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Porsche: ポルシェ ◇Rennsport Reunion 7 (2023年) ◆レンシュポルト・リユニオン (Rennsport Reunion) 未分類

Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ⑥RR7で1番嬉しかったこと、その他

投稿日:2023年10月13日 更新日:

このブログはこちらの記事からの続きですPorsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ⑤映画、イベント、アート、フード

Rennsport Reunion 7で私が1番嬉しかったこと

いよいよRR7に関する体験記もこれで終了となります。最後の最後まで長いですが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました^^

今回のRR7、とにかく沢山のポルシェたちに囲まれ、沢山の「ポルシェが好き」という方々に囲まれた本当に本当に夢のような世界で楽しい時間でした。

私がRR7で嬉しかったなと思ったことの1つとして、沢山のポルシェに出会えたことももちろんですが、あとは今までメディアの中の人という遠い存在であった方々をこの目で目の前で拝見できたという大きな感動体験があります。

Dr.ヴォルフガング・ポルシェの息子さんであるFerdi Porscheさんだったり…

ポルシェGTモデルの責任者であるアンドレアス・プロイニンガー(Andreas Preuninger)氏が目の前にいらっしゃったこととか。感動。

「うわぁ、アンドレアスさん!!」って心の中で叫びましたよ、ホント。カッコ良かったな~^^

そんな中、今回の私のRR7体験の中で最も印象に残っていて、最も感動して、最も嬉しかった出来事はこちらです。

You dream it. We build it.

そう、私にとって愛するポルシェ911を作って下さる中心となっていた人物であった、ある方との出会いです。

それが、Mr.911として911と718の開発トップであったフランクさん(フランク-シュテファン・ヴァリザー氏 (Frank-Steffen Walliser氏))との出会い。

イベント会場を歩いていた時に、ふとすれ違ったのです。

すれ違った瞬間「え?」ってなって「あれ?今のってもしかしてフランクさんでは??」ってなりました。

そうなるといてもたってもいられなくなり、そのままフランクさんの元へとUターン、「あ、あの、Walliserさんでしょうか??」とお声がけ。

やっぱりご本人だったのでもう感動して感動して、一瞬で頭の中は大パニック。

頭の中には「911を最後までICEにするために社内でも戦ってきて下さったのですよね」「911にMTを存続させることも戦ってきて下さったのですよね」と、もう色々とお伝えしたいこと、御礼をお伝えしたいことが沢山溢れ出てきます。

でも何からお話したら良いかわからずで、出てきた言葉はもう「911を作って下さってありがとうございます!」みたいな(笑)。

きっと「いや、僕が作ったわけじゃないんだけど」と思われたに違いないのですが、それでもその言葉の奥にある色々な911愛を汲んで下さったように見え、本当にとっても優しく受け入れて下さったのでした。

感動の感動の体験となりました。

今までずっとメディア上でお名前、お写真だけ拝見してきたフランクさんとこうして実際にお会いして直接911愛を伝えられたこと、御礼お伝え出来たことが私にとっては今回のRR7参加の最も嬉しかったこととなりました。

行って良かった。偶然、フランクさんとすれ違えて良かった(涙涙)。

RR7でやり残したこと

こうしてフランクさんとは偶然にお会いすることが出来て心の底から感動していたのですが(実際、お話させて頂いている途中から足ががくがく震えちゃったくらい^^)、残念なことに1つだけ叶えられなかったことがありました。

それがポルシェ・アンバサダーのマーク・ウェバーさんと会うということ。

昔、インディアナで1度お会いしているのです。これがその時の写真↓

この頃はまだマークさんもジャガーでF1を走らせていましたし、私もポルシェのポの字もよくわかっていない頃。

でも、それが今私がポルシェにハマった時にポルシェアンバサダーとして存在されているマークさんだったので、この場にいらっしゃるならもう1度「ポルシェ」を通じてお会いしたいと思っていたのです。

RR7では沢山のレジェンド・ドライバーさんたちなどが一堂に集まりサインをして下さるサイン会もあったので、ここでお会い出来るかと思っていたのですが…

マークさん、来なかった(涙)。

この時だけいらっしゃらなかったのか、遅れてこられたのかはわからないのですがとりあえず私が行った時にはお会い出来なかったので、マークさんと会いたいという願いはまた次回に持ち越したいと思います。

フランクさんにもお会いしたいと思っていたら会えちゃう日がくるわけですから、やっぱり願うことって大切。

ポルシェ苦行も体験したRR7、大混雑のポルシェライフスタイルショップ

今回のRR7、私が行った日は基本的にお天気に恵まれ、ほぼ全てを楽しく快適な状況で周りきることが出来ていたのですが、唯一ちょっと大変だったのが参加1日目の夜(トランスフォーマー上映時)に寒くなったのと、参加2日目の朝でした。

というのも、このRR7。

朝8時からポルシェ・ライフスタイルのお店がオープンするのですが、このお店が朝7時からすでに長蛇の列となっていて、そこから閉店時間まで永遠に途切れることなく長蛇の列なのです。

