北海道までランボルギーニを運ぶ
しばらくの間ブログお休みしておりました、すみません^^
というのも2025年6月は、私にとってまたとても大きな新しい体験をした記念すべき日となっていて、その新しい体験というのが「ランボルギーニを1人でフェリーで北海道へ運ぶ」というものでした。
何をやっているのでしょう、私(笑)。
ちなみに我が家のランボルギーニ・ウラカンEVOは、私も大好きな車であることは間違いないのですが都内を運転するのは私には怖すぎると思っていつもこの車の運転は夫がしてくれています。
なのに今回。
実は自宅の駐車場から自分でウラカンEVOを出庫するのも初めてという状況から、いきなり私は都内自宅から茨城県は大洗へと向かったのでした。

いや~緊張した。
ウラカン自体は本当にとても良い車で運転していてとても楽しかったです。
…とはいえ、やっぱりいきなりは慣れないので常にドキドキ…高速道路でも追い越し車線に入ることもほとんどなく「あれは教習所の練習車かな?」というくらいのいたって真面目な走りで大洗へと到着しました(笑)。
到着したのはここ。

じゃーん。
フェリー乗り場です。大洗港フェリーターミナル。
ひとまずここまで無事、ウラカンを運べたことに安堵する私。

でもこのあと、まだまだ緊張する出来事が待っているわけで、それがこちらの(これは模型ですが^^↓)「さんふらわあ ふらの」という大洗から北海道は苫小牧まで行くフェリーにウラカンEVOを乗せて一緒に北海道へ渡るということがこの日の目的。

ランボルギーニウラカンEVOはフェリーに載せられるのか
乗船手続き開始時刻を待っていよいよ乗船手続きです。
もちろん、乗船するための予約と支払いは事前に終わっているのでこの場では手続きをするだけで良いのですが…。
この手続きで車検証を提示した瞬間「あ、お車ランボルギーニですか」と。
「車高が低いお車は現車確認となります」と言われたので「リフターもついているのでそこそこ車高あがります!」とアピールしてみたものの「現車確認しますね~(にっこり)」。

万が一、ここで「あ、この車は載せられません」って言われたらどうしようと、本当に冷や汗かきつつ手に汗にぎってハラハラドキドキしていたのですが、車で待っていたらとても優しそうなお兄さんが表れて、車を前から横からと眺め、さらに私が「リフターあげますね!」とリフターをあげてみたら…
「このくらい上がるのであれば大丈夫です^^!乗る時は擦らないように係の人の指示にしたがってゆっくり入られて下さいね~」と。
あああ、良かった!!
もう全身脱力でほっとしました。

このあと「車高の確認しますと言われて、もしかしたら載れないかと思ったけれどなんとか大丈夫でした~」ととある方にご連絡したところ「あま猫さんの件があったので心配していました!」と。
ん?あま猫さん?何の話?
…いや、すみません、私全然知らなくって、ここで「あま猫さんの件」と初めて聞いたのでとりあえず検索。
そうしたらつい数日前に同じくランボルギーニ(ウラカンEVOスパイダー)で九州からのフェリーに乗船しようとしたそのあま猫さんというYouTuberの女性は、車高が低くで乗船拒否されたというものが出てきました。
ひえぇぇぇ。
これ、私、フェリーに車を持ち込む前にこのことを知っていたら、恐ろしくて大洗までウラカンを持ってこれなかったかと思います。
知らなくて本当に良かった(笑)!そして今回は載せて頂けて本当に良かった!!
というわけで、乗船できることになったのでこのように「9レーンに18:15までに来てね」とメモして下さった紙を頂きました。

この時点での私はもう「乗れなかったらどうしよう!」とびびりまくっていたので、まだまだ時間は早かったものの乗船への待機場所を間違えないように早々に車を移動です。
そうそう、乗船手続きの際には「車体に何が起きても自己責任ですよ」みたいなものに署名もしました。

これ、右側から1レーン、2レーンとあって私が案内された9レーン目はかなり最後の方。
車高が低い車などは、乗りこみ口(と乗る場所(フロア))が違うようで、こういった最後の方のレーンに案内されるようです。

