こちらの記事は1つ前のブログからの続きとなります。よろしければこちらから先にどうぞ^^→ ポルシェガレージ富士2022へ:その1 ポルシェ好き同士をつなげてくれるイベントでした
多くの方と出会えたポルシェガレージ富士
さてさて今回のポルシェガレージ富士2022、私は前述の通りポルシェ964カップに乗せて頂いての参加となっていました。
さらに今回はもともと乗せて頂いた964カップ、そしてもう1台はカレラGTのオーナー様と『一緒に行きましょう!』というお話をさせて頂いていましたので、カレラGTのオーナー様とも現地にて合流。
はぁ、カレラGTは相変わらずなんという存在感。
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以前こちらのカレラGTで箱根を走って頂いたことがあるのですが、その時の衝撃があまりに大きすぎて、今でもお車を見ただけでなんともその時のことを思い出して感動しちゃいます^^
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カイエンS トランスシベリア
さらにさらに、まだ朝の集合時間帯に続々とFSWに到着されるポルシェたちを眺めていた時、とあるカイエンが入ってこられるのがぱっと目につきました。
そのカイエンがこちら。す、凄すぎる。
このカイエンはカイエンS トランスシベリアという限定モデル。↓
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こちらのお車が会場に入って来られるのを眺めながら
「うわ、何あのカイエン…凄すぎる!今回このポルシェガレージにカイエンで応募して落選された方たちも、このカイエンを見たら当選するにはこのレベルじゃなければダメだったのか!って思っちゃいますよね^^」
なんて一緒にいた方とお話していたのです。
だんだん近づいてくる迫力あるトランスシベリア。その姿をずっと見つめていたその時、唐突に一緒にいた方が「ん?」と。
「どうしました?」
「いや、あれ、xxさんじゃない?」
は?
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え?
えええええ!!!
いや~ビックリ。
近づいてくるトランスシベリアをよく見てみると、その運転席には良く知ったお顔が。
そう、こちらのお車のオーナー様は私がいつもお世話になっているポルシェクラブ宇都宮の会長様だったのでした(許可頂いて掲載しています)!
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もう大爆笑ですよ。まさか知っている方のお車だなんて思わずに見ていたわけで。
「か、会長、こんなお車も持たれていたのですか??」ってなりました。これはもうきっと私がまだ知らないだけで、もうすでに大陸横断もされているに違いないな^^
そんなこんなで、まさか現地でお会い出来るとは思っていなかったポルシェクラブ宇都宮の会長様などとも合流することが出来、この日一緒に過ごさせて頂いたのでした。
ポルシェガレージ富士 コンテスト入賞車
と、しばらくしたらいきなりこのカイエンSトランスシベリアとカレラGTが舞台の方に向かって誘導され移動していくではありませんか。
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何が起きたのかと思いきやこの日には「コンテスト」が開催されており、それはポルシェジャパンの方が参加車両の中から
- ヘリテージ賞
- パフォーマンス賞
- エキサイティング賞
だったかな?を選ばれるというもの。なんとそれらのうち2つにそれぞれこれら2台が選ばれたというのです。
まずこちらがヘリテージ賞を受賞されたナナサンカレラ(73カレラ)こと、ポルシェ911 カレラ RS2.7↓
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カレラRS2.7は誕生50周年を迎えたモデルでもあり、まさにこの日のヘリテージ賞に選ばれるにはふさわしい1台かと^^
そしてパフォーマンス賞にカイエンS トランスシベリアと、エキサイティング賞にカレラGT!↓
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この日はもう興奮続きでした。
964カップに同乗させて頂いたことから始まり、トランスシベリアを見たと思ったら知り合いの方だったり、さらには皆でただ楽しくイベントを楽しんでいたかと思ったら、いきなりそのうちのお2人は舞台の上へ行ってしまわれたり。
もう、何が起きてるの(笑)。
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でもでもなんというかとっても嬉しい出来事でしたし、私にとっても忘れられないとても良い記念になりました。
ちなみにこの時受賞された3名の方々への賞品はPEC東京ご招待券。いいですね~^^
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なかなか大きい賞状?盾?も受け取られていました。
表彰式の為にステージ前に停められたカレラGT周りにいらっしゃった方々の会話が聞こえてきたのですが、やっぱり多くの方はカレラGTの「本気の音」を聞いてみたかったようでした。
しかたがないことですが、この場では静かにそろ~っとしか移動することが出来なかったことが本当に残念!
