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Porsche: ポルシェ

ポルシェのホイール・センターキャップにあるクレストマークの方向には決まりがある

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ホイールのセンターキャップにあるポルシェクレスト(ロゴマーク)の向き

んんん、またしても私のポルシェに関する無知度合いを世間様にお披露目してしまう、今回の内容。

私が毎回色々と書いている内容に対して、「そんなことも知らなかったの!」と思われる皆さま、「まったくこれだからポルシェ初心者はしょうがないな~」と暖かい目で見て頂けたら嬉しいです^^

私、もともと学生時代から車は好きでしたが、かといって知識があるわけではなく、今から2年ちょっと前?くらいまでは、ポルシェを見ても「あ、これはポルシェだな」っていうことがわかるくらいだけ…のレベルでした。

それ以上のことはあまりわかっていなかったので、ポルシェ911についても、996とか997とか、もっといえば自分が持っている991でさえ、前期型があるとか、後期型があるとか、またそれらの違いでさえも、ほぼわかっていないくらいの、超ポルシェ初心者だったのです。

言ってみれば「ポルシェのこと、全然知らなかった」。

そんな私がポルシェ991.2カレラと出会い、ポルシェ911との恋にどっぷり堕ちてしまってから、ここ2~3年で頭の中がポルシェだらけに洗脳されてしまい、現在の「ポルシェが大好きな私」が出来上がっています^^

いや~、ポルシェが我が家に来る直前くらいでも、まだまだ夫から

「991にも前期と後期があって、Rikaちゃんのは後期だから、例えば、デザインを見ても、うしろの線が横じゃなくてタテなんだよ」

とか、めちゃめちゃわかりやすいポイントを聞いても「ふーん?」なんて、全然わかっていなかった頃が懐かしい(笑)。

でもとにかく、私はもう、線がヨコでもタテでも、そこから、この991後期のポルシェ911の、そのすべてが「なに、このかっこよさ!!」となってしまい、もうこのカレラ以外のことが考えられなくなったのでした。

あああ、今みてもやっぱりカッコイイ(あ、すみません…(笑))。

というわけで、まだまだポルシェに関して学ぶことだらけの私が、今回初めて知ったのは、ポルシェのホイールのセンターキャップに取り付けられている『ポルシェのロゴマーク(クレスト)の向き』についてです。

…これ、今まで、特に何も考えたこともなかったことですし、まあ、特に理由もなく、適当につけられているのかと思っていました。

ポルシェ様、ごめんなさい

本当に申し訳ありません…。

ポルシェたるメーカーが、ホイールのセンターに輝くポルシェクレストマークの向きを、適当につけるなんてありえないですよね。そう、ありえなかったのです。

結論から書いてしまうと、ホイールのセンターキャップに描かれているポルシェ・クレスト(ポルシェのロゴマーク)は、必ずタイヤの『エアーバルブ』=本来はホイールロックを指す、ということだそうです。

※ホイールロックはエアーバルブの方向にあるということも決まっているらしいので、一般的にはエアーバルブの方向と言われているようです(ロックがない場合にも必ずバルブを指す)。

クレストの下のとがっている方がバルブ方向を指している、ということです。

…あ、やっぱり、これって常識?すみません。知らなかった私は、これを知った時、本当に感動しちゃいました^^

ショールームなどの展示用ポルシェのホイールセンターキャップの向き

では、見てみたいと思います。

こちら、ポルシェセンターに展示されていたボクスター。

タイヤをそれぞれ見てみると…。

クレストがきちんとした方向(ひっくり返ったりしていない)を向いていますね。

って、あれ?でも、エアバルブの方を指していないし!

…はい、そうなのです。こちらのポルシェセンター様、さすが。

そう、この車両はあくまでもお客様たちに見てもらうために「展示」されているものなので、こうしてバルブ位置関係なく「クレストをちゃんとした向きにして見た目を良くする」ことに重きをおかれているわけです。

こういう細かいこだわり、本当に好きです。

わかりやすいように、展示用の車のクレストが指している方向を黄色の矢印でつけてみました↓

通常のポルシェのホイールセンターキャップの向き

さて、では「展示用」ではなく、本来の「走行するポルシェ」のホイールでのクレスト方向がどうなっているかを確認してみたいと思います。

つまり、こちらがポルシェで決められているホイールセンターキャップの正しい向きとなります。

ポルシェセンターにて試乗させて頂いた新型ポルシェ911で確認してみます。

4つのタイヤをそれぞれ見てみると…。

おおお。わかります??

どちらもちゃんと、センターにあるクレストがエアーバルブの位置を差している!!

これ、レースの時に必ずこうしていることが由来だそう。

こうしておくことで、クレストをぱっと見るだけで、ホイールロック/バルブ位置がわかるので、それだけでも時短になるわけで。

いやー凄く細かいところまで考えられているんだな~と感動したのです^^ 確かにこれなら、1秒の無駄もなく、私でさえもパッと見てバルブの位置がわかります。

以下に画像でまとめてみます。

クレストの指す方向を黄色の矢印でつけてみましたが…そのクレストが指す先にはエアバルブがあることがわかります。

さきほどの「展示用仕様」では、こうはなっていませんでした。

こちらが「ポルシェがさだめている本来のクレストの正しい向き」というわけです。ははぁ~。なるほど。いや、もう感動。

ちなみに今回、私が読んだ海外の記事でも、(展示用ではなく、走行もするポルシェ車両が停まっている時に)撮影のためにクレストの位置をまっすぐにさせてもらっていたら、ポルシェの担当者が飛んできて「ちゃんと正しいクレスト方向があるんだよね!」と、すぐに元の通りに直したと書かれています。

ちなみに、ポルシェのコンフィギュレーターで表示されるポルシェたちも、この法則が適用されています。

ポルシェ・センターロックタイヤの場合のセンターキャップクレストの向き

さらには。

センターロックの場合はどうなのか?というと、センターロックの場合はこの法則は関係ないそうです。

実際、センターロックの場合、特にバルブの方向を向いていないことが多いのです。

「センターロックの場合はクレスト方向は関係ない」ことについて、どうしてなのかわからなかったので、ポルシェ関係の方にも聞いてみました。

そうしたら。

すっご~く丁寧に、色々と図解つきで教えてくださったのですが…ごめんなさい、その時には私では理解できませんでした(笑)。

でもとにかく、結論としては「センターロックの場合は、クレスト方向は関係ない」 (センターロックの場合、その仕様から、クレストの向きを必ずバルブ方向に合わせるということが大変)。

説明して下さった方、本当にごめんなさい。あの時は自分でも笑いが止まらないほど、理解できなかった(笑)。

でも!!

あまりに理解できず、そのままでは説明して下さった方にも申し訳なく、また自分自身でも納得がいかなかったので、後日色々と調べてみました。

実際にセンターロックの構造を目で見て、なんとなく理解することが出来て、やっと納得です。

ポルシェ911のセンターロックの構造(センターロックタイヤの交換)について以下に別途書きましたので、こちらもお時間あれば、是非どうぞ ^^↓

最後に…。ポルシェのコンフィギュレーターで、タイカンを見てみたのですが、やはりこちらのタイカンもちゃんと、クレストはバルブ方向を向いていました。

もう、今後はこの「センターキャップのクレストがバルブの方を向いているか」も気になっちゃうようになってしまった私です。

あああ、もうどんどんオタク化していく…^^

出典:Porsche Has A Very Specific Official Way Of Aligning The Crest On Its Wheels

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