最初の目的である富士山を目指す
初めてのキャンピングカー旅行で、12月29日~30日に1泊2日を楽しんだあと、12月30日の夜を自宅ですごしたものの、もう翌朝の12月31日には
「じゃあ、今日はどこに行く?」
という会話をしている我が家でありました。年末からやたら忙しい^^ しかも、基本的に本当にもう無計画なので行き先も出発時間の数分~数時間前に決めるというテキトウさ。
最初の旅行の際にも、このテキトウさのために子供たちが富士山を見たいと言っていたにも関わらず、まともに見せられることが出来なかったことから、2回目の旅行はまずはやっぱり富士山に行くことにしました。
というわけで、じゃーん。来ましたよ~。
ほら、後ろには綺麗なふじさ~ん!!
まかいの牧場
ここはいったいどこでしょう。
ハイ、こちらは「まかいの牧場」というところです。ここ、2019年のポルシェのラリーイベントで初めて訪れた場所で、その後、同じく(まだブログにアップ出来ていないのですが)、2020年冬にツーリングに参加させて頂いた時にも来ていた場所なのです。
ただ、両方の時ともこのまかいの牧場でしたことは「スタンプを押す」とか「食事をする」「駐車場でおしゃべりする(なにそれ(笑))」ということだけであったので、こんなに綺麗に富士山が見える環境にある牧場であるわけですし、いつか子供たちを連れて今度は牧場内に入ってみたいと思っていた場所だったのです。
初めて入る牧場内。
そこは、想像以上に広く、眺めも素晴らしくてなんとも大自然な感じたっぷりの牧場でした。
広大な土地に放牧されている羊たちと好きなようにたわむれながら、たまには追いかけられながら(結構、狙いを定めて追いかけられた…)、ふと見あげるその視界の中には常に富士山。
最高です。
まかいの牧場の広々とした自然の中でたっぷり遊んだあとは、駐車場へと戻ります。
このまかいの牧場の駐車場、2019年のポルシェラリーの時はこのような感じの景色でした↓
そして、先日行かせて頂いたツーリングの時はこのような感じでした↓
で、これが今回↓。
この違いって(笑)。ポルシェたちを停めていたところはもう少し写真の奥の方ではありますが、あまりに違う光景のシュールさに笑ってしまった私です。
まかいの牧場からもたくさん富士山を眺めたわけですが、まだまだ富士山体験は終わりません。もうここまで来たら、もういっぱい富士山を楽しんじゃおうと思います。
朝霧自然公園
続いては、こちらもツーリングの際に立ち寄らせて頂いた朝霧自然公園へと向かいます。
富士山が待ち構えてくれている~。
この公園にきた目的は「凧あげ」です。大自然でお正月といえば(まだ年末だけど)、凧揚げでしょ!というわけで。
しかも今回は「むか~し購入して、1度も使う機会がなかった」と大事にしまわれていたドイツ製の凧をあげてみることに。ポルシェ関係ないけど、ちょっぴりドイツでポルシェ気分?うん、まったく関係ないな。
そしてこの凧、ひええ。値札がついていましたが、その単位は「ドイツマルク」。いったいいつの時代のもの?!飛ぶの?!
結果、ちゃんとあがりました~!!
凧をつないでいるヒモ?がタコ糸ではなくてテグスだったので、劣化して切れるのではと思ったのですが、なんとかなりました。
うーん、もう富士山でさえも貸切!!!
富士山の反対側も大草原。遠くに見えている小さい人みたいのが我が家のお子様たち。
最近は週末などもコロナで自宅にこもることが多かったことから、ゲームだったりテレビを見たりする時間が増えていた子供たち。
久々に思いっきり自然のなかで身体を動かして遊ぶことが出来て本当に楽しそうでした。
厨二病を発症しそうな(いや、してる?)長女と次女であるというのに、この日は「鬼ごっこしようよ!」とか、もう完全に幼稚園児みたいにはしゃいでいました^^
子供たちの「富士山が見たい」という希望も叶えることが出来て、もう富士山はおなかいっぱいというくらい眺めたので、車に戻ってしばし休憩。
日が落ちてきてから、このキャンピングカーの中だけに明かりがついている光景、なんだかとても温かい感じがして好きでした。
日の入り時間がとても早かったので(この日は16:43が日没時間)、あっという間にあたりは真っ暗になりました。外灯などもほとんどないので、それはもう真っ暗です。
そうなると、次に見えてくるのは満天の星空。
この時、スマホしか持っていなかったので、スマホを手持ちで撮影しただけですが、それでも結構な数のお星さまが見えているのがわかるでしょうか?
