CORNES Driving Academy 2021:富士スピードウェイP7
2021年5月15日(土)にコーンズモータース様主催のドライビングレッスンイベントである『コーンズ・ドライビングアカデミー』が富士スピードウェイのP7にて開催されましたので、参加させて頂きました。
今回の参加はウラカンEVOでとなり、実際の参加者は夫です。私はその同伴者として遊びに行かせて頂きました^^
朝早くからお出かけする時の我が家の定番の朝ごはんである朝マックを、この日も出発時にまずは購入。
ウラカンEVOにカップホルダーはついているのですが、ポルシェのグローブボックス部分についているカップホルダー同様に、カップ式のコーヒーなどに使用するには100%不安しかないので(笑)、今回はこちらのボトルを持参してみました。
ランボルギーニでコーンズさんのイベントに行くとわかっていながらの、ポルシェラリーのボトルをチョイスするところが私の「ポルシェ愛」…なの(笑)?
ちなみに、こちらのポルシェラリーボトルにはマックコーヒーのSサイズがぴったり2杯分入りました。便利~。マックのおじさんと「おおお!ぴったり!」って朝から喜んじゃった^^
って、コーンズさんのイベントの話だって言ってるのに、朝マックとポルシェボトルの話しかしていないような気がするので、ここからはいよいよCornes Driving Academyへの参加体験について書かせて頂きたいと思います^^
久々のウラカンEVOドライブ
でね、朝マックを買ったのは良いのですが(←またマックの話に戻ってる(笑))、私は運転しながら食べることが出来ないので、まず最初は夫に運転してもらい、マックを食べ終わってから海老名PAで運転交代。
この日は海老名からFSWまでを運転しました。ウラカンEVOの運転は久しぶりだったので、最初はちょっと緊張しましたが、何気にウィンカーの使い方も身体(指)が覚えていて問題なく出来たことに驚き。
1度出来るようになると、時間があいても意外と出来るものなのですね~。自転車に乗れるようになるのと同じような感覚なのかな?
ガソリンスタンドでもフェラーリ、ポルシェなどと遭遇、そしてそこからFSWに行くまでにも何台もの「今日のイベントに参加される方々だろうな」というお車たちに遭遇し、気分があがっていきます。
到着したのはFSWのP7。
前回、私が人生初めてポルシェ911でドリフトできたあの、感動のP7に再来です…って、大袈裟に言ってみるも実際にはたったの10メートルですけどね、私のドリフト体験^^
車を指定された場所に停めます。
今回のドライビングアカデミーへの参加車両は全部で34台。なかなかの台数です。
その34台を2つのグループにわけて、グループごとにトレーニングと座学プログラムを受けていく流れとなっていました。
よって、1グループ17台。
まあ、それでも多少多めではありますが、インストラクターさんが3名いらっしゃったので、17台を3名で見て下さっている形です。さらには他にも誘導して下さったりするスタッフの方々が沢山いらっしゃいます。
車を停めたあとは、まず最初に座学があるのでP7に出来た小屋(なんて言うの?)?みたいなところに集合です。
P7に突然現れていた小屋みたいのって、そういえば前回の砂子塾に来た時ちょうど作っていた(作り終えての検査をしていた?)ような気がする。
走行している車たちの様子を座ってみることが出来るテントのところには、お菓子&飲み物も用意されています。
座学からスタート
そしてこの新しく作られた小屋みたいなところの中では、コロナ対策として人と人との感覚をあけ、パーティションで区切られた状態での座学受講。
最初の座学ではコーンズモータース様からのご挨拶に始まり、続いてインストラクターの方によるドライビングポジションなどのドライビング・トレーニングを始める前に必要な知識等を教えて頂きました。
座学に続いては、さっそく実車でのトレーニング開始です。
今回のイベントは1つの車メーカー縛りのイベントではない為、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、ベントレーが集結(他グループにアルファロメオもいたような気がするのですが、同グループではなかったのでよくわからず)。
ポルシェのトラックエクスペリエンス(PTX)のように「ポルシェONLY」みたいなドライビングレッスンでは、プログラム内容やそこで教えて頂けることがポルシェの性能に特化しているということがとても良く、また沢山の色々なポルシェとその走りを見ることが出来て楽しいわけです。
でも、今回のように色々なメーカーさんの色々なモデルたちが一堂に集まって走るというのもまた、これはこれでとっても楽しかった!!