さて車を無事、乗船待機場所に駐車した私はもうここから車を動かす気にはならなかった為、車に戻らなければいけない18:15までの時間は歩いてぷらぷらとその辺でも探索してすごすことにしました。
その辺って何があると思います?
ふふふ、はい、この大洗港フェリーターミナルってすぐ隣に『かねふく めんたいパーク大洗』があるのですよ!
車を停めたフェリーターミナルからすでにめんたいパークのめんたいこ君が見えている↓

何気にこの大洗のめんたいパークを訪れるのはこれで3回目となるわけですが、さすがに徒歩で行ったのは初めて(笑)。
周りを見てもこの施設に徒歩で入ってこられる方はいらっしゃいませんでした。まあそうですよね…。

めんたいパークではフェリー内で食べようと大きな明太子おにぎりを買おうと楽しみにしていたのですが、めんたいパークはすでに閉館間際で全部売り切れ。残念。
しかたないので、このあとまた歩いて近くのコンビニまで移動してフェリー内で食べる夜ごはん、おやつ、朝食、追加のお酒をゲットしました。
フェリー内のレストランでの食事ももちろん可能なのですが、行きは部屋で食べようと決めていたので持ち込みです。この辺の理由についてはまた後程。
コンビニで食料等々を買い込んだあと、フェリーターミナルへと戻ります。まずは荷物を車に載せる為に車に戻ったら、後ろにポルシェさんが~^^
ポルシェで北海道を走られるのかな。楽しそう!

大洗フェリーターミナル待合室
車に荷物を置いたあとも乗船までまだ少し時間があったので、あとはフェリーターミナルの中で待ちました。
乗船待機場所からターミナルの中を移動すると(または乗船手続きをしたところの上に上がると)…

このような待合場所がありました。
皆さん、それぞれ好きに乗船までの時間を過ごされています。

奥にはもう1つ部屋があったので、私はこちらで待機。

この場所には漫画なども色々置いてありましたので、暇つぶしに読むことも可能。

窓際の席からはこのあと乗る「さんふらわあ ふらの号」と、その前に乗船待ちで待機する車たちを見ることが出来るので、この場所はなかなかいいな。

上から見てみたところ、大型トラックのなかにはコストコのトラック3台などもいました。

さて私が指定された18:15がせまってきたので、車へと移動します。
そうすると近くには物凄い数のバイクの方々が。すごーい。こんなにもバイクで北海道移動される方がいるのですね。
転勤や用事でのご移動の方もいらっしゃるでしょうが、多くはツーリングに行かれる方のように見受けられました。みなさん待機中からとっても楽しそう^^

他にも私が気づけた限りではさきほどの白いポルシェの他に空冷とマカンがそれぞれ1台ずつも。
さきほどの911の方含め、皆さんナンバーが北海道ではなかったので「自宅に戻る」のではなく、ご旅行(ツーリング)なのかな、なんて想像して楽しみました。
空冷さんを北海道に連れていって走るだなんてカッコイイな~。

車内にはこのように「苫小牧行き 19:45発」と大きく書かれた紙を置いておきます。

その後、フェリー内での部屋のキーにもなっているカードのバーコードを係の方が読み込まれていきます。

そしてあとはひたすら待機。
エンジンをかけっぱなしにして待つわけにはいかないので、暑くて大変かな?と心配したのですが港だったからか?まだ気候が良かったからか?窓を全部あけておけば涼しい風が通ってまったく暑いと思うことなく車内で待つことが出来ました。
「車に戻っていてね」と言われた時間が18:15。そしてフェリーの出発時間が19:45。
向かって右側から乗船待機場所の1レーン目からとまっていたお車たちがどんどん案内されて乗船されていきます。
でも私は呼ばれない…。

ひたすら待つこと1時間以上。
最終的に空冷ポルシェさんや992ポルシェ、そして我が家のウラカンEVOなどは皆さんが乗船された向かって右側からではなく、左側に案内されてそちらからの乗船となりました。
乗船した時刻は19:20くらい。19:45の出港まであと少しという時間です。

まあ、もともと車高が低い車は駐車する場所(フロア)が違うので、乗船できるのが最後の最後になりますと聞いていたのでこれは想定内。
そしてフェリーの中でのレストランはビュッフェとなっているのですが、18:45スタートでラストオーダーが20:15。
そう、まさに私の場合まだ乗船待ちをしている時にレストランがスタートし、乗ったあとも20:15にはラストオーダーとなってしまうのです。
よってそんな1人で慌てて乗船後にビュッフェに走っていくこともないなと思っていたので、行きはのんびりと食べ物を買い込んでの部屋での食事としていました^^