これはお月さまが出てきた時↓。
富士山の右上の方にはハッキリとオリオン座も見えています。この光景、この目で眺めると本当~に美しかったです。寒かったけれど、いつまでも眺めていたくなる景色でした。
ゆるキャン△クッキングとアウトドア年越しそば
さて。
子供たちの富士山を見るという希望を叶えたあとは、続いて私がやりたかった希望を叶えてもらおうと思います。
それが、これ!!
バター!
…というか、これがやりたかったの。
知ってます?『ゆるキャン△』というアニメに出てきた「(キャンプで)ホットサンドメーカーで肉まんを焼く」というもの。
これがやりたかった~!!!
自宅にあるのはIH対応のホットサンドメーカーだったので、キャンピングカーでホームセンターに寄って、直火で使えるホットサンドメーカーを購入してきました^^ (水道がある場所でちゃんと洗っています~)
あとは、コンビニでさきほどのチューブのバターと肉まんも。
んーーワクワクする~。出来るかな~。もう、私のなかでは今回の旅行ではこれを作ることを第一の目標に掲げていたくらい。
あ?今回って、キャンピングカーの旅行であって、キャンプではなかったっけ。相変わらずわかってない私(笑)。
でもでもでも、見て~!!!
見てください、この出来上がりを!!!
とーーーーーーっても美味しかったです!
寒いなか、アツアツの、さらにはバターで焼かれた肉まんですよ。食べたいでしょう。ふふふふ。食べちゃいましたよ。もう最高でした。
さらに。この日はなんといっても12月31日。
12月31日といえば、大晦日。大晦日といえば年越しそば。
例えば、我が家は神田のまつやさんで年越しそばを食べたりします。これはまつやさんで年越しそばを食べた時のもの(2019年末)↓
今回、せっかくならキャンプ気分で外でお湯を沸かして、カップ麺でもいいから年越しそばをアウトドアで食べよう!という試みもしてみました。
これも現地のコンビニで調達したわけですが、なんとここでまた奇跡が。
そうなのです、なんと!
ゆるキャンした辺りの地元のコンビニで売られていたカップ麺のお蕎麦、神田まつやさんのものでした(笑)。これ、奇跡すぎでしょう~。このような商品があることさえ知らなかったのに、まつやさんが待っていてくれました^^
さっそくお湯を沸かし… (このお鍋もホームセンターで急遽購入)。
まつやのお蕎麦を作りました←お湯を入れただけ(笑)。
本当はこれをアウトドアで食べたかったのですが、あまりの寒さに結局のところ車内に持ち込んで食べました。
うーん、なんだかただカップ麺を5人ですする寂しい家族?というか、もう、なんとも「いっぱいのかけそば」的になりましたが(笑)、これもまた体験として面白くて、美味しさ100倍でした^^
最後にはやっぱりこれこれ↓
こういう、なんだか「キャンピングカーの中には温かい家庭がある」という感じが最高。中ではカップのお蕎麦すすってますけど。
キャンピングカーで年越し
続いては、紅白歌合戦タイム(笑)。
もう、やりたい放題な感じになってきていますが、大晦日の夜なのでせっかくなら紅白を流しながら走ろうということで。
ここで今回初めてキャンピングカーのテレビを使ってみました。
トンネル内では電波受信が出来ずに映像がとまったりするわけですが、そんなに真剣に見入っているわけではないので、なんとなく大晦日感が出て良かったです^^
紅白を流しながら向かった先は…富士山エリアから東京をやりすごし…東関東自動車道(東関道)の終点。
ここは…私には漢字が読めなかった「潮来」という町。なんて読むかわかります??「いたこ」と読むそうです。
というわけで、茨城県はいたこの町に到着。
ここで焦ったことが1つあって、それはガソリンがなくなってきていたこと。
まだガソリンがありませんよというライトが点灯するまでではなかったのですが、夜に休憩する前にガソリンを補充しておかないとガソリンを使っての「FFヒーター」を利用することが出来ません。
でも、年末年始ということもあって夜中の変な時間には開いていないガソリンスタンドが多く、開いている店舗を探している時は「このまま全部朝まで閉まっていたらどうしよう。ヒーターなしでは夜を越せない」って焦っちゃいました。無計画の極み。
なんとか開いているガソリンスタンドを見つけ、満タンにしてから安心して道の駅へ。道の駅では「仮眠」はOKとされています。
私たちもここで数時間の休憩です。
2021年 初日の出
休憩したのちに、いたこ市にて朝を迎えたその目的は1つ。
そう、その目的は2021年初日の出です。朝、日の出時間より1時間以上前に道の駅から近くの海に向かいました。