よって1日目には「並ぶの大変」とやりすごしていたのですが、2日目は「朝から並ぶ!」と気合をいれて朝イチからこのライフスタイルショップに並ぶことにしていました。

しかしながら、この参加2日前の朝というのが途中から結構な大雨&めちゃくちゃ寒くなったので、ひたすら動かずに(傘もなく)列で並び続けるというのが本当につらかった。

寒いし、雨をしのぐものは上着のフードのみという状況。途中で「もうショップは見なくてもいいかな」とも思ったのですが、並ぶことなどに(日本人よりは)慣れていないと思えるアメリカの人たちが連日何時間も並んでいるとなると、やっぱり中を見ておきたいと思ってしまってひたすら雨のなか我慢、我慢。

雨がひどくなっていた瞬間はもう話す気力もなくひたすらうつむいて耐えるのみ。うつむきながらじっと動かず「この苦行はいつ終わるの」と、さながら南極の冬の皇帝ペンギンとシンクロするような思い。

今までポルシェイベントなどでも雨で苦労したことがほぼなかったので、イベントでの雨がこんなにも大変なのかと私のポルシェ生活(?)の中で初めての苦行と思える体験となりました。

時間にしたら並んでいたのは1時間半くらいで、そのうち雨が降ったのは半分もないかとは思うのですが、でも辛かった。

と、そんな中。

今回日本から参加されていた方の1人が同じ列の前の方に並ばれていたのですが、途中でわざわざ後ろの方にいる私達の為に暖かいコーヒーを届けて下さったのです。

このコーヒーの味と暖かさ、一生忘れません(涙涙)。皇帝ペンギンから人間に戻れた瞬間。

そんな「ポルシェ仲間愛」を感じながら、なんとか入場までこぎつけたポルシェライフスタイルショップ。

中に入ってびっくり。

というのも、あんまり商品がなかった(笑)。たぶん、この時どの方の心のなかをのぞいても「え、この為にあの寒いなか並んでたの?」という思いがチラホラ見える感じ。

まあでもこれは「入ったからこそ納得できる」ものであって、入っていなかったら周りの人から「たいしたことなかったよ」と言われても入らなかったことを後悔していたかと思うので、入って良かったです。

こういったマフラー型のスピーカーの実物&実際の音を聞くことが出来たりもしたので良い体験も出来ました^^

トランスフォーマー版のミニカーが欲しいなとか色々思っていたことはあったのですが、そういったものはなく…でもいくつかは今回のRR7の記念となるものが買えたので良かったです。

さらにはここで商品を購入した人にはこのエコバックみたいなものに商品を入れて渡してくれるので、このバッグだけでもちょっと嬉しい。今後ポルシェイベント参加時に荷物が多い時とかに使えそう^^

ちなみにショップから出たあとはもう良いお天気になってくれたので良かったです^^

RR7でもポルシェがつないでくれるご縁

ポルシェ苦行を乗り越えられたのがポルシェがつないでくれていた人からの優しさであったりしたことも、こうしてポルシェを好きになって良かったなと思えた出来事でありました。

ポルシェ自体が好きで、ポルシェで走ること、ポルシェを眺めることが好きというスタートであったにも関わらず、気づけば多くのポルシェがつないでくれたご縁に恵まれています。

1975 911S(左)

今ではそうやってポルシェでつながることが出来た多くの皆さまとの出会いが何よりも楽しく幸せで、私の人生においてとても素晴らしいものとなっていることに気づかされます。

1992 968(右)

今回このコーヒーを下さった方以外にも、日本から知り合い2名の方がRR7に参加されていました。

その方たちとは行きの飛行機も同じだったことから羽田空港でのご挨拶から始まってのRR7での再会だったりして、普段から知っている方とRR7の場でご一緒することが出来た瞬間があったのことはなんとも心強く&楽しく、また色々と情報共有もして頂いて感謝、感謝だったのでした。

1997 993 C2(黒)、1988 944(黄色)

さらにはアメリカ現地からもこのイベントに来ていたポルシェメカニックの友人たちとも再会することが出来ました。

アメリカのポルシェイベントでまたこうして会って一緒にポルシェを見たりすることが出来る日が来るなんて。

1969 911

今回のRR7は私にとって本当に色々な意味で刺激があり、また今まで以上に自分の目の前に新たなポルシェの世界を広げてくれ、言葉にはしがたい「行って良かった」と思える体験となりました。

1980 911 (右)

まだまだ掲載しきれていないポルシェたちが沢山ありますので、ここでまずはちょっと写真をざっと載せたいと思います。

1988 944(赤)
1985 911 カレラ(左)、1997 ボクスター(黄色)
1964 Bobsy-Porsche SR3
1959 550A Durlite Spyder
1970 911(右)、1972 911 (中央黄色)
1964 Elva MK 7

カレラカップが終わってカップカーが戻ってくるところに遭遇したりもしたのですが、どのポルシェも迫力があってめちゃめちゃカッコ良かった!

