ポルシェとシーメンスエナジー、そしてその他いくつかのインターナショナルな企業たちによって現在、eFuelの開発そして製造へ向けてのパイロットプログラムがチリにて行われているということが発表されました。
2020年9月の時点で、ポルシェがeFuelの開発を一緒にやっていくパートナー企業を探しているとのことでしたので、今回はその企業たちがかたまってきたということなのでしょうか。
関連記事(この時はまだパートナー探し中):ポルシェが合成燃料 eFuelの研究・開発へ
主となるパートナー企業が見つかったのは良いことだと思います~^^
とりあえずのところ、まずはパイロットフェーズにおいて、だいたい13万リットルくらいのeFuelが2022年初旬に生産される予定。
そして、さらに続く2回のフェーズにおいて、まずは2024年までには年間約5,500万リットル、そして2026年までには約5億5,000万リットルのeFuelを生産する予定となっているとのことです。
ちなみに、このプロジェクトに関わっている他の企業さんたちは、エネルギー会社であるAME、チリの石油会社であるENAP、そしてイタリアのエネルギー会社であるEnelとのこと。私には全然、わからないけど…。
とにかく、これら生産されたeFuelの主要ユーザーとして、ポルシェはポルシェのモータースポーツ用の車両、ポルシェエクスペリエンスセンターなど、そして今後生産されるスポーツカー用にこのeFuelを利用していく考えとのこと。
ポルシェは約2,000万ユーロの初期投資から本プロジェクトをスタートさせるそうです。
いよいよ本格的に動き出したと思われるポルシェのeFuelへの取り組み。これの今後によって、これからのポルシェから出されるポルシェモデルたちにもかなりの影響が出てくるものかと思われます。
どうなっていくのかな…。
出典:Porsche and Siemens Energy, with partners, advance climate-neutral eFuels development