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ポルシェ・クラシックコミュニケーション・マネジメント・プラス(PCCMプラス)が997世代や初代カイエンにも対応に

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後付け用PCCM Plusがさらに充実

「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメント(PCCM)」と「ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメント・プラス(PCCMプラス)」という製品が発表されたのはもう約3年も前の2020年のこと。

そんなに前だったっけ??

と、時の流れの速さにまずは驚いてしまったわけなのですが、これらのPCCMとPCCMプラスが何かというと、クラシックポルシェ(古い世代のポルシェ)でもデジタルラジオの受信やアップルカープレイとの連携、ブルートゥース経由でのメディア再生、通話などを可能にさせちゃうという商品なわけです。

詳細はこちら:
クラシック・ポルシェでアップルカープレイやスポティファイを楽しむ
ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメントシステムが日本でも販売開始に

PCCMプラス対応ポルシェモデル一覧

これまでのPCCM/PCCMプラスが対応していたポルシェモデルたちは以下の通り:

  • 914  (1970-1976)
  • 911 F  (1965-1973)
  • 911 G  (1974-1989)
  • 964  (1989-1994)
  • 993  (1994-1998)
  • 959  (1987-1988)
  • 924  (1976-1988)
  • 944  (1982-1991)
  • 968  (1992-1995)
  • 928  (1978-1991)
  • PCM Plus: 986 ボクスター  (1997-2002)
  • PCM Plus: 996  (1998-2005)

そして今回、これらに加えてさらに対応モデルが拡大されたということが発表され、追加されたのは以下のモデルたち:

  • 997 (2005-2008)
  • 987 ボクスター&ケイマン (2005-2008)
  • 第1世代カイエン (2003-2008)

2020年に996世代までに対応する最初のPCCM/PCCMプラスが発表された時に結構な需要があったそうで、その時からまだPCCMが対応していなかった997世代の911オーナーたちからも「997用にも欲しいんですけど~」という問い合わせが結構来ていたことから今回のPCCM対応範囲拡大に至ったそうです。

新たに対応することになったモデルたちには、すでにリクエストに応じて第2世代のPCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント)が2DIN規格にて装備されているそうですが、今回のPCCM/PCCMプラスはそれら(カイエンのCDR23、ボクスター/ケイマンのCDR24も)を完全に置き換えるものとなるとのこと。

↑第6世代(997)ポルシェ911(2005~2008)と987ボクスター/ケイマン(2005~2008)向けPCCMプラス

新たにインストールされるPCCMたちは、周りのエアコンコントロールパネルやプッシュボタンなど、すでにその世代のポルシェにつけられているコンポーネントたちに基づいているためとても自然に車内に統合されるそう。

またポルシェのロゴもちゃんと入っているので「これはきちんとポルシェが開発したデバイスなんだからね!」という識別をすることも出来ると言われています。

ポルシェさん、そういうところもちゃんと気にされているのね^^

↑初代カイエン(2003~2008)向けPCCMプラス

アンプ、スピーカー、そしてアンテナなどの周辺機器はそのまま使用することが可能で、インストルメントクラスターのナビゲーションディプレイも引き続きサポートされるとのこと。

地域ごとのPCCMプラスバージョン

PCCMプラスには最先端のグラフィックディスプレイを備えた7インチのタッチスクリーンが含まれ、DAB+はヨーロッパ版でデジタルラジオ局の受信、そして米国とカナダ版ではSiriusXM衛星ラジオが利用できるようプログラムされているとのこと。

前回もそうでしたが、たぶんまた日本版は別途しばらくしてから販売になるのではないかと思われます。

前回はドイツでPCCMが発表されてから日本版が発表になるまで約1年半でしたので、今回もそのくらいはかかるのかな?いや、もう慣れたからもっと早い^^?

日本版では日本のラジオバンドレンジに合うよう調整がされるものと思われます(前回もそうだった)。

↑ポルシェ911 (997)だとこんな感じ

ナビはPOI (Point of Interest)検索システムを備えた2Dまたは3Dで表示される最新のオンボードナビゲーションが提供され、マップの更新は将来定期的に提供されることになるそうです。

メディア再生については、USBメモリーまたはブルートゥース、アップルカープレイ(iPhone5以上)、そしてアンドロイドオートに対応。

↑987ボクスターだとこんな感じ

さらにトリップコンピューター機能もついているので、ドライビングデータを得ることも可能で、911、ボクスター、ケイマンでは車の個人設定も保存することが出来るようになっているだけでなく、車両装備に応じでこのメモリー機能でライト、ワイパーなどにも利用できるとのこと。

今回発表された新しいPCCMプラスの価格はヨーロッパでは1,520.37ユーロ(ドイツの19%VAT込み)。アメリカでは $1,475.99ドル。

ちなみにマップ情報は別売りだそうで、マップはポルシェセンターから購入可能となっているそうです(つけてくれたらいいのに…)。

PCCM/PCCMプラスの交換はポルシェクラシックパートナー、またはポルシェセンターでされることを推奨とのことです。

↑初代カイエンだとこんな感じ

ホント、とっても自然にそれぞれの世代のポルシェモデルたちのデザインに溶け込んでいますね!

新たに追加された対象モデルのお車をお持ちの方々は、今まで通りクラシカルな雰囲気のまま楽しむのもよければ、新しいPCCMプラスでより快適なポルシェ生活を楽しむのもありかもしれません^^

出典:
(公式)Porsche Classic Communication Management Plus for retrofitting
(公式)Porsche Classic Communication Management Plus for retrofitting(US)

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