乗船の時もリフターを上げてゆっくりとナナメに入ることで車体を擦ることなく乗船。
案内されるがままに駐車したら、あっという間に輪止めをつけて下さっていて手際の良さに感動です。いつつけたの??
ちなみにランボルギーニ、「駐車している時にリフターを上げっぱなしにしているのはよくない」そうなのですが、リフターをさげるとこの輪止めに当たりそうでしたので、今回のフェリー乗船中はリフターあげっぱなしで。

この時、自分が車を停めたフロア(階数)は必ず覚えておかないと下船の時に困っちゃいますよ~。

車を停めたあとはエレベーターにて客室に移動です。

客室等があるフロアへと到着。
おおお。なかなか豪華ではありませんか。7階建ての立派なフェリーです。

客室には色々なタイプが用意されているので、事前にどのタイプの部屋にするかは検討された方が良いと思います。
大洗から苫小牧までの乗船時間は『約17時間』。なかなかの長時間。

スーペリアルーム 和室 2人部屋
今回の私は、1人ということもあったのでそこまで良い部屋ではなくてもいいかなということで「スーペリアルーム」にしてみました。
※帰りの便ではこのさんふらわあ号に1室しかないという、予約時点で物凄い争奪戦のスイートルームを取りましたので、その時のお話はまた後日^^
スイートルームでなくても、とにかく良い部屋から順に予約が色々と争奪戦であっという間に個室は埋まってしまうことから、本当は洋室が良かったのだけれど今回取れたのは和室のみ…。

それでも本来であれば「2人部屋」の和室を1人で使わせて頂くことにしたのでちょっと期待です。
こちらが私が今回泊まるスーペリアルームがある6階のお部屋が並ぶ場所↓

部屋に入ってみると…

最初の感想は…うーん、すみません、最初の感想は「狭っ!」でした(笑)。
本当に狭い!!
あとから調べたらこのお部屋、2人部屋とのことですがだいたい4畳半?今回は宿泊するのは私1人だったので良かったですが、2人でこの部屋だとなかなかの狭さだと思います。
でもそれもまたフェリー旅な感じで楽しくて良いかな^^ (と、楽しめる方にしかおすすめ出来ないかも。※スイートルームは違います)

部屋にはトイレもありました。
そしてよく見るとトイレの横にシャワーも。
いやでも、このシャワー、あまりに狭すぎて(しかもあびたらトイレの床も全部濡れる?!)、よほどの必要性に迫られない限り部屋でシャワーを浴びることはないかなと思いました。
というのも、このさんふらわあ号は船内に大浴場があるのです。なのでそちらに行くことが出来る人は大浴場でゆっくり入った方がいいかも。

窓がある部屋だったので、障子を開ければ外が見えます。

いよいよ大洗港を出港。
揺れは…立っていたり廊下を歩いていると「おっと」という感じで揺れを感じることもありましたが、特に酔いそうとなるまでの揺れではありませんでした(この日は天候も良かったこともあり)。
あとは横になって寝ている時には細かい振動がずっとある感じで、言ってみれば震度2くらいの地震が来た時に「ん?揺れた?!」ってなる振動ありますよね?あれがずっと続いている感じ。

スーペリア(和室)のアメニティはこのような感じです↓
シャンプーなどもミニボトルで入っていますが、大浴場で女性はいくつかの銘柄のシャンプーたちを貸し出してもらえますのでそちらを利用した方が良いかも。
この他にバスタオルが1枚部屋にあるのですが、問題としては大浴場にタオルはついていないため、大浴場に行く為にはタオルを自室から持っていかなければなりません。
そこでこのアメニティについてくる白いタオルとバスタオルを持っていけばOKなわけですが、そうすると部屋にタオルが残らないので部屋の中で手を洗った時などに使うタオルが足りないという状況に。
私は今回2人部屋を1人で使わせて頂いたのでタオルも2枚ずつあったので大丈夫でしたが、これ1人部屋の場合はタオルを1~2枚持参されておいた方が安心かもしれません。

