ここ数日、ブログ更新が出来ていませんでしたが、ブログを書くことをやめたわけでも、飽きたわけでもないのです。
あの、もう、その…ちょっと楽しい、いつもの自分の911とは違うポルシェモデルで走ることが出来る機会を頂いたので、ここ数日とにかくポルシェで走ることが楽しすぎて、ブログそっちのけでポルシェで走っていました。
また、これについては後日書かせて頂きたいと思いますが、あ~もう、ポルシェって本当にどのモデルでもそれぞれの良さがあって楽しすぎる^^!
…というわけで、今回は数日前の2020年6月29日の話になってしまいますが、ポルシェタイカンのベースモデル発表についてです。
ベースモデルのRWDタイカン
ポルシェのフル電気自動車であるタイカンには、現時点において
- タイカン・ターボS
- タイカン・ターボ
- タイカン・4S
が発表されており、少し前から近々ベースモデルのタイカン…いわゆるエントリーモデルである「素タイカン」が発表されるのではと言われていました。
参照記事:エントリーモデルのタイカンは、後輪駆動で小型バッテリー、かつ低価格に
以前、ポルシェがこの「エントリーモデルのタイカン」について語られていた時には
住んでいる地域の天候の状況から、四輪駆動車は必要ない、という方々向けにとても魅力的なモデルとなるでしょう。
そして
このエントリーモデルのタイカンが最初に現れるのは中国になるでしょう。
とも、言われていたわけです。
そして、それが2020年6月29日に発表されたエントリーモデルの素タイカン@中国であったというわけですね^^
フローズンベリーメタリックのタイカン
まずは中国のみで発表されたこちらのベースモデル・タイカンは中国の方が好きであろうピンク色のフローズンベリー・メタリックカラーで登場。
フローズンベリー・メタリックは、新たにタイカンに追加された新色のうちの1つ。
参照記事:タイカン全17色の画像
前にも書きましたが、中国で「粉豚」という単語には「ピンクの豚」という意味もあるものの、「とても健康な状態であること」を示す意味もあるのだとか。
よって、ポルシェの有名なピンクピッグは中国では健康であるという意味もかねていて、良いものの象徴にもなっているのかと。
こういった意味合いがあることから、ポルシェのピンクが好まれるであろう中国市場での素タイカンの発表に、このタイカンの新色であるピンク色のフローズンベリーメタリックカラーを持っていったのは納得できます。
今回発表された素のタイカンであるベースモデルタイカンは、タイカン4Sと同じ79.2kWhでありながら、シングルデッキパフォーマンスバッテリーでの後輪駆動(RWD)。
ポルシェの広報の方がアメリカの雑誌「Road & Track」に語ったことによると、現在この「後輪駆動のポルシェタイカンがアメリカ市場で受け入れれらるかどうかを検討中」とのこと。
つまりは、現時点においてはまだ中国以外でのベースモデルタイカンの発売については未定ということになるようです。
今回中国で発表されたこちらのベースモデルタイカン、79.2kWhのバッテリーパック/パフォーマンスバッテリーの他にも、オプションで93.4kWhのパフォーマンスバッテリープラスも提供。
標準のバッテリーパックでは最大408馬力、そしてパフォーマンスバッテリープラスの方では最大476馬力。
両方のバッテリーパックともに、ローンチコントロールを利用することで0-100kmが5.4秒、最高時速は230キロだそうです。
中国では、まだNew European Driving Cycleを利用していて、それによるとベースモデルのタイカンの航続距離は414キロ(パフォーマンスバッテリープラスで489キロ)。
フロントトランクの容量が拡大され、ベースモデルタイカンのラゲージルームの総容量は491リットル。
日本に入ってくるタイカンにしても、ベースモデルがあった方が国内での使用にはより良いのではないかと思ってしまうのですが、どうなのでしょう?
素タイカン価格 (中国)
お値段は中国で「888,000中国人民元 (約1,350万円)」。
おおお。ここでもまた、中国の方が好きと言われる縁起の良いナンバー「888」を持ってきてる!ピンク色に、888って。
ポルシェ、かなり中国愛すぎる…。
まあ、ポルシェにとって中国は今、一番熱い市場であるのでしょうから、中国の方向け仕様に、出来ることは色々とあわせていかれるのも当然かもしれませんね~。
ヘイ、ポルシェ!
そうそう、そして最後に余談ですが、音声でタイカンのダッシュボード中央にあるディスプレイなどを動かす際のコマンドである「Hey, Porsche」。
日本語でもコマンドが「ヘイ、ポルシェ」になるのかがとっても気になるところ(私はなんだか恥ずかしくて、車の中で1人『ヘイポルシェ』とは言えないと思う…(笑))。
これ、中国ではやはり英語と同じような感じで『嘿、保时捷』(ヘイ、ポルシェ)でした。
あああ、そうなるとやっぱり日本仕様もきっと、いや、絶対に「ヘイ、ポルシェ」だな。
ヘイ、ポルシェ!
・・・・ああああ。
ダメです、恥ずかしすぎる~(笑)!!!←買ってもいないのに勝手に発音して、恥ずかしすぎて死にそう^^
出典:
◆(公式)全新后驱版 Taycan 即日启动中国预售
◆The Rear-Drive Porsche Taycan Has Arrived—But Only in China