待ちに待っていたポルシェ911 GT3 S/C (スポーツカブリオレ)がついに2026年4月14日に発表されました^^
このモデルはポルシェがGT3として初めてフルオートのコンバーチブルトップを備えた911 GT3であり、ドライビングの楽しさを念頭に置いて設計されているモデルとのこと。

911 S/Tの軽量設計と、911 GT3のNA4.0リッター水平対向6気筒エンジンを組み合わせていて、375kW(510PS)と450Nmのトルクを出力。
外観も911 S/Tの特徴的なボンネットとドアがブラックのフロントウインドウフレームと組み合わされていて、ひと目でそれと分かる外観を実現。
トランスミッションは軽量なショートレシオのスポーティな6速マニュアル。
さらに特徴の1つとしては、現在の911シリーズのオープントップモデルの中で唯一本当に2人乗りとして設計されたオープントップ型モデルであるので、どうあがいても4座にはできません(笑)。

そういうところが2019年のスピードスターっぽくもあるものの、スピードスターとの大きな違いとしては「限定モデルではない」ということ。
991世代の911スピードスターよりも約30kg重たいだけの、車重1,497kgのGT3 S/C。ストリートスタイルパッケージとよばれるパッケージも新しく用意されています。
…では、発表時に公開された情報の詳細を以下に改めて見ていきたいと思います。
あー興奮^^(笑)!!!

運転の楽しさを最大限に高めるための徹底的な軽量設計
- 911 S/Tから引き継がれた軽量なボディコンポーネントは一見したところでも認識できる
- ボンネット、フロントフェンダー、ドアはカーボンファイバー製
- カーボンファイバー製のアンチロールバーとシアプレートも固定ルーフの911 S/Tから引き継がれている
- ブレーキとホイールはS/Tの軽量方式にも従っていて、塗装用の鉄製ブレーキよりも20kg以上軽量なPCCBが標準装備
- フロント20インチ、リア21インチのセンターロックホイールは911 S/Tから受け継がれている軽量なマグネシウム製

- これにより回転質量を約9kg削減
- 911 GT3 S/Cのフルオートマチック・カブリオレルーフにもマグネシウムが使用されている
- 軽量でコンパクトな40Ahのリチウムイオンバッテリーもこの車の軽量化に貢献していて、従来のバッテリーと比べて約4kgの軽量化を実現

スポーティで洗練された内装
- インテリアには軽量カーペットやカーボンファイバー製プルハンドル付きの軽量ドアパネルを採用、これらも911 S/Tから受け継がれたデザイン要素
- 911 GT3 S/Cは2シーターとして設計され、4方向調整式のスポーツシートプラスが標準装備
- 折りたたみ式バックレストとカーボンファイバー製シートシェルを備えた軽量スポーツバケットシートもオプションで用意されている
- 可倒式バケットシートには胸部エアバッグが内蔵されており、電動高さ調整と手動前後調整が可能
- 3段階のシートヒーターもオプションで選択可能
- インテリアは標準でブラックレザー仕上げ
- サンバイザーやAピラートリムにも同様の素材が使用されている
- GT3 S/Cのロゴはリアバルクヘッドトリム中央に刺繍
- シート中央部にはパンチングレザーが用いられる
- 911 S/Tと同様、ステアリングホイールもパンチングレザー仕上げ

- 現行の固定ルーフ911 GT3と同じく、911 GT3 S/Cはボタンではなくステアリング左側に配置されたロータリー式イグニッションスイッチで始動
- デジタルインストルメントクラスターは、明確に整理された表示と操作コンセプトでドライバーをサポート
- 「トラックスクリーン」表示モードではタコメーター左右のデジタル表示をタイヤ、オイル、冷却水、燃料といった必要最小限の情報のみに絞り込める
- タコメーターの左右に配置されたシフトライトが最適なシフトタイミングを知らせる
- 必要に応じて表示を回転させ、9,000rpmのレブリミットが12時位置に来るようにすることも可能
高回転のNAエンジンで510PSを発生
- 新型911 GT3 S/Cに搭載される自然吸気4.0リッターエンジンは、最新の排出ガス規制に適合するよう設計されており、2基のパティキュレートフィルターと4基の触媒コンバーターを備える
- こうした極めて高効率な排気ガス浄化システムを備えながらも、感情を揺さぶるサウンドを実現
- 特にルーフを開けた際にはその音響体験が一層高まる
- シリンダーヘッドは先代911 GT3と比べて改良され、911 GT3 RSから受け継がれたよりアグレッシブなカムシャフトにより高回転域でのレスポンスがさらに向上
- パワートレインにはフロー最適化された個別スロットルボディや、さらに改良されたオイルクーラーも採用

