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初めてのキャンピングカー体験:キャブコンで家族旅行

投稿日:2021年1月6日 更新日:

キャンピングカーは人生初体験

少し前から、2021年にかけての年末年始の予定についてこのコロナの状況を考えつつ、さ~どうしようかと検討していました。

そんなある日、ポルシェなどの愛車を載せて持ち運びができるキャンピングカーについてのブログを書いたことがありました

そうしたら、「子供たちがまだ小さかった頃、カイエンでドイツHYMER社のトレーラーをひっぱって家族旅行していました。日本全土を家族でまわって、とても良い思い出になっています」といったことをメールで頂いたのです。

カイエン+トレーラーで様々な所をまわられている写真も添付して下さっていて、そのどのお写真を拝見しても本当にどれもが素敵なご家族写真で、お子様達が皆さまとても楽しまれている様子が伝わってきました(そのご家庭のお子様もちょうど我が家と同じく3人!)。

もうそんなお話を伺って、 素敵なお写真を拝見させて頂いちゃったら、この単純すぎる私が影響を受けないわけありません。

早速、夫にもその写真たちを見せて「いいよね、いいよね、なんだかとっても素敵だよね」と。その夜の我が家はもちろん、キャンピングカーの話題で盛り上がりました^^

キャンピングカーなら、現在のこのコロナの環境下であっても他の人との接触を最低限に留めつつも、ただ家の中にいるのではなく移動してどこかいつもと違うところに行けるし、これはもう最高なのではないかと。

思い立ったらすぐに動くのが我が家。もう、この日から年末年始はキャンピングカーだ~!と真剣に考え始めました。

と、いってもさすがにいきなりカイエンとトレーラーをセットで購入したりするのはあまりに無謀であるし、そもそも都内ではカイエン+トレーラーを停めておく駐車場を確保するだけでも一苦労しそう 。

というわけで、まずはトレーラー型ではなくて車と一体型のキャンピングカーである『キャブコン』と呼ばれるタイプのキャンピングカーをレンタルしてみることにしました 。

まずはレンタルしたキャンピングカーで都内から近くの場所で「キャンピングカーで移動してみる、キャンピングカーに泊まってみる」という体験をしてみようということで。

だってもしかしたら、そもそもうちのお子様達は「キャンピングカー、やだ」って言うかもしれないし(笑)。

さて、早速年末年始のキャンピングカーの予約をしたわけですが、まずは数日だけ借りてみようと思っていたら、甘かった…。

年末年始の間は、レンタカー会社の店舗がお休みになる関係から1週間連続単位でのレンタルしかできなかったのです 。

うーん、いきなり一週間。

まあでも借りられなくなるよりはマシか、ということで、もう1週間借りてしまいました。

「行ってみたい」と思い始めちゃったら、とにかくもう行ってみたいので!

12月28日の夕方にレンタカーを引き取り、12月29日に初めてのキャンピングカーで家族旅行へ出発です。

キャンピングカーの引き取りに行った時、ポルシェ911で行ったわけですが、私の車を見てレンタカー会社のお兄さんが「この車(キャンピングカー)は本当にスピード出ませんよ(笑)?」と。

ふふふ。

キャンピングカーの取り扱いの説明を受ける時も、契約(支払い)もキャンピングカーの中で座りながら出来てしまうということにいたく感動したスタートとなった私だったのでした (契約しながらも、フロントごしに見える自分の911の写真を撮ってニタニタしていましたけど~^^)。

トヨタ カムロードベースのキャブコン『クレソン』

では、まずは我が家が今回レンタルさせて頂いたキャンピングカーのご紹介から。

トヨタのカムロードという車をベースに作られた、いわゆるキャブコンと呼ばれるキャンピングカーで、乗車人数は8名、寝る場所は6名分が確保されているというものとなります。

車幅は2,100㎜なのでまあなんとななるのものの(ウラカンEVOがサイドミラーまで含めると2,230㎜)、長さは4,990㎜、そして最も問題となるのが高さです。

その車高は2,850㎜。つまりは「高さ2.9m」とかの表示以上がないところはくぐれないということになります。

これ、いかにも天井が低そうなところはきちんと気にして「高さ制限OK!」って確認をするのですが、いつもポルシェとかで普通に通っている道とかだと、思わず「通れるのが当たり前」の意識でいるので、その道を通りそうになって危なかったです。※例えば秋葉原のJR高架下。

