ライプツィヒ工場で100万台目のマカンがラインオフ
2025年7月16日にポルシェのマカンが、その生産工場であるライプツィヒ工場にて累計生産台数100万台に到達したとの発表がありました。

マカンは2013年からライプツィヒ工場にて生産されていて、昨年2024年度には82,795台が納車されていたポルシェの中の人気モデル。
マカンは2013~2025年の12年で100万台突破となったわけですが、これはなんとポルシェ史上最速での販売台数であったとのことです。

ポルシェを代表するモデルである911は半世紀以上かけて2017年に100万台を達成。
さらにマカンと同じくSUVモデルであるカイエンは18年目に100万台を達成。
それを考えるとマカンの12年での100万台達成はなかなかの早さだということがわかりますね。
2024年からはフル電気自動車である第2世代のマカンが量産開始もされていて、ライプツィヒ工場は現在ボディショップとアクスル生産設備を増設、そしてさらにまだまだ拡張中とのこと。
工場では内燃機関、ハイブリッド、電気自動車の3種類のパワートレイン搭載の車両たちを高い柔軟性と単一の生産ラインで生産できるようになっています。

100万台目のマカンはフローズンブルーメタリックのEVマカン4
100万台目となったマカンは408馬力(hp)で航続距離612kmのフル電気自動車のマカン4。
対応する800ボルトDC充電ポイントで、270kWの充電容量によりバッテリーは約21分で10%から80%まで充電可能。

オーナーさんは62歳の起業家であるStefan Schmidt氏という方で、マカン4EVのボディカラーはフローズンブルーメタリック。

装備のハイライトとしては、ブラックとクレヨンのツートンレザーインテリア、それにアダプティブスポーツシート、ヒーター付きGTスポーツレザーステアリング、AR技術を備えたヘッドアップディスプレイ、パノラミックルーフなども。

お車はポルシェ・エクスペリエンスセンター・ライプツィヒにてオーナー様へと引き渡されたそうで、オーナー様は車が納車されたあと施設内のサーキットで同じ電気マカン4の試乗もされたとのこと。
※ポルシェエクスペリエンスセンター・ライプツィヒはこのライプツィヒ工場の敷地内に併設。

ライプツィヒのポルシェエクスペリエンスセンターでの新車受け取りには同一モデルを同日に試乗することが出来ることが含まれるそうです。
日本でもポルシェを新車購入すると今ではポルシェエクスペリエンスセンター東京での購入車と同一モデルの無料試乗招待券を頂くことが出来ますので、これをPEC東京納車日に利用するのと同じことになりますね^^

購入したポルシェモデルと同一なものでポルシェエクスペリエンスセンター内を走行してみることで、まさにこれから連れて帰る自分の車がどのようなものなのかをいち早く知ることが出来てとても良いと思います。
100台目のマカンも生産されたライプツィヒ工場、2002年にスタートしてから今では約5,000人の従業員の方が勤務され、マカンとパナメーラを生産されていて、2017年まではカイエンSUVもここでの生産となっていました。

あとは2003~2006年にかけてはカレラGTもここライプツィヒ工場で作られていましたね^^
2021年には『Lean and Green Management Award』、そして2023年には『Factory of the Year』なども受賞されている工場で、まだまだこれからも沢山のポルシェがここからも生み出されることになるのかと思います。

マカン100万台目、おめでとうございます~^^
Source:
◆(公式)Production milestone: One millionth Macan rolls off the line in Leipzig
◆Porsche Macan Is Now the Fastest-Selling Porsche Ever — Here’s Why It Matters
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