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ポルシェ写真家であった小川義文さん監修の第10回「花の写真グループ展」へ

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小川義文氏によるアマチュア写真家育成プログラム

自動車を撮影される写真家、その中でも特に多くのポルシェを撮られてきたことで知られる写真家である小川義文氏。

私が小川さんに初めてお会いしたのは2018年のこと。ポルシェ販売ディーラーの1つであるEBIグループ主催のポルシェ911ラリーイベントでの場が最初。

その後もほんの数回ですがお会いさせて頂くことがあり、またいつの日かお会いしたいなと思っていたところ…久しぶりにまたお会いさせて頂く機会に恵まれました^^

それがこちら。

2024年8月28日~9月1日にかけて代官山ヒルサイドテラスにて開催されている小川さん監修のアマチュア写真家育成プログラムのメンバーによる「花の写真グループ展」です。

まだ9月1日まで時間がありますので、近くに寄られるご予定がある方などはお気軽にお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?入場料は無料です。

車好きの方が集まることでも知られる代官山Tサイト(蔦屋)のすぐお隣ですので、T-Siteに寄られた際に訪れてみるのもありだと思います^^

久々にお会いした小川さん、大変お元気そうでなによりでした。相変わらずとても優しく、そして丁寧に色々と教えて下さいました。

こちらのアマチュア写真家育成プログラムの生徒様たちの花の写真グループ展はなんと今回でその開催が記念すべき第10回目。

この10年間、毎年この代官山ヒルサイドテラス内のどこかしらかの場所でこの写真展を開催されてきていたそうなのですが、今回開催されているこの「代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム」というのが、同じヒルサイドテラスの中でも最も敷居が高い場所とのことで、記念すべき今回の第10回目はこのヒルサイドフォーラムでの開催となったとのことでした。

記念すべき場所での写真展開催、おめでとうございます^^

※写真撮影はすべて許可を頂いて撮影、掲載しております。

この写真展は「花の写真」と言われているだけあって、すべては皆さまがお花を撮影された写真の作品のみとなっています。

なぜ自動車の写真家である小川義文さん監修のアマチュア写真家育成プログラムであるのにその被写体が「車」でははく「花」なのか。

それにつきましてはご興味のある方はこちらをご参照下さい:ポルシェ写真家の小川義文さんとの再会@ロルフベンツ

展示されていたお写真たちを前に、1つ1つの作品を拝見させて頂いて思ったこと、それは…。

お写真たちを見て1番に私の中に出てきたのは「これは写真なの?絵画みたい」というものでした。

私、スーパーリアリズムというの?いわゆる「絵画なのに写真(本物)のように見える描写」が好きで見入ってしまうわけなのですが、今回は逆に「写真なのに絵画に見える」という体験をしました。

小川さんにも「不思議ですが、写真とわかっていても絵画に見える錯覚に陥ります」とお話させて頂いたのですが、なぜそう感じるのかの1つのヒントが「写真が印刷されている紙」にあるのかな、と。

というのも、小川さん曰くこれらお写真たちはそれぞれの写真を最も良く表現できる用紙に、実際にその用紙にプリントできるのかを技術者の方と協議しながら小川さん主体で決めていかれているそうで、言われて良くみてみるとそれぞれの写真たちが印刷されている用紙が違いました。

無光沢のもの、光沢のもの、さらには和紙だったり。

写真撮影における表現方法だけでなく、プリントされる紙までもを使って各作品の表現をされていたのかと。

ちなみにポルシェを撮った写真をプリントするのであればどの用紙かということも聞いちゃいましたよ。これは直接聞けた人だけの特権、ふふふ^^

それにしても皆さま本当にアマチュア写真家なの?と思えるほどお上手でした。

皆様の作品を小川さんと一緒に楽しませて頂いたあとは、続いてこの10年間の歩みが展示されているようなエリアへ。

ここには小川さんの「教え」も展示されており、それらを眺めさせて頂きながら、やはり前にも言われていた写真撮影には「光と影」が重要なのだなということを再認識。

まあ、私が再認識したところで何も出来ないわけですが(笑)。

でも私も最近はスマホでテキトウにパシャパシャ撮るだけであったのを改め、もう少し『写真撮影をするということについて考える』をもう少し丁寧にしていこうと思いました。

もうこれで終わりかと思いきや、スタッフの方が「この次がメインですよ!」とお声がけくださり「え、メイン?」と思って順路を進んでいくと…。

そこはまさにこの会場に入る前に外から見えていた展示場の景色が広がっていました。

そう、ここは小川義文さんの作品の展示場。

今回はてっきり小川さんが監修されてこられたアマチュア写真家の皆様の作品のみの展示会かと思いこんでいたので、小川さん自身の作品の展示があるとは嬉しい驚き。

これらのお写真、ぱっと見ると「加工したのかな」と思えるくらいの作品なのですが(すみません)、小川さんは明るさなどの調整はされるものの、合成だったり被写体のイメージそのものを変えてしまうような加工は一切されないとのこと。

これらの作品も「では、撮影時にこの背景はすでにxx色だったのですか?」と尋ねると「そうです」と。

小川さんがご自身でお車の写真をもっと上手に撮れるようになりたくて始められたというお花の写真撮影。

車のことを物凄く素敵に、その車のカッコ良さを引き出し撮影されていたのと同じ方とは思えないほど、今回展示されていたお花の写真たちはまたまったく自動車写真とは違うけれど、自動車とは違う生きている花たちの一瞬を自然光の光と影でとらえ、もっとも美しい瞬間を切り取られた素敵な小川さんの作品たちでした。

私としてはとても久しぶりに小川さんとまたお会い出来たことも嬉しかったですし、素敵な作品を見せて頂けたのも癒しとなりました。

昔、いったん仕事を辞め一時的に再度海外に出ていた際に時間があったので現地のフラワーアレンジメントスクールに通い、その後就労ビザがない期間(ちゃんと他のビザは正規に取得)にはボランティアで病院内でのフラワーアレンジメントを作るなんていうことを楽しんでいた時期もありました。

最近ではお花に触れる機会も減っていたので、今回また写真を通したお花たちにじっくりと触れることが出来たのも良かったです。

小川さんが書いてくださった「花は癒し」という言葉があります。それをまさに感じた1日となりました。

その癒しを感じ取れたのは、いかにその被写体となったお花たちをリアルに目の前の写真たちを通して感じられたかによるのかなと思いました。

素敵な時間をありがとうございました^^

関連サイト写真家・小川義文監修 アマチュア写真家育成プログラム 第10回 「花の写真グループ展」

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