運転するにあたっては、バックミラーによる車の後方確認は100%出来ません。

その代わりに、かなり見やすいサイドミラーと、バックする時にはモニターにバックカメラがうつしている映像があるので、それを頼りにバックすることになります。

言ってみれば、真後ろに煽り運転してくる車が来ても「気づかない」ので問題ないとも言えます(笑)。

あ、そういうことじゃないか^^

キャンピングカー車内

ではでは、車内を見てみたいと思います。

こちらがキャンピングカーの後部に出入りする為のドアとなります。今回お借りしたレンタカーでは車内は土足厳禁となっているので、このドアを入った時に靴を脱ぎます。

でも、レンタカーではなくてもキャンピングカーの場合、通常は土足厳禁にするのかなと思います、日本の場合。

それを見越してか、ちゃんと靴を入れるスペースも用意されていました。

ここは出入り口の横にある簡易的なイス。

その隣がキッチンです。タンクに水を入れておけば、飲み水としての使用は出来ませんが、手を洗ったりするという用途には水道が利用可能。

今回、私たちはそんなに水を車内で利用するほどの使い方はしないだろうと判断したので、水まわりの利用はしないことにしていたので、水は入れていません。

さきほどの簡易的なイスの上にはテーブルも用意されているので、テーブルを降ろせばテーブルとして利用できる範囲も広がります。

電子レンジも完備。こちら、車用のバッテリーとは別のサブバッテリーを利用しての使用となるため、我が家は今回こちらの電子レンジの利用もしませんでした。

というのも、サブバッテリーの充電をする為には「家庭用電源で約1日の充電が必要」と聞いていたので、私達にはそのような環境が整っていなかった為、出来るだけサブバッテリーを使わずにすごしたかったからです。

同じ理由で、冷蔵庫もありましたが利用しませんでした。ただ、冬なのでそんなに使う必要性にもかられなかったので良かったかな。

キャンピングカーだと「移動すること」が前提となっているので、すべての扉にも必ずロックがあり、冷蔵庫に関してもこのようにちゃんとロックされるようになっていました。

ちょっとしたことですが、意外とこのロックがされていないと扉とかもバタンバタンと開くことがあったので、非常に重要な機能だと思いました。

こちらがメインとなるテーブル部分。

大人でも4人はゆったり座れるくらいのつくりとなっていました。

そして、このテーブルが設置されている部分のイスですが、テーブルをはずしてセットすれば、ベッドに早変わり!

このように、かなり余裕を持って寝ることが出来るサイズのベッドに変わります。

そして車の後方である奥には、いわゆる2段ベッド的に2つの寝るスペースが確保されています。

最初は狭いかな?と思ったのですが、我が家の子供たちには十分すぎるくらいのスペースであり、いわゆる「押し入れの中で遊んだら秘密基地みたいで楽しい」というような感覚なのか、秘密基地的に楽しんでくつろいでいました^^

まだまだ寝る場所があります。

それが、こちらの運転席の上の部分にあるスペース。ここには大人2名が寝ることが出来ます。ナナメになれば足をのばして寝ることも可能ですが(身長160cmの私の場合)、まあ、まっすぐでも多少足をまげれば良いだけなので、そんなに大変な思いをしなくてもゆっくり休むことが出来ました。

※奥に見えている木が横たわっているのは、この寝るところに上がる為のハシゴです。上がる時にこのハシゴを降ろして使います。

小さめですがテレビも完備。カロッツェリアのカーナビを通して地デジを受信しているようでした。

キッチン前には簡易トイレを設置できるスペースもありました。トイレットペーパーホルダー完備。

ただ、こちらも私達は今回利用する予定はなかったので、物置として利用させて頂きました。

全然使わなかったけれど、収納スペースもいっぱいありました。

何気にエアコンはなかったな~。夏の暑い時は(エンジン切っている時は)どうするのでしょ??

こちらが運転席です。

いたって普通であり、運転するのに特に問題となることはありませんでした。

が!!!

実は、この運転席には普段乗っている車たちとは大きく違う点がありました。

それが…

そう、このステアリングの角度!!

縦になっていなくて、横になっているというか。もう、これを運転していると気分はバスの運転手さんか、トラックの運転手さん^^

ちなみに、こちらが普段運転しているポルシェ911のステアリング。その角度の違いがわかるでしょうか??

オートマなので、ペダルはアクセルとブレーキのみ。

アクセルは登坂だと全開しても時速80km出るかどうかくらいで、もう「え、アクセル壊れたのでは??」と思ってしまったくらいでした^^ 

ブレーキに関しても、この大きな車体などを考えると「急には止まれない」を念頭に、とにかく前の車との車間距離を大きくあけることと、早めのブレーキを徹底して走りました。

宇宙一のPCCBとは雲泥の差です(笑)!