- フラット6エンジンは375kW(510PS)を発生
- 6速GTマニュアルトランスミッションは、911 S/Tおよび911 GT3と同様のスポーティなショートファイナルギア比が設定されている
- 新型911 GT3 S/Cは0-100km/hを3.9秒で達成
- 最高速度は313km/h

フルオートマチックのカブリオレトップにマグネシウム製リブを採用
- 911 GT3 S/Cは、その先祖にあたる911スピードスターのようなダブルバブル形状のリアカバーを採用していないため手動式ソフトトップの代わりに現行911シリーズのフルオートマチック軽量ルーフを搭載することが可能となった
- 革新的にマグネシウム製リブを使用することで、ファブリックルーフを閉じた状態でもクーペのようなルーフラインを実現
- ほぼ同一の輪郭を保ちながらファブリックルーフはフロントウインドウフレームからルーフ収納コンパートメントリッドまで優雅なアーチを描いて伸びる
- 布地の下に構造部材が露出することはなく、911特有の流れるようなフライラインのデザインを妨げる要素も存在しない
- これにより空力性能の面でも利点がもたらされる

- 特に軽量な油圧式ルーフアクチュエーターにより、ソフトトップは停止状態、または最高50km/hまでの走行中でも約12秒で開閉が可能
- 2本のフラットなリブに加え、フロントルーフフレームとリアウインドウフレームにもマグネシウムが使用されている
- 統合された電動ウインドディフレクターにより、高速走行時や気温の低い環境でも爽快なオープンドライブ体験が可能
- 電動ウインドディフレクターはボタン操作によりわずか2秒で展開、センターコンソールのスイッチで最高120km/hまでの速度域で開閉が可能

ひと目でそれと分かる外観
- ブラックのルーフに合わせてフロントウインドウフレームもブラックフィルム仕上げとなっており、911 GT3 S/Cに特徴的な外観を与えている
- サイドパネルの飛び石防止フィルムもマットブラック仕上げ
- マトリックスLEDヘッドライトはフロントのすべての灯火機能を統合しており、これにより従来フロントバンパーに配置されていた追加のライトユニットを省略することが可能となった
- その結果、エアインテークの面積を大幅に拡大できより整理されたデザインを実現

- コンバーチブル仕様の911としては初めて格納式リアスポイラーにガーニーフラップが装着されており、これは911 S/Tや911 GT3ツーリングパッケージにも採用されているもの
- フロントスポイラーリップとリアディフューザーは現行911 GT3から受け継がれている
ドライビングの楽しさを新たな次元へ引き上げる
- GTモデル部門責任者のAndreas Preuninger氏いわく:
- 「911スピードスターや718スパイダーRSで、ポルシェの高回転型自然吸気エンジンと、非常にダイナミックなシャシーセッティング、そして徹底した軽量化がどれほど見事に組み合わさり、ルーフのない真のドライバーズカーを生み出すかはすでに実証されてる」
- 「911 GT3 S/Cでは初めてオープントップの911にダブルウィッシュボーン式フロントアクスルを採用した。これに高いグリップ力を持つスポーツタイヤと軽量な車体が組み合わさることで、これまでオープンモデルではほとんど例のなかったレベルのワインディングロードでのドライビングプレジャーを実現している」

- 新型911 GT3 S/Cのシャシーセッティングは、911 GT3ツーリングパッケージと同様の内容となっている
- すべての911 GT3モデルと同じく、フロントに255/35 ZR20、リアに315/30 ZR21のタイヤが標準装備
個性的なビジュアルアイデンティティを際立たせるストリートスタイルパッケージ
- Porsche Exclusive Manufakturは新型911 GT3 S/C向けにオプションのストリートスタイルパッケージを用意
- フロントフェンダーの目を引くデコレーショングラフィックや、車体側面の「PORSCHE」ロゴはパイロレッド仕上げ
- ホイールは外装のアクセントカラーと調和するスレートグレーネオに塗装
- ビクトリーゴールド仕上げのブレーキキャリパーにはブラックの「PORSCHE」ロゴがあしらわれ、ホイールリムにはパイロレッドのアクセントストライプ
- フロントにはスモーク仕様のHDマトリックスヘッドライトとボディ同色のエアブレードが装備され、印象的なアクセントを演出

