タイカンのモーター音には、フェイクサウンド
ポルシェの電気自動車であるタイカン。このタイカンが走行する時には、モーターから発せられるノイズ…ほぼ無音…が出るくらいなのだそうなのですが、その、本来であれば「ほぼ無音のモーター音」を増強させることも出来るそうです。
もちろん、それは「フェイクサウンド」。
つまり、作られた音になるわけなのですが、ポルシェが好きな人(または現行顧客)=うるさい音に慣れている/好き、だということを考慮して、ポルシェが用意したオプションの1つとなっているとのことです。
ポルシェ・エレクトリック・スポーツサウンド・オプション
オプションで用意されるサウンドは「SF的な、宇宙船が発するみたいな音」と表現されています^^ 確かに、いわゆる車のエンジンサウンドではなく、しゅい~んという未来的な音。
今までタイカンの動画で出されていた未来音は、このオプションサウンドであった可能性が高いのかな思います。
このモーター音を増強させることが出来るオプションは、コンフィギュレーターでも確認が出来、「パフォーマンス」のオプションの中にカテゴライズされ、そのオプション名は『ポルシェ・エレクトリック・スポーツサウンド (Porsche Electric Sport Sound)』。
ちなみに、タイカンターボではこちらは500ドル(約5.4万円)のオプションとなっていますが、タイカンターボSの場合はこちらのオプションは標準装備となっているそうです。
こちらのポルシェ・エレクトリック・スポーサウンドについて、ポルシェは「車両全体の音を強化し、車の外側と内側の両方でさらなるエモーショナルなサウンドを作る」といっており、このオプションはポルシェ・コミュニケーション・マネジメント(PCM)でON/OFFの操作が可能。
ポルシェが電気自動車(タイカン)に対して、どのようなフェイクサウンドを作ってくるのか、とても興味があったのですが、その作られたサウンドは「エンジン音」ではなく「電気自動車のモーター音を増強した音」であったわけです。
個人的にはエンジンがない車から、エンジンサウンドがするのも変な話だと思いますし、違和感が出ちゃうと思うことから、同じフェイクサウンドを作るのであれば、タイカンにしか似合わない、そしてタイカンだからこそマッチする、未来的な音を作りだすというのは、とても良いな~と思いました^^
911からこの音がしても変なわけで、やっぱり、この未来的な音はタイカンだからこそのものであると思います。
増強されたフェイク音とはいえ、タイカンを加速した時に、こんな未来音が聞こえたら、気分があがることは間違いなしなのではないかと思います^^
ポルシェタイカンのサウンド
というわけで、こちらがポルシェが提供しているポルシェ・エレクトリック・スポーサウンドの音のサンプルとなります。どうぞ~↓
参照:Even the All-Electric Porsche Taycan Has Fake Motor Noise Enhancement
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