前述の通り、真後ろを車内から確認するのはバックカメラ以外では不可能でしたが、これらの大きいサイドミラーによって、かなりのことは把握することが出来ました。

特にこの左側(助手席側)につけられているエキストラの丸いミラーによって、車のフロント部分が完璧に見えるので、前に寄せて止める時もぎりぎりまで行けたり、また、車のフロント部分に誰かいたり、何かあったりしないかをきちんと確認することが出来ました。

助手席は、まあ快適とはいえませんが、問題なしのレベル。色々と荷物を置くところがあったので、非常にすごしやすかったです。普段、ポルシェでいかに荷物を置くところがない生活をしているのかということを実感しました^^

いやいや、でもやっぱりポルシェ911の方が圧倒的に好きなわけですが~。

こちらがサブバッテリーを制御するところ。

スイッチをいれたらサブバッテリーが起動されます。切っていれば何も使用しないので、充電も減りません。

サブバッテリーをONにすると、そのあとには冷蔵庫だったり、室内灯だったりを細かく「使うところと使わないところ」で制御することが出来ます。またインバーターをONにすることで、家庭用電源・テレビ等を利用することが可能となります。

FFヒーターは冬には必須オプション

今回、レンタカーをする時に最も重要であり必須だと思っていたオプション機能がこちらの「FFヒーター」です。

いわゆる石油ファンヒーターのようなもので、車のエンジンを切っている状態でも、FFヒーターをONにすれば、ガソリンを使って車内を暖めてくれるというヒーター機能です。

一晩中、Highでつけっぱなしにしていても、ガソリンの減りは1メモリも減らないくらいだというのに、外気温が0度あればHighのままでは暑くなるくらいの暖かさ(寝袋を毛布状にして掛布団にしている場合)。

これらの吹き出し口から温風が出てきます↓

ざっと、車内はこのような感じとなっていました。

非常にすごしやすく、車内で横になって寝ることが出来るというだけで、疲れの取れ方がこんなにも違うのか!ということを実感しました。

そして、長くなる移動時間でさえ、子供たちもこの車の後部でそれぞれがのんびり好きなようにすごしたり、一緒に遊んだり、寝たり、ごろごろしたりすることで、常に楽しい時間をすごせていました。

「あとどのくらいで次の目的地につくの?」と聞かれ「3~4時間かな」と答えたことに対して「やったー^^」と返答されたのは、まさに奇跡だと思っています(笑)。

そのくらい、キャンピングカー内ですごす時間が、子供たちにとってはとても楽しいものであったようです。

そうそう、車のご紹介の最後に1つ。これ、1回きづいちゃったら大変ですよ。それが、ここ↓

わかりました???

ね、いるでしょう!ワイパーの下に可愛い顔がこちらをみているのです(笑)。これに気づいちゃうと、気になっちゃいました^^

それでは、続いて私達の年末年始のキャンピングカー旅行については別途書かせて頂こうと思います(長くなるので、別記事で^^)。

キャンピングカー旅行の良いところは:

  • コロナの時代に人との接触を最大限に減らすことが出来る
  • 時間を気にせず移動できるので、観光地であっても早朝など人がいない時間にまわることが出来る
  • 時間を気にせず移動できるので、初日の出や真夜中など変な時間でも目的に設定できる
  • 子供たちは車内で寝ていれば良いので、目的地が遠くても問題ない
  • 子供たちは車内で寝ていれば良いので、初日の出とか変な時間が目的なことでも気軽に達成できる
  • 「いつでもSAなどで仮眠すればいいや」と思えるので、移動時間を無駄なく活用できる
  • 目的地をテキトウに設置できる(無理と思えばどこかに泊まって戻ればいいし、というようなことが可能)
  • 食事でさえもテイクアウトしてくれば、移動時間に車内で摂取できるので無駄な時間がない

などなど、いっぱいありました。

それでは、続いて私達のあまりに無計画な年末年始のキャンピングカー体験について書かせて頂こうと思います^^

とにかく言えることは「本当~にとーーーっても楽しかった!!」です^^

続きキャンピングカー体験2:伊勢神宮・フェリー・浜松

1回目のキャンピングカー体験 関連記事
初めてのキャンピングカー体験:キャブコンで家族旅行
キャンピングカー体験2:伊勢神宮・フェリー・浜松
キャンピングカー体験3:富士山・肉まん作り・潮来で初日の出
キャンピングカー体験4:下呂温泉で足湯めぐり・合掌村
(番外編)豊橋(三河港)のフォルクスワーゲングループジャパン本社に行ってみる

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