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私が選んだこの日のベストポルシェ:ポルシェ愛があふれていました
この日こうして入賞されたお車であったり、その他にも沢山の素敵すぎるポルシェたちが集まっていて、どちらのお車1台1台を眺めさせて頂いてもため息モノのお車ばかり。
でもそのような素晴らしい300台のポルシェのうち、私がこの日「今日集まっているポルシェの中で最も輝いている、最も素敵なポルシェ」として「これだ!」と思えた1台は見た瞬間に決まりました^^
もうこの1台以外には考えられない(※あくまでも私一個人だけの意見です)。
それが…はい、こちらのポルシェ356!!↓
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か、可愛い~。
こちらは本物のポルシェ356のオーナー様が持ってこられていたミニポルシェ356(ペダルカー)です。
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こちらのペダルカー、ただ「可愛いから」という理由でこの日の私の中でのベストポルシェとなったわけではありません。
もちろん可愛いわけですが、何が凄いといえばそれはこのペダルカーに注がれていたオーナー様の「愛」。もうこれにつきます。
だってこのペダルカー、オーナー様の手作りだったのですよ!!!
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ボディーの塗装はご自身のホンモノの356と同じペイントで塗装されているのでもちろんまったく同じ色。
そしてペダルカーのそれぞれのパーツもすべて一からアイデアを凝らしてオーナー様がご自身で1つ1つ作り上げていかれたものだったのです。
例えばホイールを見てみると中央の丸い部分はオタマで、その周りはアルミの灰皿かな?をたたいて作り出されたパーツ。
小さなPORSCHEロゴなどは偶然にも以前ドイツに行かれた時にポルシェのショップに売られていたものだそうで、それがちょうどこのペダルカーにぴったりサイズだったという奇跡も。
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内装ももちろんレザーで、ドアの内側にはポケットまできちんと作られています。ヘッドライト周り、そしてマフラーの形状も本物そっくりにつくられるこだわりよう。
ちなみにリアのグリルは本物の356のグリルから作り出されているそうです。
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以前からこちらの356のオーナー様のポルシェ愛は「変態的すぎるな~^^」と(←もちろん誉め言葉です(笑))思って拝見させて頂いていたわけなのですが、今回実際にお会いしてこちらのペダルカー制作秘話などを色々と聞かせて頂いたりするうちに
「ああ、この方は私など凡人が想像できるくらいのレベルの変態様ではなかった。もっともっと卓越された域にいらっしゃる本物の変態様だ」
となりました(いや、だから最大級の誉め言葉です(笑))!!
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とにかく、溢れるポルシェ愛が凄い。
このペダルカーを通してオーナー様のポルシェ愛がとてもとても伝わってきて、本当に心の底から感動してしまったのでした。
これは最後に帰宅の為の準備をされていた時なのですが、356の中に356がいるという幻覚なのかとも思えるような光景^^ ↓
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ポルシェガレージ富士 2022 パレードラン
素晴らしいポルシェ愛に触れさせて頂きさんざん感動したあとは…続いてこの日の大きなイベントの1つであるポルシェ300台によるパレードランです。
グループAから順番に誘導されパドックの方へと向かいます。
パレードランの時もポルシェ964カップの助手席に同乗させて頂きました。最高すぎる^^
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富士スピードウェイ本コースに入ります。
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もし万が一私が自分の911で参加することが出来ていたとしても、私の場合は新しいポルシェたちの集まるグループに入っていたものと思われ、今回このように空冷さんたちばかりが集まるグループには入れていません。
よって通常であれば私には見ることが出来なかった、体験することが出来なかった空冷さんに囲まれた世界でのパレードラン。
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こんなシチュエーションに感動しないわけがありません。
目の前に広がる光景が、なんというか一体どの世界に入り込んでしまったのかわからないくらいの非現実な感じ。
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前にも後ろにも見渡す限りの空冷ポルシェ。
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この日のパレードランはあくまでも「皆で楽しくパレードして走りましょう」であったので、スピードはもちろん出しませんし、追い越し・追い越されもありません。
サーキットであっても楽しくゆっくり流して走行。
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でもでもでも。
964カップ、もうなんというかコースに出てしまったが最後、うずうずしている感じがよくわかるのです(笑)。
私も隣に座っていながら、運転しているわけでもないのにコースに入って走り始めた瞬間「あああ、もうアクセル踏み切ってもらいたい!」と思ってしまって、うずうずうずうず。
わかっています、もちろんそれはダメなので、ゆっくり走行です^^
でもこうした光景を見ると思わず「もうこれ、中央のラインぶち抜いちゃいましょ!」と言ってしまいそうになるくらい「本気で走ってもらいたい」ってなっちゃいました。
でもガマン、ガマン(笑)。
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見ていて面白かったのが、たぶん同じように思われていた方が結構いらしたのではないかなということ。
