ポルシェのゾンダーヴンシュプログラムとは:Sonderwunsch Programme
最近、良く聞くようになった「ゾンダーヴンシュ(Sonderwunsch)」というポルシェのプログラム。
これはポルシェが1970年代後半に、顧客からの特別オーダーを受けらていたという「Sonderwunschプログラム」を現代向けに再解釈し、現在提供している特別プログラム。

顧客とポルシェの共同制作によって、ポルシェがプロフェッショナルな技術で実現するパーソナライズされた、一点ものの車両制作を可能にしたもので、今ではこのプログラムを使って様々な個性的なポルシェが作り上げられています。
わかりやすいところでいえば、車のボディカラーを好きな色にしてみたり(PTS Plus)、または車両改良も可能となっているので、内外装を完全に再設計することも可能。
ポルシェの専任開発・設計チームのサポートを受けて技術的にとても個性的な車両の製作も可能。※古い車の場合、このサービスを受ける為には必ずレストアが含まれます。

オートクチュールからインスピレーションを得た911 GT3 RS
さて今回は、このゾンダーヴンシュ・プログラムを使って作られた1台のポルシェ911 GT3 RSが紹介されていたので見てみたいと思います。
こちらのポルシェはポルシェセンター・ジュネーブとツッフェンハウゼンのポルシェ・ゾンダーヴンシュの緊密な連携によって実現した1台。

ボディカラーはマカダミアメタリック(Macadamiametallic)で、それにブラウンのカーボンファイバーが組み合わされています。
オートクチュールからインスピレーションを得たというこちらの1台は、とてもエレガントで洗練された美しさを体現されていると言われています。
911のシャープなライン、露出したカーボンパーツ、そして厳選されたメタリックトーンの相互作用に細心の注意が払われたとのことで、派手な装飾に頼らずに「光、質感、反射」といったニュアンスを通してデザインを成り立たせているとのこと。

ちなみにブラウンのカーボンパーツというのは、このプロジェクトの為に特別に開発されたというブラウン顔料を注入したクリアコートが施されているものとなっているそう。
そうなると、今後は『カーボンパーツにも色をつける』という技術を使って、ゾンダーヴンシュによる外観にはさらに選択肢が広がっていきますね。
このブラウン色のカーボン製のリアウイングには、サイドプレートにあるヴァイザッハのロゴと、オレンジ色のポルシェのロゴによってさりげなく際立ち、LEDヘッドライトのアクセントリングにもパステルオレンジのディテールが施されていたり。


インテリアも同じ様にブラウンとオレンジのトーンが絶妙なバランスで調和されていて、トリュフブラウンのレザーとレーステックスをベースに、オレンジの装飾ステッチがアクセント。


ポルシェいわく、この1台は数々の厳選されたディテールが融合して落ち着きと統一感があり、さらに自信に満ちた印象を与えるポルシェとなったのこと。

なんとも大人な1台ですね^^
そしてこの着色されたカーボンというものを実際に目で見てみたいな。これから色々と出てきそうですね。

出典:(公式)Performance meets design: a 911 GT3 RS beyond the standard
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