- インテリアでは、アダプティブスポーツシートプラスにポルシェクレストのアウトライン刺繍が施され、視覚的なアクセントに
- シート中央部には、スレートグレー、ガーズレッド、マグネシウムグレー、カラハリの4色で編み込まれたレザーが使用されている
- この精巧に仕上げられた素材はグローブボックスにも採用
- さらにインテリアの大部分はスレートグレーとガーズレッドのツートンレザーで仕上げられている
- コントラストの効いた装飾ステッチ、ドアハンドルループ、シートハンドル、シートベルトもすべてガーズレッドで統一

- ステアリングコラムトリム、シートコンソール、インナーシルトリム、ヒューズボックスカバーもレザー仕上げ
- エアベント(ルーバー部分を含む)にも同様にレザーが用いられている
- フロアマットにはレザーの縁取り
- サンバイザー、インテリアミラーコンソール、フロントウインドウフレーム、そしてコンバーチブルルーフのヘッドライナーにはパンチング加工が施されたスレートグレーのRace-Texを採用。
- 特別な視覚的・触覚的ハイライトとしてダーク仕上げのギアレバーにオープンポアの積層ウッド製シフトノブが組み合わされ、シフトパターンはパイロレッドで表示
- ギアレバー下部の「GT3 S/C」バッジ、ダッシュパネルのアクセントストリップ、助手席側に配置された「911」バッジも同様にパイロレッド仕上げ

- さらにPorsche Designはこのストリートスタイルパッケージにマッチするアクセサリーも展開している
リアキャビン用の軽量収納ボックス
- 911 GT3 S/C用のアクセサリーとして、リアスペースに追加の収納を提供する軽量ストレージボックスがポルシェショップから用意されている
- このボックスは重量わずか10kg、容量80リットルで外装はレザー仕上げ
- 上部にはロック可能な2つのフタが備わり、ファブリック製のループハンドル付き

- 車体構造に固定されたピンによって装着されるため取り付けは非常に簡単かつ迅速に行える
- トリムストリップや装飾ステッチ、ファブリックループハンドルのカラーは選択したインテリア仕様に合わせて個別にカスタマイズ可能
- またストリートスタイルパッケージに対応した仕様のストレージボックスも用意されている
腕元にも911 GT3 S/C
- 911 GT3 S/Cのオーナー限定でPorsche Designはスポーツカーのデザインとパフォーマンスを腕元に再現した特別なタイムピースを発表

- 「クロノグラフ 911 GT3 S/C」は高精度なCOSC認定のポルシェデザイン製キャリバーWERK 01.200を搭載、フライバック機能も備える
- ケースは超軽量チタン製で、オプションでブラックのチタンカーバイドコーティングも選択可能
- スポーツカーのデザインと現代的な時計製造技術を融合。

- イエローのアクセントと六角形パターンを取り入れたGT3テーマのダイヤルは車両のインストルメントパネルを反映したデザイン
- 巻き上げローターはマグネシウム鍛造ホイールがモチーフ
- ダイヤルのカラ―リングは、Paint to Sampleを含む911 GT3 S/Cのすべてのボディカラーに対応

- ストラップには実際のポルシェ車内用レザーとステッチを使用、オーナーの車両仕様に合わせて仕立てられる特別仕様
ポルシェ911 GT3 S/C 価格
- 新型ポルシェ911 GT3 S/Cは現在注文可能で、価格は付加価値税および各国仕様装備込みで269,000ユーロから
- ストリートスタイルパッケージの価格は27,941.20ユーロ
- ※日本国内価格は3,843万円(税込)
- ※日本国内のストリートスタイルパッケージオプションは418.5万円
出典:
◆(公式)Lightweight cabriolet with a high-revving naturally aspirated engine and manual transmission
◆(公式)Porsche 911 GT3 S/C premieres: an open-top, manual-only love letter to driving
◆(公式)ポルシェ911 GT3 S/C
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