リアウィング・デリートキットへの注意勧告レター
そうそう、少し前のことですがネット上にポルシェセンター香港から顧客に向けて出されたレターというものが掲載されていたのを見ました。
その内容は『ポルシェ911 GT3 RSのリアウィングは取り外さないで』というもの。
Sicktoizというショップが「ウィング・デリートキット」というポルシェ911 GT3 RSからリアウィングを取り外すというキットを販売しているということから、これを利用するのはやめてねといった注意勧告のレター。
ポルシェセンター香港いわく、GT3 RSのようなハイパフォーマンスなモデルはエアロダイナミクスがしっかりと考えられダウンロースをうむことで車の安定性を保てるよう設計されているわけなので、勝手にリアウィングをはずしちゃったりしたらドライブの安定性が失われるよ、と。
オーバーステアになったり、カーブ時にコントロールを失うリスクが上がりますとのことで、とにかく色々丁寧に書かれてはいますが、まあなんというか「勝手にリアウィングとか取るんじゃないっつーの」というイライラがひしひしと伝わってくるような(笑)。
そして最後には念の為に「GT3のツーリングパッケージにはリアウィングがないけれど、これはきちんとエアロダイナミクスを考慮され設計されているモデルであり、GT3 RSからリアウィングをとったものとは違うからね」との説明も。
ちなみにこのSicktozのリアウィングデリートキットはすでに販売停止となっているので、新たな購入は出来なくなっていました。
わざわざ羽を取ってしまうのなら、なぜRSを購入したのでしょうね??
と思ってしまう私には、その辺の想いが理解できないのかも。でもこのようなレターをわざわざ出すまでにいたったということは、香港では結構このRSからリアウィングを外しちゃう方が多かったのかもしれませんね(流行り?)。