ラグナセカとポルシェはスポンサー契約を締結
ポルシェがWeatherTech Raceway Laguna Seca (ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ/以下ラグナセカ)とスポンサー契約を締結されたことを発表。
ポルシェはラグナセカの『オフィシャルカー』となるそうです。

ラグナセカといえば2011年以来、ポルシェ好きが集まる世界最大のイベント『Rennsport Reunion』の開催地としてもポルシェ好きな人達のなかでは知られる場所であり、ポルシェがこのラグナセカでオフィシャルカーになるだなんてなんだか嬉しいお話。
私も2023年にこのRennsport Reunionに参加させて頂いてきたのですが本当に多くのポルシェファン、オーナーの方々が集まって(91,000人以上!)、いたるところにポルシェ、ポルシェで、凄いイベントでした^^
その時のことはこちらから:Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ①911 S/T、ダカール、トランスシベリア、コークスクリュー

ポルシェはこのラグナセカへのスポンサーシップの一環として、レースウェイとレクリエーションエリアの再活性化を目指しているという『Friends of Laguna Seca』(フレンズ・オブ・ラグナセカ/ラグナセカ友の会)も支援。
ラグナセカといえば、昨年ポルシェはここでIMSAで600&601勝目を挙げたり、2024年2月にはタイカンターボGTが1:27.87というタイムを記録しラグナセカで最速の電気自動車になったりもしています。

今回締結されたスポンサーシップは2025年5月9日~11日に開催される『TireRack.com モントレー・スポーツカーチャンピオンシップ IMSA レースウィークエンド』においてポルシェが公式セーフティカーを務めることからスタートするとのこと。
2026年にはポルシェ・ドライビングセンター(PDC)もオープン
そしてなんと、なんと。
2026年にはこのラグナセカにポルシェ・ドライビングセンター(PDC)もオープンするとのことで、ここで車両制御の基礎から始まる入門コースから既存のスキルに磨きをかけたい人の為の中級、さらには上級者向けのトレーニングまで様々なコースを体験できるようになるとのことです。

まだ詳細は出ていないもの現時点での説明によると、このドライビングセンターで選択できるコースは:
- 入門:Precision (プレシジョン)/1日プログラム
- 入門:Performance (パフォーマンス)/2日間プログラム
- 中級:Masters (マスターズ)/2日間プログラム
- 上級:Masters RS (マスターズRS)/3日間プログラム
となっていました。
まさにPTXをいつでも(予約できる日であれば)ラグナセカで体験できちゃうという感じのようですね。
しかもたぶんコースを走る時はラグナセカのレースウェイを走るのだと思いますし、ドライビングレッスンであのコークスクリューを走れちゃうとかいう凄い体験に…!

これは特に上級コースに入られるような方々にとってはめちゃめちゃ熱いプログラムとなりそうです。
※ただし上級コース参加には事前に他の場所でのMastersコース修了とインストラクターの許可がなくてはそもそも参加出来ないので注意。
3日間のマスターズRSのレースライセンスコースを修了すると、SCCAフルコンペティションライセンスの申請資格も取得できるとのことで、このSCCAフルコンペティションライセンスというのはSports Car Club of America (SCCA)が発行している本格的なクラブレースに出場する為の競技ライセンスらしい。
今後、こちらから詳細や申し込みも出来るようになっていくみたいですので、2026年以降にラグナセカに行かれる方は是非確認されてみてはいかがでしょうか^^
出典: (公式)Porsche becomes the official car of WeatherTech Raceway Laguna Seca
関連記事:
◆Porsche Rennsport Reunion 7 | 2023に行ってきました ①911 S/T、ダカール、トランスシベリア、コークスクリュー
◆ポルシェ・タイカンターボGTが4度目かつ4大陸目となる新ラップ記録を樹立