Max Watson氏による新型ポルシェ911 (992) レビューの続き
Mat Watson氏が語る新型ポルシェ911 (992)の紹介『New Porsche 911 2020 in-depth review | carwow Reviews』について、私が「おおお」って思った点の続きです。
オリジナル動画はこちらの記事の1番下にもありますので、そちらからどうぞ。18分ちょっとある長めの動画となっています。
新型ポルシェ911 (992)のトランクにはどれくらいの物が入る?
実際に車を利用する時、そこそこ知っておきたいことの1つとなるのが「トランク容量」かと思います。
普段、街乗りで使っている時にはそんなに気にしたことはありませんが、旅行に出る為に空港まで行く時とかになると「あれ、スーツケース入るかな」とかちょっと考えるようになります。
そんな疑問さえも、今回の動画は解消してくれました。
新型ポルシェ911 (992)のトランク容量は132リットル。と、言われてもなかなか想像つかないかと思いますので、実際にモノを入れてみた時がこんな感じ。
大きいスーツケースも1つは入る感じ↓
これがもし、小さいスーツケースの場合は…↓
その上に、小さい段ボール箱も入り…↓
さらに、その隣にはソフトバッグも入っちゃう↓…っていうくらいらしい。
残念ながら、こちらのトランクには、ゴルフバッグやベビーカーは入らないわけですが、ポルシェ911は、車内で後部座席の背もたれを倒すことにより、トランクスルーみたいにして利用することが出来ます(つながっているのはフロントにあるトランクではないわけですが…)。
そうすると、フロントのトランクの他、後部座席部分にこのような感じで、そこそこ広いスペースが出来るわけです↓
ここになら…。ベビーカーやゴルフバッグを入れることが可能なのだとか↓これはベビーカーを入れています。
リアのスペースを利用することで、先ほどの大きいスーツケース+小さいスーツケース+小さい段ボール箱まで一気にいれられるくらいのスペースが取れるそうです。なかなか広いですね。
私は991.2のリアにはウーハーを入れてしまっているので、こういう使い方をすることが出来ないので、リア部分がこんなに広く取れるなんて思ってもいませんでした。
これはウーハーを入れている私の991後期型ポルシェ911のリア↓
あとは…「車内のレザーインテリアを傷つけることになるかもしれないけれど、頑張れば自転車も載せることが出来る」とのこと。ここまでくると、もう気合ですね^^
ポルシェのNAエンジンと、新型ポルシェ911のエンジン音比較
もう1つ、興味深かったのが、動画の約10:19から見ることが出来る、エンジン音の比較です。新型ポルシェ911(992)の音と、NAエンジンのポルシェ911との音の比較。
うう~ん。「最新のポルシェが最良のポルシェ」と思っている私としては、非常に悲しいことではあるのですが、このエンジンサウンドに関しては、明らかにNAのポルシェ911の方が良いといわざるをえませんでした。
日本に入るポルシェ992にはガソリンパーティキュレートフィルター(GPF)はない
本当に、上記2つの音は全然違う…。といっても、今回こちらの動画に出てくる992には、ガソリンパーティキュレートフィルターがつけられているはずなので、このような音になっているということもあるかと思います。
ちなみに、日本に入ってくる新型ポルシェ911にはガソリンパーティキュレートフィルター(GPF)の装着は「ない」そうです!!よって、米国仕様と同じく、音はヨーロッパ仕様よりは良くなるはず。これは嬉しいお知らせです^^
ポルシェ992の可動式リアスポイラー
リアにある、可動式のリアスポイラーは、以前より25%大きくなったそう。
まずは速度が55マイル(約88.5km)になった時点で1段階…約10㎝くらい自動的にあがる(いや、もっと上がっているように見えますが…)↓。
そして続いて、速度が93マイル(約150㎞)で、2段階目として、さらに5㎝あがる。…って、いやだから、これもっと上がってるように見えますけど(笑)↓
この形状を見れば、まさにリアウィングの下にデカールを貼ることも可能~!
