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ポルシェがシンガービークルデザインに「それ使っちゃダメ」って

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シンガーのウェブサイトから消されたポルシェ

シンガービークルデザインが、2021年1月に発表し大変高い人気を得ていたと言われる『ACS』というモデル。ちなみにACSとはAll-terrain Competition Studyの略語。

こちらのお車です↓

それが、先週から唐突にシンガーのホームページやFacebookから消えてなくなったとのこと。つまりは削除されちゃったわけですね。

なぜこのACSが削除されたのかというと、その理由は本家ポルシェからお達しがあったからとのこと。

『PORSCHE』の商標権/著作権問題

ACSにはかなり大きくPORSCHEというロゴ文字が表示(ドアの下部はデカールではなく彫り込まれてるパーツに見えるし)されている為、ポルシェの法務部門からこのロゴ仕様についての問題が解決されるまでは、この車をメディアから削除するように、となったそうです。

ポルシェとしても、シンガーのような企業に口出しをすることはしたくなかったようではあるのです。

それでもやはり『PORSCHE』というロゴ(文字)がこれだけハッキリ描かれていると、顧客がこのモデルを見た時に「ポルシェ本家が出したモデルなのかなと混同する」といった事態が懸念されるわけで、ポルシェとしてはブランド名を保護する必要があったとのこと。

ポルシェとしては

『ポルシェが設計し、生産したものは明確かつ簡単に識別されるようにする責任がある。これはポルシェの名が入った小さなものから車本体まで全てに関して。よって、ポルシェの名前を付けることが出来るのはポルシェが作成したものか、または正式に直接ライセンス契約をしている商品のみ』

としていて、それはまったくもって正しいことだと私も思います。

少し話がそれちゃいますが、東京は汐留にある『The Momentum by Porsche (ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ)』というポルシェ公認のレストランは、世界で唯一「by Porsche」というポルシェの名前を入れて良いと許されているレストランだそう。

この公式にポルシェのレストランと名乗ることが出来ているのがいかに凄いことなのかを改めて感じます。なんといっても世界唯一。凄い。汐留。

こうやってブランドを守っていくことは絶対に重要だと思っています。

例え、ポルシェとシンガーの関係が良いもので、シンガーも悪意を持ってのロゴ利用ではないとしても、きちんとしておいた方が良いかと。

ちなみに、現時点においてシンガーからのコメントはまだ出されていないそうです。でもすぐにメディアから削除したことを考えても、シンガーも友好的に解決していきたいと思っているのだと思います。

今後、ACSのデザインがどうなるのかはわかりませんが、少なくとも今回こうして再度、海外のメディアたちでも沢山とりあげられたので、それはまあシンガーにとっては悪いことではなかったかもしれません…??なんて。どうかな^^

ちなみにACSはシンガーと、ポルシェラリーのエキスパートであるRichard Tuthill氏との共同プロジェクトで、ポルシェ959とポルシェ911サファリからインスピレーションを得たというモデル。

ベースは964型のポルシェで、3.6リッター水平対向6気筒エンジン、450馬力の四輪駆動。

出典:Exclusive: Porsche Not Happy With Singer Design’s ACS, Car Pulled Off Website

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