ボクスターとケイマンとタバコの吸殻問題
これまた私にとっては今まで知ることもなければ考えたこともなかったことでした。それがポルシェのボクスターとケイマンとタバコの吸殻の関係。
ポルシェのボクスターとケイマンには前からもタバコの吸殻についての警告が出されていたとのことなのです。
何を言っているかわからない内容です??
タバコの吸い殻をサイドインテークが吸い込んでしまうかも
今回ポルシェよりポルシェ718のオーナー様たちに向けてあるお手紙が届けられたとのことで、その内容が
『車の中からタバコの吸殻を外に捨てると、車の周りの気流によってそれがサイドインテークダクトに吸い込まれ、車両に損傷を与える可能性があるので気をつけてね』
というもの。
なにそれ~。そんなことあるのですね???
ただこれがまたとても不思議なのですが、たぶん日本にいる718オーナーの方でこのようなお手紙をポルシェから受け取られた方はいらっしゃらないかと思うのです。
今回のこちらの手紙も、イギリスのオーナーのみに送られたもののようで、ドイツやアメリカのオーナーさんなどは「そんなな手紙は来たことも、聞いたこともない」と言われていたり。
こちらがそのポルシェからのお手紙↓
とりあえずのところ私としては、ボクスターやケイマンのサイドインテークが何かを吸い込んでしまう可能性がある・なしの問題よりも先に
- え?車の中でタバコ吸うの? (これは各人の趣向ですので悪いことではないでしょうが、私は喫煙しないので車内にタバコのにおいがつくのがイヤという理由から)。
- さらにその吸殻を外に投げ捨てるの?!
ということの方が疑問なわけですが、とにかく車内からタバコの吸殻をぽいっと外に向けて捨てるのはご自身が乗られているポルシェにとっても危険行為とのこと。
下手したら吸殻がエンジンルームに入ってしまうことで発火することにつながってしまう可能性も示唆。
吸殻を吸い込んでしまった時には
- 煙が出る
- エンジンパワーの喪失
- 中央のディスプレイに警告サイン
- 何かが燃えているようなにおいがする
といった症状が現れるとのこと。
運転していて何かが燃えているようなにおい+煙とか見えたらもう最悪です…。
このポルシェ718にタバコのポイ捨ては危険です、というお手紙は2022年1月12日付けで出されたものだそうなのですが、この問題はすでに数年前から言われているとのことで、2016年のオーナーズマニュアルにも
『危険!タバコ、または葉巻は空気の流れによって吸気口に吸い込まれエンジンルームで火災を引き起こす可能性があります』
と書かれているそうです。
そしてポルシェとしてはただ警告レターを送られたわけではなく、基本的には「ポルシェはこういったタバコなどがエンジンルームに入り損傷を引き起こすことを防ぐ為に、対応するモデルのサイドエアインテークに特別な保護グリルをすでに設置済みです」とのこと。
そして「さらにもっと細かい網目の保護グリルも利用可能です」と。
念の為の注意と、気になる人はもっと細かい保護グリルに変えてね、ということなのかな。
ポルシェ純正ではないですが、今回の話の流れで見ていたサイトに掲載されていたショップを見てみたら物凄い沢山の保護グリルが売られていて驚きました。もちろん、モデル別・年代別なので数が多いわけですが。
いっぱいあるのですね~ → こちらがそのショップ (海外サイト)
とりあえずこの問題については、まずはとにかくタバコのポイ捨てをやめるというのが最も大事なところなのかなと思った次第です^^
出典:
◆ Porsche Still Reckoning With The Boxster And Cayman’s Insatiable Hunger For Cigarette Butts
◆ Porsche Cayman Club Facebook
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