このブログはこちらの記事からの続きです→Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ①911 S/T、ダカール、トランスシベリア、コークスクリュー
356スピードスターもレース、トラクターもレース
丘から下ってきて、またイベントのメイン会場エリアを歩きます。
もう朝イチの時間帯ではなくなってきたのでショップもオープンしはじめ、色々なトラックでのアクティビティも始まっています。
ふらふらと歩いていると、これから走り始める車や走り終わった車が会場内を走ってくるのですが、まだまだポルシェ歴の浅い私くらいだと会場内を走ってくるポルシェを見ても「あのポルシェはなに?」と理解できないようなお車たちがたくさん。
普通に356スピードスターもサーキットを走られていました。凄い。色々凄い。
こちらは1956年製↓
こちらは1958年スピードスター。
さらに歩いていると唐突に表れる藁たち。
ポルシェイベントで、藁?
藁といえば…(?)の、ここがまさにポルシェのトラクター置き場。
レンシュポルト・リユニオンの名物レースとして知られるトラクターレースに参加される車両たちです。
当たり前ですが、本当にトラクター。すごいな~。
半分ずつ違うデザインになってウイングまでついているトラクターもあったり(反対側はピンクピッグ柄)。
このポルシェのロゴは今と文字が違う~。
開催3日目のレース2だけかな?には、NBA選手のドウェイン・ウェイドさんもドライバーとして参加されていました^^
とりあえず、色々と始まってきたのでまずは入口あたりからもう1度きちんと会場内を歩いてみたいと思います。
メインステージエリアへ。
ポルシェ944 シューティングブレーク
メインステージ前の広場にはホットウィールによるキッズスペースもありました。
そしてそのキッズスペース前に展示されていたのがこちらのラリー仕様にインスパイアされたというポルシェ944シューティングブレーク。
1987年のポルシェ944クーペをベースにポルシェとMobile1のコラボによって作られたというこちらのポルシェは、Hot Wheelsが1/64サイズのミニカーも出すことになっています。
ポルシェ・ビジョン357 スピードスター
続いて展示されていたのは、今年(2023年)初め頃に発表された『ポルシェ・ビジョン357』。
あああ、ネットのニュースの中でしか見たことがなかった車が目の前に。
ビジョン357のステアリング中央についているクレスト、モノクロでした。これ、自分のモノクロで揃えているカレラT用に欲しい!!
でもまさか「すみません、ビジョン357のステアリングのクレスト買わせて下さい」と相談できるわけもなく…(笑)。
何かいる。
なんだか可愛いユニコーン^^
ビジョン357を初めて見た時に「フロントにもリアにも(普通の)ライトがないじゃん!」と思っていた私。
これどうなってるの?と思っていたのですが、近くで見るとこのような感じでした。穴から光が見えるわけですね。
フロントのライト部分もこのような感じ。
ポルシェ911 GT3 マンタイキット (Manthey Kit)
メインステージの目の前あたり黄色のポルシェ911 GT3が見えたので近づいてみると…
これは少し前にポルシェの公式YouTubeでも紹介されていた「Porsche 911 GT3 Manthey Kit」のGT3ではありませんか。
違う場所には実際にYouTubeに出ていたジェードグリーンの(Jade Green)のマンタイキットGT3も展示されていました。
こちらが公式You Tube↓
私からすると、本当になんというか今まではパソコンの画面を通してしか見てこれなかったポルシェたちが目の前に現れているという状況が夢のようで「ああ、これは!あの時みた!あのニュースでみたやつ」と、ちょっと変かもしれませんが自分の中で答え合わせ的な感じの時間でした。
ポルシェ 718 スパイダーRS
せっかくなのでメインステージエリアからは離れますが、まずはここ最近の新しいポルシェたちを見ていきたいと思います。
こちらの356 No.1の隣にいるのがスパイダーRS。
スパイダーRSもサーキットを走っていました。
ただ飾ってあるだけではなく、時間が来たら普通にサーキットに出て走るのが凄いなと思えました。
