エントリーモデルのタイカンは、後輪駆動で小型バッテリー、かつ低価格に

12か月以内にベースモデル・タイカン登場予定

現在アメリカにおいて、ポルシェの電気自動車タイカンのモデルのうち「タイカン4S」のデリバリーがついに始まったところであるようです。

そして、続いては近いうちに、このタイカンに「エントリーモデル」が加わるとのこと。

カーマガジンとのインタビューで、ポルシェのリサーチ＆デベロプメントのボスであるマイケル・シュタイナー(Michael Steiner)氏が、

• もっと買いやすい価格に出来るよう、小さめのバッテリーで、かつ後輪駆動のタイカン・モデルを出します。

• 住んでいる地域の天候の状況から、四輪駆動車は必要ない、という方々向けにとても魅力的なモデルとなるでしょう。

と語られたそうです。

確かに、今まで色々なプレスで見てきたような、物凄い雪一面の中を滑らせて走るとか、灼熱の砂漠の中を行く…という生活をしている人の方がたぶん少ないわけで「四駆である必要もないしな～」と思っている方々も多いのかな。

実際、東京都内で普段使いにタイカンに乗るのであれば、もうちょっと小型のバッテリーで、パワーが今のターボSや4Sと比べて少し落ちたとしても、価格が求めやすいものになってくれた方が嬉しいかもしれません。

うん、もしタイカンを本当に買いたいと検討するのであれば、私の場合はこの低価格にしてくれるベースモデルの方が圧倒的に嬉しいかも＾＾

シュタイナー氏は、特に中国について言及され、このエントリーモデルのタイカンが最初に現れるのは中国になるだろう、と。

現時点においてポルシェのボードメンバーたちは、まだこのエントリーモデルのタイカンについての、詳細な仕様や価格についての言及は控えているそうですが、少なくとも今から12か月以内にはこのエントリーモデルのタイカンが発表になるだろうとのことです。

ポルシェ・タイカンスペック一覧

現在、発表されているタイカンは以下の4種類となっており、現時点においてはすべてのモデルが四輪駆動(4WD)となっています。

ポルシェ・タイカンのサイズ

タイカンのサイズは以下の通り。

とりあえず確実に言えることは、今後1年以内に出てくるとされているこのエントリーモデルのタイカン、つまりは素タイカンっていうの？え、そんな言い方しないか(笑)、えーっと、ベースモデルタイカン？は、今、すでに発表されているターボモデルやSモデルよりも確実に価格が低めに設定されるということ。

よって、日本国内(特に都心部)を走るには、そこまでのハイスペックな性能も必要ないだろうし、四駆である必要もないかな…となると、お、これはお値段的にもちょっと買いやすくなってるのね？じゃあ…「買っちゃお」という人が増える…かもしれないですね＾＾

出典：
◆ Entry-Level Porsche Taycan Coming With Rear-Wheel Drive, Smaller Battery And Lower Price　
◆ All Porsche Taycan Versions Compared: Specs, Price, Range + More　
◆(公式)Porsche Taycan

Rika (911supercars.com)

この記事の著者のRikaです。ポルシェ911が愛車となってから、どっぷりポルシェにはまってしまいポルシェ大好きがとまらずこのブログを始めました。愛車は911カレラ(991.2)と911カレラカブリオレ(992.1)と911カレラT(992.1)。