新型ポルシェ911 (992)でローンチコントロール
もう、このMatさん、最高です。
だって。さっそくですが、ポルシェ992でのローンチコントロールを使った発進まで試してくれていました!動画の約13:30から、ローンチコントロールしています。
この時はスポーツプラスモードにしてやっていましたが、ウェットモード以外であれば、どのモードでもローンチコントロールが出来るそうです(…といっていたのは、一応スポーツクロノ付きの、カレラ4Sの場合です)。
この時やっていたのは、ブレーキを踏みながらアクセル全開、そのあとローンチコントロールOK(Launch Control Activated)となったら、ブレーキを離すだけ…という方法でのスタート。
あまりに簡単すぎて「もう、何度でも出来ちゃう~!」って、めちゃめちゃ楽しそう。いいな~。本当に楽しいのだろうな~^^
そして、こちらのローンチコントロールした時に、彼が機器を使ってその速度を測っていたのですが、その結果、ローンチコントロール発進だと0-60マイル(約0-96.5㎞)が、たったの3秒。
続けて、2回やってみても、やはり結果は3秒でした。
このローンチコントロールスタートって、絶対にアドレナリン出まくるのだと思うのです。私が前にやった時も、本当にもう興奮状態がとまらない!っていうくらい楽しかった。
彼もローンチコントロールやって、もう「It is insane! It is immense!」って、大興奮状態(笑)。わかります、その気持ち、その高揚。
「この車と同じ450馬力の車であったとしても、ポルシェ992と同じくらいのこんなに速いローンチスタートが出来る車はない!」と言っていました。さすがポルシェ911。本当に凄い。
そして、彼が普通に走っている時に、唐突にアクセル全開、ベタ踏みしてみると、即座にギアがキックダウンされ、一気に加速。
本当に、ポルシェってベタ踏みすると豹変しますよね^^
私のカレラ(991.2)も、とろとろ走っていても、唐突に思い立って「ちょっと行っちゃお」ってベタ踏みした瞬間、一気に7,000回転まで跳ね上がって、物凄い加速をしてくれます。最高の加速感。
これは本当に何度やっても「凄い」って感動しちゃいます。ベタ踏みした時の911の豹変ぶり、本当に好き。最高すぎる。麻薬です。あ~もう好きすぎる。運転したいぃぃーー。
…と、そんなベタ踏みして加速した時、彼が「車内で聞くエンジン音の方が、かなり良い」と。
これ、なぜなら「フェイク・サウンドをスピーカーから流しているから」だそうです。そうだったの!知りませんでした…。991.2もそうなのかな??
そして、この時の彼の運転でのポルシェ992の燃費は「24.8マイル/ガロン」。つまりは約40㎞/4.55リットル。ガロンって、英国と米国で違うそうなのですが、今回の燃費はたぶんヨーロッパでのガロンかと想定すると、その燃費は約8.8km/Lかな?
「そんなに良くはないけれど、パフォーマンスを考えれば悪くないかも」と言われていますが、たぶんこの燃費ってローンチコントロールした時とかも含めてではないかと思われるので、そう考えると、全然悪くはないのでしょうか??そんなことないかな~。
このあたりの燃費は、実際に購入された方のお話を聞いた方が良いかもしれませんね^^
まあ、ポルシェ911に乗っていて燃費を気にするって、あくまでも「興味本位」の話であり、ほぼ、その数値によって何かを左右されるオーナー様はあまりいないかと思っています。
最後に新型ポルシェ911は、ワインディングでもしっかりグリップして、本当に素晴らしいと、楽しそうに走る彼。
もう、本当に、ポルシェ911ってどうしてこんなにも、自分で所有していないにしても、見れば見るほど好きになってしまって、見れば見るほどカッコイイ!って思っちゃうのでしょう。
こんなにも、自分のなかで「素敵すぎる」って思える車に出会えたこと、本当に奇跡だと思います。何度もしつこく本当にごめんなさい。でも、本当に、何度でも言えちゃう。
ポルシェ911、大好き!!!
オリジナル動画はこちら↓
1つ前の記事はこちら: 新型ポルシェ911 (992)にチャイルドシートをつけるやり方
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