飲み物は和室だったからか、煎茶と梅こぶ茶のみ。

さんふらわあ ふらの船内
では少し、船内をお散歩してみたいと思います。

こちらの左側に見えているのがレストラン。
食券を購入するスタイルなので皆様並ばれています。

レストランの中はこのような感じ。自由席です。

アルコールの提供やテイクアウトメニューなどもあるようですので、この場で食べなくても皆さん何かしら買って部屋だったりロビーの席で食事されたりしているようでした。

他にも自動販売機でお菓子が売られていたり。

お酒が買える自動販売機も充実。
ただし、これらお酒の販売は夜23時~朝5時までの間は販売停止となるのでお酒が欲しい方はこの時間外に購入しておく必要があります。

自動販売機といえば面白かったのがこちら。
なんかね、やたら「牛乳自動販売機」へのこだわりが強いさんふらわあ号で、色々なところに「牛乳自動販売機はこちら」のサインが。

なんで(笑)?!

とにかくお酒よりも「牛乳自動販売機」への誘導が凄い(笑)。

で、たどり着くとこちらが牛乳自動販売機です。
消費期限が近い商品が多いから誘導しているのかな?なんでしょう(笑)。

船内には売店もありました。

さんふらわあ号のオリジナルグッズだけでなく、これから到着する北海道のワインだったりラーメンその他、ご当地のお菓子や食べ物たちもずらり。

帰りの便ではお土産を買い忘れてもここで購入することも可能ですね^^

売店ではカップラーメンなども販売されていて、船内にはこういった電子レンジや給湯器も完備されているので、皆さま思い思いにカップラーメンを作って食べられたりもしていました。

キッズルームも完備。

お子様の乗船は少なめのような印象でしたので、よほど小さいお子様たちが偶然にして集中して乗船される日など以外はこのキッズルームはかなり広々と使えるのではないでしょうか。

ここでは船長さんのユニフォームが大・中・小のサイズで置かれていて、好きに記念撮影が出来るようになっていました^^

あとは少しですが船内で好きに読むことが出来る雑誌なども。
漫画はワンピースがいっぱいありましたが、1巻も100巻もごちゃごちゃに置いてあったので、順を追って読むのは至難の業かもしれません。

200円で12分かな?のマッサージチェアも数台ありました。

喫煙所。

ゲームコーナーも。

小さめの部屋ですが、UFOキャッチャーとかちょこちょこ覗いている方がいたかな。

あとはランドリールームもありました。

私はこのフェリーが旅の始まりだったのでまだ洗濯するものはありませんでしたが、旅の途中でこのフェリーを利用される方にとってはこれは便利かも。
フェリーは滞在時間も長いので、洗濯/乾燥する時間も余裕で取れるわけなので。

こちらが大浴場入り口↓
フェリー船内にあると思えば立派なお風呂でした^^
特に女性客の方が圧倒的に少ないので、女性用の大浴場は空いている傾向にあるかと思います。
浴槽のお湯もそんなに揺れていなかったな~。
男性はもしかしたら時間帯によっては芋洗い状態になるのかも?!ちょっとわかりません…でもトラックの運転手さんたち等々含め、男性客の方が圧倒的に多いので込み具合は男性浴場の方が混んでいるのだろうな。

外の甲板に出ることも出来ます。

外に出るとすぐにあるのはペット用のドッグラン。
わんちゃんも乗れるのですね~。しかもこうやってドッグラン付きとは。

出港してしばらくしてから外に出たわけですが、もうあたりは真っ暗でした。

遠くに今さっき出港した大洗の町がぼんやりと見えています。

これ、もっともっと陸から離れた真夜中になったら、この場から見上げる空は一面の星空になるのではと思って、また真夜中に見にこようって思ったのです。

でも。

すでにこの時間でも誰もいない甲板から海を眺めてみると

これ、いきなり後ろから誰かに担がれてポイっと海に捨てられたら誰にも知られることなくひっそりと海に消えていくのね…とか思うと怖くてしかたなくなって、即座にこの場を離れました。
それ以降は夜中にもう甲板に1人で出ようなんて思わなくなりました(笑)。
夜の海って本当に怖い。
見ていると色々と不安になってきて、色々と疑心暗鬼になってきて、闇に吸い込まれそうになります。

気を取り直して明るい船内へ。
そうそう、船内には廊下などにちょこちょここうやってエチケット袋も置いてありました。
天候が良い日であればそんなに揺れず大丈夫な方が多いのではないかとは思えるものの、悪天候の時などに揺れたりしたら長時間のフェリー旅は大変かもしれませんね。
私も念の為酔い止めは持っていきました(最初飲んでみたものの、その後時間んがたって薬が切れたあとも大丈夫そうだったので結局飲んだのは最初の1回だけ)。