今までも夫と2人では初日の出を見に出かけたりはしていたのですが、日の出前の暗い時間から子供たち3人を起こして、まずは出かける準備をさせて、車に乗せて…ということはあまりに大変すぎた為、最近は子供たちは一緒に見に行っていませんでした。
でもキャンピングカーなら、もうとにかく子供たちを起こして車外にさえ出してしまえば、目の前は日の出。
日の出時間の10分前くらいに子供たちも連れだして、海岸沿いに歩いて出ました。
このたった10分くらいの日の出までの時間も、かなりの冷え込みで、外はものすごーく寒かったです。
さらには、この「寒さ」の体感温度をさらにさらに下げてくれていた方々がいらっしゃいました。それがこちらの、なーんと、この死ぬほど寒い中、初日の出を前にサーフィンされている方々~。信じられないぃぃぃ。すごすぎる。見ているだけで、自分の中での気温が5度は下がりました(笑)。
だんだん明るくなってくる水平線。
振り向けば、まだ後ろにはお月さま。
そして、太陽。
2021年の初日の出です。
何を思ったのか忘れてしまいましたが、でも、この美しい光景を眺め、色々なことを思った気がします。
何もかもが幸せで、本当にすべてのことに感謝しかない気持ちでした。2021年もきっと良い年になるとしか思えない1年のスタートです^^
大洗 かねふく めんたいパーク
素晴らしい2021年の始まりを実感したあとは、まだ素直に自宅に帰らず「どこか行けるところは」と考え、かねふくさんのめんたいパークを発見。
続いては、大洗にあるめんたいパークに向かいます。元旦から営業されているめんたいパークも凄い。
ここでも「明太子が作られるまで」の工場見学をさせて頂きました。
めんたいパークといえば、今回は大洗にある店舗に行きましたが、この伊豆の店舗もやはり2019年のポルシェのラリーイベントで立ち寄った場所でもあります。
まさに、明太子のお土産トラップにやられたところ!!んんん。トラップだった明太子入りおさかなソーセージにここでも遭遇。
思わず「ポルシェのラリースタッフの方、この隣の隣にある明太子入り食べるラー油の方が安いし、美味しそうなのになぜあえてこのソーセージにしたの。やっぱり明太子だと思わせるためにこの形を選んだのね…」と思いながら、ラリーイベントも懐かしく思い起こしたのでした。
(いや、たぶんラー油は車内で食べられないけれど、ソーセージなら食べられるしという配慮だったのかと思っていますが~。違うかな?ふふ^^)。
これで、2020年12月31日~2021年1月1日にかけての年越し1泊2日のキャンピングカー旅行第2回目は終了です。
あとは都内自宅に帰るのみ。
帰り道で豪華なバスのキャンピングカーなどに遭遇すると、ついついもう「わ、先輩!豪華ですね!すごい!」って思ってしまいました^^
この日、家に帰ってきた理由はやはり今回も外でお風呂に入ることを(コロナ感染予防を考え)控えていたので、お風呂の為の休憩と、1月1日はおせち料理などのお正月料理をきちんと食べたかったからとなります。
さんざんキャンピングカーで楽しんできて、1日の夜はばっちりおせちを食べて飲んだくれました。
普段、平均して1日1本はワインを開けるくらい毎晩飲んでいるわけですが(ほぼアル中)、このキャンピングカー旅行中は私にしてはありえないくらい「飲んでいなかった」のです。
だって、いつ運転を始めるかもわからないので、いつでも運転できるようにしておかないといけないな、と思ったので。
だから…ここだけの話(って、思いっきりブログに書いてるけど(笑))、キャンピングカーの中では、ほぼずっとノンアルコールビールを飲んでいました。
軽く1ケース以上消費しているかと思います←アルコールないけど、アル中(笑)。
でもね、これなかなか良かったですよ!
ノンアルコールでも、ビールっぽいから飲んでいたらなんとなく満足できてしまって「お酒飲みたい」ってなりませんでした。やればできるじゃない、私。
※アサヒビールはこちらの商品を「アルコール0.00%の炭酸飲料なので運転前に飲んでも大丈夫」と明言されています。
さて、これで12月29日~30日と、12月31日~1月1日のそれぞれ1泊2日のキャンピングカー旅行が終わったわけですが、まだまだ遊び足りない私達は、続いて1月2日~4日にかけてまた出かけちゃいました。
しつこく、続きます~^^
1回目のキャンピングカー体験 関連記事:
① 初めてのキャンピングカー体験:キャブコンで家族旅行
② キャンピングカー体験2:伊勢神宮・フェリー・浜松
③ キャンピングカー体験3:富士山・肉まん作り・潮来で初日の出
④ キャンピングカー体験4:下呂温泉で足湯めぐり・合掌村
⑤ (番外編)豊橋(三河港)のフォルクスワーゲングループジャパン本社に行ってみる