今回、教えて下さったインストラクターの皆さまは
- 番場琢さん
- 横溝直輝さん
- 元嶋佑弥さん
の3名です。
17台をわけたグループのうち、夫のいるグループを担当して下さったのが番場さんでした。とっても優しくって、にこにことお話して下さるのが素敵で、番場さんのおかげでとても楽しく1日のレッスンを充実して楽しむことが出来ました。あ、レッスン受けたの私じゃなかったっけ。でも私も充実(笑)。
また、元嶋さんにも色々見て頂く機会がありお話させても頂いたのですが、やっぱりとっても素敵な方で、こう言っては失礼かもですが、なんというかとっても可愛かったです^^ (あ、おばちゃんの戯言なので許して)。
横溝さんとは教えて頂くという点での接点は今回ほぼなかったのですが、別途ご挨拶させて頂けたので良かったです^^
さきほど停めておいた車の中には、いつの間にか助手席のシートベルトにばっちり無線機も設置されていました。
今回のトレーニングでもまた、最初には皆で集まり直接インストラクターさんたちから説明を受け、その後車に乗り込んでからはそれぞれがこの無線機を通して指示やアドバイスを受ける形で進んでいきます。
今回、一応すべての内容で「同伴者の同乗」が可能となっていました。よって、私も最初は同乗しちゃいます^^
緊急回避と低速スラローム
最初のトレーニングは緊急回避と低速スラローム。
いわゆるABSをきかせての急ブレーキ体験からスタートです。ウラカンEVOでのABSが効くほどの急ブレーキを体験できることなんて普段はないので、これは同乗するでしょ~。
同乗しながらふと周りを見た時に、その景色が偶然にしてポルシェだらけだったりすると「あれ?今ってPTXだっけ?」と錯覚してしまいそうにもなりました^^
低速スラロームからは、他のお車たちの様子も拝見したかったので、私は車を降りてこちらのテントの下から見学。
こうして車外から皆さまのお車たちが走る姿を見学しているのも楽しかった~。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェの色々なモデルが加速していく時の音の違いを目の前で感じられるのです。
「あ~、このモデルはこういう音なんだ」という個々の音だったり、さらには全体を通してみていると「フェラーリの音、ランボルギーニの音、ポルシェの音」という各メーカーそれぞれの「音の感じ」もあって、そういうのをずっと感じていられるのが楽しかったかな。
ベントレーがこういった急ブレーキをする姿などはなかなか見られるものではありませんよね^^
さてそして、続いては次のトレーニング内容である高速スラロームとオーバルに入るわけですが、ここで満を期して登場したのがこちらの、ハイ、私の大好き(だっけ(笑)?)な散水車さんたち!
FSWなのでやっぱり散水車は太陽建機様の水色のものたち。あああ。乗りたい。
そして今回は2台の散水車がいたのですが、途中でまたさらに2台やってきました。え、何、4台体制?コーンズさんイベント、どれだけ豪華なの!!
…と、散水車の台数を見て実は1人、静かにテントの下で興奮していたのですが(笑)、実際には車の交換だったのかな(お水がリフィルされたものを持ってきてくれた?それはそれでやっぱり豪華だな…)。
今回も残念ながら太陽建機レンタル様のこの水色の散水車には乗ることが出来なかったので、またこの散水車に乗る日の楽しみは次回に取っておきたいと思います^^
高速スラロームとオーバル
そして後半のトレーニングであるオーバルでも私は同乗。砂子塾などで自分も参加している時には、夫の運転でのオーバルに同乗することがなかなか出来ないので、今回、ウラカンEVOで乗ってみました。
これがまた、人の助手席に乗ると面白い!!
自分での運転だと、自分では上手に出来ないというのに、なぜか人の助手席だと「ブレーキポイントが遅い~。加速してつっこみすぎ」とか「立ち上がりのアクセルオンが早すぎ!」とか、わかるんですよ!!!これ、すっごく不思議。
自分では出来ないのに(笑)。←もっともイヤな感じの人の典型^^
あと、参加されていた方にポルシェ991.2の黒のカレラの方がいらっしゃったのですが、ふとそのお車とかを見るとつい「あれ、今日って私も参加しているんだっけ?」という変な錯覚をすることもありました(笑)。
ランチは和食だけど…
自分たちのグループのトレーニングが終了したら、続いてはランチです。
ランチに入る直前には次のグループのお車たちが広場(P7)に入られてきました。入れ替え制で行っていたので、他のグループのお車たちのことをなかなかゆっくり見ることが出来なかったのは残念ですが、こうしたちょっとした瞬間に拝見することが出来ました。
SVJも2台いらっしゃったかな。
やっぱり踏まれた時の音、SVJは各段に違ってすっごーーーい音でした^^
ランチタイムは、それぞれがパーティションで区切られた席について頂きました。
メニューは結構な量のサラダに、牛すき丼みたいなのがメイン。コーンズさんならイタリアンな感じでくるのかと思いきや、かなりの「和」だったので意外でした^^
でもでも、やっぱりそんな中にもイタリアを残されるところがコーンズ様。
サラダのドレッシングを選択することが出来たのですが、ゴマドレッシングとかにまざって、1つだけ異色な空気感を放っていたのがこちらの「トリュフオリーブオイルと塩」という組み合わせ。和食、どこいったー。
でも、トリュフオイルとお塩なんて最高すぎるので、こちらで頂きました。もう、お口の中は完全にヨーロッパ。そんなところに、メインは牛すき丼!美味しかったです(笑)。
そういえば、クリスマスかな?にランボルギーニ様より送られてきたのもシャンパンとそれに合わせてトリュフとチーズのクリームだったり、オリーブオイル、そしてトリュフ塩だったので…ランボさん、もしかしてトリュフ好きなの^^?
