視線が近い、もっと遠くを見る!の大切さ
私が過去に何度か参加させて頂いているドライビングレッスンの砂子塾。
そこで砂子塾長がよく言われることの1つに「視線(見ているところ)が近い。もっと遠くを見る!」というものがあります。
確かに走ることに必死になっているとついつい目の前の状況だけを見てしまいがちなのですが、ふと視線を遠く(走って行く先の方)にすると全体感がつかめて自分でも下手なりに走り方が変わるのを実感したりします。
…で、これはサーキット走行をする為だけのアドバイスなだけではなく、やっぱりこの「視線は遠くに」というのは普段、公道を走る時にもとっても重要なことなわけです。
常に目の前と、さらには遠くに視線を置いてさまざまな状況を確認しながら運転するように心がけています。
その重要さに気づかされる出来事があったのがこの日。
先日も高速道路で落下物があって「うわ!」と思って回避したということがあったのですが、この日はなんと高速道路を使って出かけた「行き」と「帰り」にそれぞれ出来事が。
なんなの~!
なんだか2022年の私は落下物にツイているようです。竹やぶ探索とかに行ってみようかな?(あ、あれは落下物ではなく、落とし物か(笑))。
その日の出来事がこちらです↓
こちら、ドラレコ映像だとすっごく小さくてわからないかもしれませんが、実際に目で見ているともっときちんと見えるので、このくらいの距離感の時に黄色の矢印の辺りを見ていた時に異変に気付きました。
画像では見えないかな~。
目だと見えるのですが、何かがトラックから落ちそうになっているのです。
拡大して頂いたらなんとなくわかります?
もうこれ、目で見ていたら「あ、まずい。あれトラックからカバーか何かがはずれて落ちそうになってる」ってわかりました。
この時点ですでに減速開始。
はい、来た~。
落ちました。
目の前で、トラックからカバー?みたいなものが落ちてきました。こんなに落ちる瞬間を目の当たりにしたのも初めての出来事。
すでにあえてブレーキを踏んでの減速を始めていたので、後続のお車も「なんでこのポルシェはいきなりブレーキして減速してるの?」と不審に思われたかもしれませんが、でも急ブレーキするよりも早めから後続のお車たちにも「何かあった?」と思って頂けるくらい余裕をもって減速することが出来たのは良かったと思っています。
もちろん、落下物が落ちてきたことを目視したあとはハザードも点灯。
これも普通につっこんでいたら危なかったと思います。
この時点ですでにかなり減速出来ていたので、ゆっくりと右側ぎりぎりに寄って回避することが出来ました。
そしてこちらが同じ日の帰り道。
楽しいこと以外はあまり記憶しない私は(笑)、行き道の時の落下物のことなんてすっかり忘れてご機嫌で走っていました。
でも。
と、また遠くを見ていた視線があるものを捉えたのです。
これもドラレコ画像だとあまり見えないでしょうか?目視だと、そこそこ見えました。
これです、これ。
何か大きなビニール?みたいのが飛んできているのです!
風によってふわふわと進路をかえてこちらに向けて飛んでくる大きなビニール。
「うわ、これ、フロントガラスとかに張り付かれたら終わるやつ!!」って思って「こっちに来ないで~」とドキドキしながら走りましたが…
結果、私の車の左の方をふわ~っと飛んで行ってくれたので特に問題なくやりすごせました。良かった。
後続のお車たちにはどうなったかまではわかっていません。
なんだか最近、色々なものが高速道路に落ちていたり、飛んでいたり(?)することが以前よりも増えているような気がします。
そういった落下物に対する私の遭遇率が上がっているだけ??うーん、やっぱり竹やぶを歩いてこようかな(笑)。
とにかく、皆さまも十分にお気をつけ下さい!「視線は遠く」で^^