パレードランをして純粋にゆっくり皆で走るのを楽しまれている方も沢山いらっしゃったわけですが、明らかに「あ、あのポルシェさんは走りたくてしょうがないな」とウズウズしているのがわかるお車もいっぱいいらっしゃいました(笑)。
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皆さん、スピードを出したわけでもなく変な運転をされたりしたわけでもありません。
それでもなんとなく車からウズウズオーラが出ているのがわかる気がしました。
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きっとこれはそれぞれの車のオーナー様たちの想いだけでなく、サーキット上に出たポルシェそのものたちが「走りたい!」っていうオーラを出していたのではないかな^^
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万が一「この場を好きに走っていいよ」と言われたら、964カップはその瞬間から物凄いポルシェとしての姿を見せてくれるのだろうなと想像しつつ、この日はゆったりとパレードランを楽しませて頂きました。
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1周で終わりかと思いきや、また次の周に入ったので「え?2周?」と思ったら、コース途中で色々な場所からそれぞれ出されるシステムとなっていました。
よって、私達も途中からコース外に出てまた駐車場の方に戻ります。これまたなかなか出来ない体験だったな。
※もしかしたら1周半くらいでコースから出るということも事前のミーティングで説明があったのかもしれませんが、場内のアナウンス音などが大きくてほとんど聞こえていなかったので聞き逃しでしたらすみません。
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パレードランが終了し、また最初に集まっていたイベント広場の駐車場に車を停めます。
Fuji Motorsports Forest Fireworks by 富士山花火
このあとはこの日の最終であり富士スピードウェイとしてのメインイベントである花火大会。
DJが流されていた音楽もこの時間帯になって音量をあげられたのか?のりのりになってきていました。
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そうそう、残すところはあと花火を見て帰るだけとなったので帰宅準備を始められる方も多く、ここで私は初めてポルシェ356の屋根が閉められている状態を見ることが出来ました。
通常、356カブリオレの方は皆さんオープンにされていることが多いので、なかなか目の前で閉まっている状態を見ることが出来ないので貴重な体験でした^^
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最後の花火大会は『FUJI MOTORSPORTS FOREST Fireworks by 富士山花火』。
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花火大会は「宇宙の旅」をテーマにしたストーリー仕立てとなっていて、そのストーリーを語られたのは古舘伊知郎さん。
花火の始まりにはFSWのストレートをスーパーカーたちが一気に走る抜けることから始まりました。
走られたお車たちはブガッティシロン、新型カウンタック LPI800-4、ポルシェ911 GT3、GRヤリス・ラリー1などかな。
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スーパーカーたちが走り去ったあとは、続いてかぐや姫のストーリーから始まった演出だったのですが、この時のFSWの上空にはまさにお月様の話から始まるには完璧であった綺麗なお月様が現れていました。
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その後、火星や地球外生命についてやブラックホール…そして最後にはビッグバンへと向かう演出の語りとともに花火がホームストレート越しにあげられます。
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「これ、パドックからあげてるのかな??」とか想像すると、なんとも不思議な感じ。だって通常であれば川沿いなどから打ちあがることが多い花火をサーキットで観るだなんて。
日が完全に落ち、あたり一面が暗くなってきてからは一気に冷え込みました。
なかなか本格的な寒さとなりましたが、いよいよもう身体の芯から冷えちゃいそうとなった時、ついに花火はファイナルへ。
これこれ、これを待っていました!最後の花火は本当にすっごーーーく綺麗でした^^
花火がすべて終了したあとには、煙のせいなのか??さっきまでは白っぽく光っていたお月様がいきなり真っ赤というか、オレンジ色に輝いていたのもなんとも幻想的。
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花火が終了するとあとは三々五々帰路につくことになります。
かなり遠い地方のナンバーの方もいらっしゃいましたので、このあと宿泊先に向かわれるのか、このままご自宅へ帰宅されるのかはわかりませんが、皆さまそれぞれFSWをあとにされます。
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暗闇の中走っていくポルシェたちもまたとても素敵で、どちらのポルシェたちも「今日1日楽しかったね~」と思っているのではないかなという気がしました^^
朝早くから参加させて頂いていたイベントでしたが、楽しい時間は本当にあっという間にすぎるもの。
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沢山の方とお会いしてお話することが出来、沢山のポルシェ愛を感じ、私にとっては964カップでの素晴らしい体験をさせて頂けた1日となりました。
バタバタしていて最後にさようならのご挨拶が出来なかった方も多く申し訳ありません。またお会い出来る日を楽しみにしております。
ステキなイベントを主催して下さったポルシェジャパン様、964カップ&カレラGTオーナー様、そして会場でお会いした皆様、楽しくてとても幸せなポルシェな1日をありがとうございました^^
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