
さて今回のマサミミーティング参加は新品のタイヤでの参加となりました。
こちらのタイヤはマサミミーティングに年2回以上参加することで抽選に参加する資格が頂けるという「ヨコハマタイヤが当たる抽選会」で当てて頂いたもの。
私が当選したのは「タイヤ2本」でしたので、黒カレラのリアタイヤ2本を頂き、フロントタイヤは購入して4本ともばっちり新品に替えての参加となりました(タイヤ交換後100㎞は走ってきてねと言われましたので、ちゃんと走ってから行きましたよ~)。
この日のレッスンもまた朝の座学からスタートです。こちらの過去記事もご参照頂けたら幸いです:
◆Third time participating in the Masami Meeting: Tsukuba Circuit TC1000
◆Driving school: Second Tsukuba TC1000 run by participating in Masami Meeting
◆Participated in Masami Meeting, a driving school hosted by Masami Kageyama
みっちりと座学でまた色々と教えて頂き、改めて色々と思い出し(すぐ忘れる)、いつものごとく「熱く語って頂いたあとは、言われたことを自分も出来る気満々になっている状態(笑)」で午前の走行練習スタートです。
午前中は筑波サーキットのジムカーナ場での練習となります。
で、これもまた相変わらず「出来る気になっていたけれど、走ってみたらやっぱり出来ない」と撃沈するわけですが、それでも前々回、そして前回よりも理解度は自分なりにあがっていると思うし、絶対に少しずつ良い方に変わっているはず。
…と信じたい(笑)。
それでもやっぱり毎回注意される内容は同じ様なポイントばかりなので、少しずつわかってはきているものの客観的に見てもらうと全然まだまだなんだろな。
どうしても視点が近くなるし、気づけばついクリップポイントを気にしすぎてそこに早くから近づこうとしちゃってる自分がいる。
まあ、まだ向上の余地が沢山あるとポジティブに理解し、今後も引き続き頑張っていきたいと思います^^
マサミミーティングでは午前中のレッスン前にステアリングの位置(どこでどこまでちゃんと切れているか等)の確認が外からでもわかりやすいように、12時の位置に黄色のテープを貼ってくださいます。
この日、午前中の走行を終わらせてふとそのテープを見ると…なんじゃこりゃ。
あまりにステアリング操作にあたふたしていたことがわかってしまう、秘儀テープ丸め(笑)。こんなくるくるになるなんてある??↓
この日は「うりゃーここで大舵(だいだ)!」とか気合いれてやりつつ「まだ大舵じゃなーい」「いや、まだ足りてない!」とかあたふたしまくっていたことが、こんなところにダメダメな結果として出てバレてる。ふふふ。
After the morning program, it's time for lunch.
その休憩時間にふとスタッフさんのお車(かな?)を見ると、そこには立派なカマキリが。
カマキリなんて都内ではもうなかなか遭遇することがないので、何年ぶりかわからないカマキリさんとの遭遇に感動しちゃいました。
カマキリって凄い立派。そしてめちゃめちゃ怖かった…。
近づいて見ている時にふとカマキリが振り向いて目が合うと、その瞬間「おりゃっ」ってこっちに向かってきそうになる。
そのたびに「うわぁ」と飛びのいていたのですが、それでもついつい見入っちゃうような生命体でした。
カマキリ見学をしたあとはお弁当タイムです。
いつものことながら、お子様ランチに出てくるおかず全部入りみたいなお弁当(笑)。
TC1000での目標タイムは43秒台
午後の部は筑波サーキットのTC1000へ移動。
TC1000を走るのはこれで4回目となります。今までの自己最高のタイムは『44.005』。
あと0.006秒速ければ43秒台だったのに!という0.006秒のタイムに泣いた自己記録です。
このタイムはTC1000を走られている方々の中で速いタイムというわけではありませんので毎回タイムを公表していくのも恥ずかしいですが(笑)、まあ見栄を張ってもしかたないので少しずつでも私なりに向上していくかもしれないタイムを見て頂けたら幸いです^^
現在の自己ベストを出していたのが第2回目の走行で、前回の第3回目の走行時はなんだか最初からやたら「びびって」しまっている自分もいて、結果もあまりよくありませんでした(44.638)。
今回はありがたいことに「びびってしまう」という感情もなく「よーし、今日はわたわたしないで落ち着いてゆっくり1つ1つ丁寧に走っていこう」と思えました。
まあ、そうはいいつつ結局はワタワタしているのですけれどね(笑)。
今回もTC1000を走ることが出来るチャンスは3セット(1回15分)。
最初の2回の走行は楽しく走ることは出来ていながらもタイムにはつながらずだったのですが、しかし。
ここで奇跡が。
2回目の走行のあと、影山正美さんによる同乗走行(影山さんが黒カレラを運転して下さる)がありました。毎回、どなたに乗って頂く時もひたすらその運転から盗めるものは盗もうと思っているわけです、あ、え?ああ、盗むじゃなくて学べるものは学ぶか^^
それでも毎回そんなプロの方からすぐに何か学び取れるほどの実力はもちろんないのですが、でも!