さらにこちらは遠くからみて「サファリとかかな?」と思っていたら、なんと驚きのタルガ??

フェンダーとか何事もなかったかのように切られています。凄い。

一体、どこを走られてきたのでしょう。

1964 356C
1962 356 B
1959 Devin D
1960 356 Roadster

この356も良く見てみると…

1953 356

ルーフ上にはカボチャ?に356と書かれたものが置いてあったりしてお茶目。可愛い。

1970 914/4
1970 914-6(左)、1969 911 S(右)
2003 GT3 RS
1973 911 RS Touring
1956 356A Speedster(赤)
1989 962
1986 962(白)、1985 962C(オレンジ)

なんだか道端に普通に大きなパーツがどーんとはずされて置いてあったりもしいました。

1984 962

このデザインは目をひきます(笑)↓

2023年のIMSAシーズンに向けてAOレーシングがカラーリングされたGT3-Rはティラノサウルス仕様。その名も「GT3-Rawr」。

2023 992 GT3-Rawr

こちらの962にはミニサイズの車両も用意されていて(といってもちゃんと動くっぽい)、実車と並べて置いてあったのが可愛かったです。

と、ミニカーを見ていたら実車の方にドライバーが乗り込まれ、そのあと颯爽とトラックに向けて走り去って行かれました。

普通にみんなどんどん走りに行ってしまうという光景もまた凄くて、非現実的というか。

1985 962
911 RSR

こちらのポルシェはRennsportの心と魂を代表する親愛なる方々へ捧げるもの、として展示されていたもの↓

親愛なる方々というのは、以前活躍されたレーシングドライバーの皆さんたちのようでした(順不同:Vic Elford氏、Bob Ingram氏、Dennis Aase氏、Joe Buzzetta氏、Hans Mezger氏、John Paul Jr.氏、Danny Ongais氏、Bernd Harling氏)。

あと個人的に「お」と思ったのがこちらの赤いポルシェにつけられていたクレストです。

私が自分のカレラTにつけているのは完全にモノクロになっているクレストなのですが、このポルシェにつけられていたクレストは写真ではちょっとわかりづらいですが「金色の部分が銀色になっているクレスト」でした。

つまり全体にシルバーなのだけれど、黒と赤の部分だけは色がついているまま。これは初めて見るタイプ。

RS Spyder
GT1
356B
911 カレラ4 (964)
911 SC

会場内にはIMSAのテクニカルセンターを書かれた大きなテントエリアもありました。

これは車検するところなのかな。

ミシュランタイヤのテントも。

こちらの巨大なBOSEブースはEスポーツアリーナとなっていて、中にはシミュレーターが。

時間によってはポルシェ・EスポーツチャレンジUSAの準決勝と決勝も行われていました。

いたるところに停められているトラックたちの大きさも凄かった。

ラグナセカ内にあるガソリンスタンド。

今回、私はビルの中にあるお手洗いのみを使っていましたが、外のエリアにもこうして沢山の仮設トイレが設置されていましたので、4日間で91,000人の来場があったとはいえトイレがなくて困られた方はいなかったのではないかと思います。

今回のポルシェ・レンシュポルト・リユニオン7。

展示されていたり、止まっているポルシェを眺めるだけではなく、常に何かしらの走行プログラムが開催されていていたるところから観戦することが出来ました。

ストレート前でも、コーナーごとでも、コークスクリューでも、皆さん好きなところから好きなレースや走行プログラムを観戦することが出来、参加者たちはそれぞれがやりたいことをしてすごされていたように思います。

のんびりと座って観戦しつづける方がいたり、展示車をひたすら見る方もいたり、ご友人たちと飲みながら楽しい時間を過ごされていたり。

参加されている皆さんがこのラグナセカの地で「ポルシェが好き、ポルシェに興味がある」という共通点を持って集まっていたわけですから、この場での人と人とのコミュニケーションもまたどれをとっても最高の体験でした。

アーティストのトークショーを見ていた時にも、同じテーブルに座っていたおじいさんが「僕も趣味で描いているんだよ~」とご自身の描かれた絵をスマホから見せて下さったり、そのままどんどん会話が広がって最終的にはなんだか感動のストーリーにまでつながったり。

ポルシェ、そしてポルシェでつながっている人たち、そしてこの広大なラグナセカという場所で色々なことを思った1.5日でした。

素晴らしい体験をさせて頂きました。

思ったことはただ1つ。

「行って良かった」です^^

これからもやりたいことは出来る限り実行していきたいと強く思いました。今回の体験がまたこれからの幸せなポルシェ生活につながっていくことと思います。

これで2023年 Porsche Rennsport Reunion 7 体験記は終了となります。本当に長々と書いてしまった体験記ですが、読んで下さった皆さまにも感謝です。

ありがとうございました!

★追記★
終わったはずですがもう1つ続き(笑)→Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ⑦番外編

関連サイトRennsport Reunion 7 公式サイト

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