スパイダーRSだけでなく、様々なポルシェたちが実際に走るのが凄くて。
やっぱりポルシェは走っている時が1番と改めて実感。
ポルシェ ミッションX
ラグナセカのストレート沿いあたりのピットにも様々なポルシェたちが展示されていたのですが、どの車も凄いなかでまずは新しいものとして見ておきたかったモデルから。
それがこちら、ミッションX。
いやもう感動。
というのも、タイカンが発表される前のミッションEやミッションRなどもそうですが、こういうコンセプトカーである「ミッションなんとか」を実際に目の前で見ることが出来る日がくるだなんて思っていなかったので。
コンセプトカーなんて日本に来ることはまずないだろうなと思えるわけなので、こうしてミッションXを、ついこの前ニュースで見ていたミッションXをこうして目の前で見ることが出来るというのは私にとっては不思議な体験に感じるほどでした。
リアのPORSCHE部分やその周りも近くで見れば見るほど「どうなってるのこれ」と思えるデザイン。
サイドミラー代わりの小型カメラ。
ちょっとわかりづらいですが、助手席側のサイドから車内を撮った写真。白っぽいのがステアリング↓
ヘッドライト部分のアップ↓
ポルシェ911 GT3 R レンシュポルト
今回のイベントで最も最新のポルシェであったのがこちらの『ポルシェ911 GT3 R Rennsport』かと思います。
というのも、こちらの車は今回RR7の初日に発表されたばかりのモデルであったから。
私はこのRR7で992.2が発表にならないかなと期待していたのですが、やはり992.2の発表はLAモーターショー(と現時点では予測されている)であったようで、この場で発表された車がこのサーキット専用車両であるGT3 R レンシュポルトだったのでした。
ポルシェ919ハイブリッド (919 tribute)
ちょうどミッションXと次の車の間くらいだったかな?にいたポルシェがこちらの919 トリビュート。
これってPEC東京にある919ハイブリッド(はモック)の、実際に動くポルシェということ???
ヘッドライトも紫色に光っていて、なんだか「これはモックじゃないのか~」というだけで感動した私(笑)。
さらに進んでいくと…
ポルシェ 718 ケイマン GT4 eパフォーマンス:GT4 e-Performance
出ました、ポルシェ 718ケイマンGT4 eパフォーマンス。電気ケイマンです。
ボンネットには+と-のサインも。
ここでは太っ腹にGT4 e-Performanceのポスターも無料配布していました。飛ばないように重しになっていたのはその辺の石(笑)。
ちょっと見づらいですが車内↓
リアのライトがブルー。これはブレーキライトとは違うのかな。ブルーだとたぶんサーキットとはいえダメですよね???
レギュレーションがよくわかっていないのですが、この辺りはまた今度PEC東京にこのケイマンが来てくれるので、その時に聞いてみたいと思います^^
でもとにかくこのリアの水色のライトはとても綺麗でした。
EVケイマンさん、また10月にPEC東京の2周年イベントで会おうね~。
ふぅ。
新しいポルシェたちを見るだけでも、もうかなりおなかいっぱい状態なのですが、まだまだクラシックポルシェからさまざまなレーシングカーまでいっぱいありあります。
まだまだお付き合い頂けたら幸いです。
続く→Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ③タグホイヤ―・ヘリテージ・エクスペリエンス
関連サイト:Rennsport Reunion 7 公式サイト
Rennsport Reunion 7 (2023) ブログ:
①911 S/T、ダカール、トランスシベリア、コークスクリュー
②トラクター、ビジョン357、スパイダーRS、ミッションX、GT3 R Rennsport、EV GT4
③タグホイヤ―・ヘリテージ・エクスペリエンス
④ゾンダーブンシュ、356、スポーツクラシック、ショップ
⑤映画、イベント、アート、フード
⑥RR7で1番嬉しかったこと、その他
⑦番外編
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