船の御朱印などもあるのですね~^^

さて、船内お散歩も十分に楽しみ、お風呂も終わったのであとは部屋に帰ってのんびりしたいと思います。
部屋に帰ってからまずしたことはお布団を作ること。
和室の場合、お布団は自分で準備をしなければならないようでしたので置いてあるマットレスやシーツでお布団準備。
最初は1人分だけ敷いてみたもののやっぱり狭いので、2人分敷いて部屋中がお布団状態な感じになったところに1人大の字で雑魚寝的な(笑)。

ちなみにこちらのマットレスはフランスベッドでした。さんふらわあのロゴ入り。

行きのフェリーは私1人旅だし、そもそも疲れてそんなに飲めないだろうということでもともと安めのワインを持ち込んでいたのですが、大洗にいる時に「17時間もあるのに1本で足りなかったらどうしよう」と不安になったので、コンビニでさらに1本買い足していました(笑)。
合計2本のワインを持ち込んで1人お布団の上で酒盛りを始める怪しい女性がここに。
いやもうこれ、最高でしょ。
…って思ったのですが、しまった。
この部屋は和室だったことからコップさえもなく(歯磨き用のコップはありましたがさすがにそれは…)、ワインを飲む為に使えたのはなんと「湯呑」だけであったという。
フェリーで数時間、御湯呑みでワインを飲むという、もう何でもアリ状態。やっぱり安いワインにしておいて良かった(笑)。

フェリー船内からの電波状況
ところで部屋でダラダラすると言っても何をするのかというと、出来ることと言えば、本を持ち込むとかダウンロード(録画)した動画を持ち込むとかもあるかと思うのですが、ぱっと思いつくことといえば「インターネットに接続して何かすること」と「テレビを見ること」ではないかと思います。
このネットとテレビ(または電話)は、場所によっては電波が届かないことがありますので要注意です。
陸に近い時はそこそこ電波をキャッチしたりしますが、それでも行きよりも帰りは全然キャッチしなかったり、あとは客室が陸側か海側かによって等にも電波状況は変わってくるかと思います。

特に北海道に近づいてまわりが全部海!みたいになったエリアではいっさい何も入りませんでした。

翌日、テレビをつけたらちょうど3分クッキングが始まっていたのですが、途中で「電波が弱いため受信できません」と止まってしまい…なんだかんだで3分クッキングが実質1分半クッキングくらいになっていました。
もちろん、作り方はまったくわからず(笑)。

さらに電波が悪い状況が続くと放送局サーチに切り替わったりもしました。
それでも意外とインターネットよりもテレビの方がちゃんと動いていたかなー。

それとは別に船内で使えるネットがあって、これに接続すると1,000以上のプログラム(映画など)が見ることが出来るというサービスがあったのですが、なぜだか行きの船ではこちらもまったく動かずでした。
帰りは使えましたので、またこのSSQにつきましては帰りの便のお話の時に。

ふと窓の外が明るくなってきたので、窓を開けてみたら結構な霧が出ていました。
それにしてもこんなにも明るいのにこの時点でまだまだ朝の4時すぎです。

その後、霧も晴れてきて気持ち良い景色に。

陸が見え始めました。

朝のお散歩に出かけます。

明るくなった甲板に出てみましたが、風も強いしやっぱりすぐに退散(笑)。

いよいよ、あっという間にすぎた17時間、気づけば船はもう苫小牧に到着です。

すごいな~。
こうして船にのんびりと乗って飲んだくれていたら、北海道は苫小牧に着いちゃった。
しかも今回はランボルギーニも一緒に。

今回、今まで1人で運転したことがなかったウラカンEVOを都内自宅から大洗港まで運転し、1人でフェリーに載せて北海道まで渡るだなんてことが出来たのは自分でも本当に驚きの出来事でした。
この年になってこんなにもドキドキする体験を自らやってみることになるとは(笑)。
でもこれ、以前BMWの全国のスタンプラリーをやったという経験があるからこそ出来たことだと思っています。
以前BMWのスタンプラリーで2年に渡り、全国2位と1位を取らせて頂いたことがあるのですが、その時にもスタンプを取る為に1人で大間から北海道へフェリーで渡ったり、函館から青森にフェリーで渡ったりということを1人でやっていました。
それがあったからこそ、今回は車がランボであるというさらなるドキドキはあったものの、それでも「まあやってみるか~」という気持ちになれたのではないかと思います。
BMWのスタンプラリー、ここ数年は開催されていないようですが本当に私にとって数々の素晴らしい体験をさせてくれ、沢山の素晴らしい思い出を作ってくれた最高のイベントです。
それがこうして今回の北海道への1人フェリー旅にまたつながるとは…^^