ランチのあとは、富士スピードウェイの本コースを走らせてもらえるオマケがあったので、それまでの間少し休憩です。
車に戻って休憩される方もいれば、テントでのんびりされる方も。
私たちは車に戻って少し休憩。
でも、せっかくなので車がとめられていた駐車場をふらふらと徘徊してみる私。
と、その奥には…。
いや~ん、そこにいらっしゃるのはタイカンさんじゃないの~。何してるの、こんなところで^^
タイカンと遭遇して喜んでいたのもつかの間、FSWの本コース走行へと向かいます。
富士スピードウェイ本コース走行
今回の走行は先導走行での、ほぼ「パレードラン」に近いものなので、速く走るとか、トレーニングの一環などではありません。
それでも、ウラカンEVOではまだFSW本コースを走ったことがなかった&ゆっくり走るといっても、それでも公道で法定速度を気にしながら走るのとは全然違います。
だから、やっぱり走っちゃう~(本コース走行はオプションだったので希望者のみ参加)。
どうしてこう「サーキットを走る!」ってなるとワクワクするのでしょうね~。あまりに非日常すぎることだからかな?
いや、それよりも憧れかな。普段、凄いレーサーの方々とかが走られているところと同じところを走ることが出来るっていう嬉しさなのかな。
パレードラン的とはいえ、前を走るのはフェラーリやランボルギーニ、そしてポルシェたち。
いざ、加速が始まったらもう最高です。
スポーツ走行ではなくても、それなりにサーキットで走るとやっぱり全然違う!私にとっては十分に楽しいです。
と、いいつつ前がつまっていると「もうちょっと速く行きたい」と欲が出てしまう煩悩の塊人間でもありますが^^
それでもやっぱり楽しかった!
ウラカンEVOが10月末に納車されてから半年以上がたって、やっとのことウラカンEVOの凄い性能を多少垣間見ることが出来たような気がします。
パレードラン的走行でしたが、いくつかのコーナー前後、そしてストレートではそこそこ楽しめる速度が出せたので素晴らしいEVO体験となりました^^
P7に戻ってきたら、最後の座学でしっかりとドライビングの応用知識について学ばせて頂きました。
とても丁寧に図解で説明がされているプリントと一緒に説明して下さったので、わかりやすかったです^^
タイムアタック
さて、最後の最後はまた広場に戻って『タイムアタック』。
コース内にコーンで作られたオーバルを全部で3周、そのうち最初の1周は途中に1回だけスラロームが入るというもの。最後は決められた黄色のコーン枠で停止しなければいけません。
まずはインストラクターさんがデモランして下さり、それを見てからそれぞれのタイムアタック開始です。
私は、オーバル練習時にはウラカンに同乗していましたが、タイムアタックで私が助手席に乗っていたら、それって私自身がただのウェイトハンデになっちゃうだけなので(笑)、タイムアタックでは車から降りて見学です。
私たちが参加させて頂いていたグループでの、このタイムアタックの見学がめちゃめちゃ楽しかった~!!
インストラクターさんや、走るのを待っている参加者さんたちと他の人のタイムアタックを見ていたのですが、もう皆さん「タイム計測されている」と思うと気合が入っちゃうから、最初の1回目はほぼ全員がコースミスしたり、止まり切れなかったり。
これがまた、見ていて本当に面白くて、もう見ている人たちで大爆笑しながら見学させて頂いちゃいました。
もちろん、それは失敗したことを嘲笑しているようなものではなくて、そこにいた皆さんがその場での出来事を和気あいあいと皆で楽しんでいて、成功したら皆で大喜びでしたし、なんだか最後のタイムアタック時の一体感はホント、とっても楽しかったです^^
こうしてまた1日、とっても楽しませて頂いた最後には修了式があり、修了証を頂きました。
今回のようにこうして沢山の「スーパーカー」と言われるお車たちがいっぱい走っている姿を拝見させて頂くことが出来たのは、最高に贅沢で、最高に楽しい時間でした。
我が家のEVOは納車されてから今回のように本格的にアクセルオン&急ブレーキ等をしたのが初めてだったので、イベントのあとにはメンテナンスチェックへ。
同日でなくても良かったのですが、渋滞にはまらず帰宅することも出来たので、黒カレラを出して2台で都内のコーンズさんへEVOを持っていきました。
皆さんがさんざん気持ち良さそうに走っているのを1日見ていたあとだったので、黒カレラに乗った時に私も「走りたい~!!」ってなっちゃいました。
近いうちにまた広場とかで思いっきり走りたい~^^
改めて、とっても楽しい1日でした。コーンズモータース様、インストラクターの皆様、担当営業様、スタッフの皆様、そしてご一緒させて頂きました皆様、ありがとうございました!!