今回はさすがに4回目ということもあってか「あ、ここで正美さんはそんな風に入っていくの」とか「このストレートは私は全部全開するためにストレートの距離を可能な限り多くとろうとしすぎていた」とかの色々な気づきがありました。
さらにはそのあとの今までまったく理解することが出来なかったコーナー部分については、たぶん「教える」とも意図せず「はい、こうこう、こうね~」って正美さんが運転されながら軽く言われたことがあって…でもそれが私にはめちゃめちゃ響いたのです。
この同乗走行のあと、自分で走ってみて実際に「ここはこんな感じのラインだった」「ここは、こうこう、こうね~って感じだった」って、自分なりに可能なかぎり覚えていることを実践してみたところ…。
出たのですよ、目標の43秒台!!号泣案件!嬉しすぎる。
しかも、そのベストタイムは『43.498』.
私にとってはかなりのタイム更新です。感動すぎる。以前よりも全然「おりゃ~!」って走っていないのに。
いつもより落ち着いて走ってタイムが速くなるなんて、これこそが自分で求めていたもの。いや、まだ全然ですが、私の中での成長ということで^^
そしてこの43秒台というタイム、こちら見て下さいよ~(誰に言ってる)。
なんとですよ、いきなり3回目の走行枠からは一気に43秒台が何度も出るようになったのです。まぐれの43秒台ではなくて。たぶん。
この日の自分の中での気づきは本当に大きなものでした。
この日の同乗走行ではもちろんTC1000のすべてのポイント全部を理解・記憶することは不可能であったため、まずは第1コーナーから第2コーナー、そしてヘアピン後のくねくねしたところまでを必死に覚えて自分なりに頑張ってみたわけです。
それでタイムがこんなに縮まった。
ということは。
次回はそのあとの最終複合コーナーからの最終コーナーを必死に覚えて、そこに今回学んだこととあわせればさらに1秒のタイム短縮が可能かも??と、さっそく夢みたのでした。単純なので(笑)。
タイヤの空気圧調整を1人で出来るようになることが次の目標の1つ
あともう1つ、タイム以前に自分の中で「出来るようにならなければ」と思ったことがタイヤの空気圧調整。
これ、お恥ずかしながら今まで私、自分1人でやったことがなかったのです。必ず夫に一緒にやってもらっていたり、ポルシェセンターでやって頂いたり。
そして今回タイヤ交換をした直後であったことから、タイヤ交換後にまだきちんとあっていなかった空気圧を「まあ、慣らしで100キロ走ったあとでサーキット前に調整すればいいや」と思っていて、結局そのまま調整する時間なくこの日筑波に来てしまったのです。
最初、左前のタイヤの空気圧だけがやたら高かったので、それはこの日参加されていたポルシェ乗りの方にお願いをして午前中の練習の待ち時間に少し下げて頂いたのですが(ありがとうございます^^)、そのあとサーキット走行中にまでご迷惑をおかけするわけにもいかず、今回はこのすんごい空気圧のまま走行することにしました↓
走り始めてからの空気圧は結構な数字。これ911に乗られている方はおわかりになるかと思いますが、普通に公道を走る時用の規定圧よりも圧倒的に高い数値。
この空気圧を見ながら「次回までに自分で空気圧調整出来るようにする!そして空気圧があがったらちゃんと少しさげて走ってみる」と誓ったのでした。
というわけで、次回は「ちゃんと空気圧が上がりすぎたら下げる」ということと「TC1000の後半半分をさらに学んで丁寧に走る」とすることで、あと1秒はタイムを縮められるのではと想定し次からの私の目標はTC1000で「42秒台を出すこと」にしたいと思います。
以前、影山さんが私の黒カレラで出してくれたタイムが『42.293』でしたので、黒カレラ自体には42秒台を出すポテンシャルはあるということが証明されています。
※もちろん影山さんが私に教えながらではなく、お1人だけの乗車で本気で黒カレラを走らせたらもっともっと速いタイムを出されることはわかっています。ただ、この数値は私でも頑張れば出せるタイムであるはずという指標にさせて頂いているということです^^
この日も黒カレラとのとても楽しい時間をすごすことが出来ました。
サーキットを走る黒カレラの音、本当に大好きなのです。本当にカッコいい。
自分で自分の車のことを言うのもなんですが、でも本当に走るたびに大好きがとまらなくなります。
私にとっては最高のポルシェです。幸せ。
余談ですが、この日は自宅に帰ってから夜な夜なお酒を飲み、完全なる酔っ払いとなった私は唐突にTC1000の図を描きだし「ここをね、今までこうだと思っていたんだけど、そうじゃなくてこうだったの」「で、ここはこうやって、こうって言われてやったら、そうだった!!」と、酔っ払い全開で夫にからんでいたのでした(笑)。
めちゃ酔っ払いが語ってる図(そして学んだ前半部分しか語れていない(笑))↓
勝手にTC1000を走って楽しんで帰ってきて、挙句の果てには酔っ払いトークで自分なりのTC1000の走り方で理解したことを聞かされる夫。申し訳ない(笑)。
そんなことを受け入れてくれる夫にも感謝で、色々含め幸せです^^
まだまだ黒カレラと楽しんでいきたいと思います。
今回もまたマサミミーティングの優しいスタッフの皆様、ヨコハマタイヤの方、ご一緒させて頂きました参加者の皆様、インストラクターの竹内浩典さん、そして同乗走行ではオヤジギャグまで出てきた影山正美さん(どういう紹介の仕方(笑))、1日とても有意義で楽しい時間をありがとうございました^^
楽しかった~!!
Masami Meeting Official Website:Masami Kageyama Driving School: Masami Meeting
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