苫小牧港への着岸が近づくと、船内アナウンスで下船の案内がされるのですがその前後に唐突に流される音楽が「さんふらわあ号のテーマソング」みたいな曲。
行きは女性が歌うさんふらわあ号の曲と、こちらのハンバーガーボーイズさん歌うさんふらわあの曲が流されました。
これがね、とにかく繰り返し繰り返し流されるので船を降りたあとも翌日くらいまで脳内再生されるのですよ(笑)。
今でも歌えと言われたら口ずさめる「さんふら~わ~」^^

そんなさんふらわあテーマソングを聞きつつ、今回車高が低い車たちが案内された3F駐車場への下船案内は「船前方のエレベーターまたは階段からいつでもどうぞ」であったので、早々に降りました。
※その他の階に駐車されている方は7Fから順番にエレベーターを使える時間が指定されるので、それに従っております。

3Fについたら車に荷物を載せてあとは車内で待機です。
早めからエンジンをかけたらうるさくて申し訳ないので、私の2台前の車が動くまではエンジンをかけずに待機。
2台前が進み始めたところでエンジン始動して進みました。

フェリーから下船して驚いたのは、カメラをかまえていた方がいたことかな。
大黒や外苑でいそうな感じのスーパーカーキッズみたいな方がフェリーから下船してくる車を待ち受けてカメラを構えられていました。びっくり。
その後、私はまずは恵庭というところで一泊することになっていたのでそちらへ向かいました。
北海道でランボを運転している自分がいる。不思議。

ついでに、長男が「セリアが売っている戦闘フィギュアが売り切れで買えない」と言っていたことを思い出し(私も知らなかったのですが物凄い人気でどこも売り切れの商品だそう)、北海道にならあるかも?とチェックインするホテル近くの大きなセリアに寄ったりしました(笑)。
これ、看板はユニクロですが同じモール内にセリアがありました。
北海道でウラカンでセリアに行くという怪しい行動。
残念ながら戦闘フィギュアはやっぱりここでも売り切れ中でした。残念。

その後、恵庭市にあるホテルにチェックインして、この日はのんびりとすごしました。
恵庭のホテル近くにある道の駅では私が1番大好きなアリウムギガンチウムと思われる花が沢山咲いていて感動(紫色のネギ坊主みたいなお花)。

北海道に来た理由はこの日の翌日から始まります。
北海道旅行をウェルカムしてくれるような可愛いアリウムギガンチウムを見て、ここまでなんとかランボルギーニを運んでこられてことにほっとしつつ、明日から始まるワクワクに期待しながら翌日を迎えたのでした。
続きはまたこのあとに。
まずは私の大洗→苫小牧のフェリー体験についてでした^^!
続き→ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録1 (1日目-1)
帰りのフェリー体験→苫小牧→大洗「さんふらわあ さっぽろ」のスイートルーム体験:ランボルギーニと共に
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◆BMWスタンプラリー2022 春、全国コンプリート
ランボルギーニ・GIROジャパン2025 (北海道) 記録
番外編:フェリーで北海道へ!大洗→苫小牧「さんふらわあ ふらの」でランボルギーニを運ぶ
①ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録1 (1日目-1)
②ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録2 (1日目-2)
③ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録3 (2日目-1)
④ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録4 (2日目-2)
⑤ランボルギーニ・GIROジャパン2025 記録5 (3日目)
番外編:苫小牧→大洗「さんふらわあ さっぽろ」のスイートルーム体験:ランボルギーニと共に
さらに番外:ポルシェ911とランボルギーニの警報システムを切る方法
ランボルギーニ・GIROジャパン2024 (沖縄) 記録
①ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録1 (1日目-1)
②ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録2 (1日目-2)
③ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録3 (2日目-1)
④ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録4 (2日目-2)
⑤ランボルギーニ・GIROジャパン2024 記録5 (3日目)