アメリカでのポルシェ911 GT3 S/Cの仕様について
またしても、何してるんですか?という感じですが、アメリカのポルシェ・コンフィギュレーターでポルシェ911 GT3 S/Cを作ってみていた時のことです(ほんと、何してる(笑)?)。
ちょっと個人的には「え、なんで?」と思う発見があったので書いておきたいなと。

GT3 S/Cはそもそもオープンカーにも出来ちゃうGT3であることから、GT3でありながらもラグジュアリーに楽しみながら走らせるモデルかな、なんていう印象が私の中にあったので、シートはバケットシートではなく普通のものを選択。
しかも私の場合、4ウェイで十分(しかもその方がさっと座席を前後にずらせるから便利)なので、4ウェイでいっか…と思ったら「シートベンチレーション」の選択もあったので、これはまあ、カブリオレだし入れておきたいと思って、シートベンチレーションをぽちっと。
そうしたら、シートベンチレーションを入れる為には18ウェイのアダプティブ・スポーツシートプラスにしなければいけないということで、強引に18ウェイになってしまいました。

まあ、それでもいっか、とすんなりこれは受け入れて、次へと進んでいきます。
そして最後の方になって「Extended Range Fuel Tank (22.1gal.)」という項目を発見。
そうか、アメリカ仕様だったらガソリンタンクの容量を大きく出来るオプションがつけられるのか!!
それはもう、絶対につけるでしょう。だってGT3だけれど私の中では長距離ドライブとかにも行っちゃう想定の車。
大容量燃料タンクは便利、便利。
それにしても、以前は90Lタンクとか聞いていましたが、22.1ガロンというと約83.66リットル。今は微妙に90Lではないのですね?

で!
問題…というか、気づいて驚いたのがここからです。
この容量が大きいガソリンタンクのオプションをぽちっとした瞬間、なんと。
「大容量燃料タンクのオプションと、18ウェイのスポーツシート(とシートベンチレーション)は同時に選択できません」ということで18ウェイのシートオプションが落とされてしまいました。
えええええ。ガソリンタンク追加で、どうしてシートのオプションに影響が?!

最初は「うーん、ガソリンタンクの大きさが大きくなることで、実はタンクの近くにあるシートを動かすための電動装置とか何かが干渉して置けなくなるから?」とか考えたのですが、やっぱりそれも正解とは思えないので検索。
すると、海外のフォーラムで(ここでは90Lタンクと言われていますが)、この大容量タンクと18ウェイシートを同時につけてしまうと、DIN70020基準で30kg弱の追加重量となり、WLTP/RDE認証で認められている重量範囲を超えてしまうと書かれていました。
そのためにこの2つは同時選択できないのであって、これらが物理的に干渉するといった技術上の問題ではないと。
なるほど。
ちなみに、よく見てみたらガソリンタンクのオプションのところの説明にも「GT3 S/Cでは18ウェイシートとは同時に選択できません」という注釈も書いてありました。

(決められている)重量オーバーしちゃうからなのか~。
ちなみに気になって、S/Cではなくて通常のGT3(羽つき)とかでコンフィグレーションしてみると、それらでは大容量ガソリンタンクと18ウェイシートは同時選択可能なのですよね。
しかもGT3の方がGT3 S/Cよりも表記されている車重自体は軽いのですが…うーん、まあ想像でしかありませんが、たぶんそのWLTP/RDE認証上の重量範囲というのがきっとGT3とは違って、S/Cの方がもっとシビアなのかもしれませんね??

ポルシェから公式な理由が書かれているわけではありませんので、真相が何かとはここでは言い切れませんが、なんともこの大容量タンクと18ウェイシートが同時に選択出来ないというのが意外だったので書いちゃいました。
海外仕様と日本仕様では標準装備の有無も違って色々発見があって楽しいコンフィギュレーションタイムでした^^
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