フェラーリ「ローマ」発表
2019年11月13日にフェラーリから「ローマ」が発表されたわけですが、発表されてその姿が公開となった直後から、色々なところで見かけるのが「これ、フェラーリっぽくないよね?」という感じのご意見。
フェラーリっぽくない、ということは、何っぽいの?…と、見てみると、私がぱっと見た範囲で多いご意見は「アストンマーティンっぽい」。他にもマセラティやポルシェ等々。
今回のこのフェラーリ・ローマは、フェラーリ・ポルトフィーノのクーペ・バージョンとして発表されたモデルとのことらしいのですが、私がこのローマが発表されたことを夫にLINEした時に、このローマの写真と一緒に書いたコメントも、やっぱり「なんだかフェラーリっぽくなくない?」だったような^^
今回のこの「ローマ」。
フェラーリっぽくはないものの、素敵だし、かなり気になる…ので、色々と見てしまいました。
フェラーリローマ、アストンマーティン・ヴァンテージ比較
そこで、このローマと、アストンマーティンのヴァンテージ、そしてマセラティのアルフィエーリ・コンセプトとを比較しているデザイナーさんの動画を発見。
デジタルアーティストである「The Sketch Monkey」ことMarouaneさんが、今回こちらのデザイン比較を行ってくれています。それにしても素人の私からすると、彼のフォトショップ作業を見ているだけで気持ちイイ^^
というわけで、見てみたいと思います。
Marouaneさんが比較してくれたのは、(上から順に)発表されたばかりのフェラーリ・ローマと、アストンマーティンのヴァンテージ、そしてグランドツアラージャンルを代表するというマセラティのアルフィエーリ・コンセプトカー(Alfieri concept car)↓
3台の車を視覚的に簡単に比較しやすいように、各車のロゴやグリル、ヘッドライトなどを消して、あくまでもボディの形状をわかりやすいように強調。そして、ホイールもすべて同じものにあわせてくれています。
まずは彼いわく、この赤い線の1本のライン↓これが「アストンマーティンっぽい」とのこと。
特に、ここの赤い〇の部分らしい…↓ここの部分からのラインだけで、100%アストンマーティンだと思った、と。ふぇ~素人の私にはわからない(笑)。
さらには、グリル部分の形状と、窓のデザインもアストンマーティンだと(ただ、地面から窓までの高さがあるのはアストンマーティンの特徴らしい)。
ちなみに、マセラティのこの赤丸部分のデザインは、「これがマセラティな感じ」なんだとか。わかります^^?
うん、窓の終わり部分がまっすぐになってるような感じ。なるほど、これがマセラティ。
で、デザイナーさんいわく、フェラーリ・ローマはトラディショナルなイタリアンスタイルに戻っている気がする、と。
例えば612スカリエッティや…
や550マラネロや…
575Mマラネロのような…間違いないタイムレスなデザインでである、と。
続いてリアの話になります。
リア部分に関しては、リアタイヤのフェンダー部分のふくらみはアストンマーティンにはないものである(アストンはストレートライン)、と。
でもリアのロゴの下の部分や、ディフューザーあたりを見るとやはり似ているといわざるをえないようです。
さらには、彼いわくフェラーリ・ローマのリアを初めて見た時には「ポルシェ911っぽいなと思った」と。
それもわかるような気がします。
新型パナメーラとか、ちょっと形状は違うけれど全体的にタイカンっぽいっというか(そんなことはない^^?)。
それにしても、プロの方が見ると色々と見る視点があって、面白いな~と思いました。ド素人の私では「ん、なんとなく似てる?」くらいにしか思っていなかったところを「このラインがアストンマーティン」とか教えてもらえると「ははぁ~」と勉強になりました^^
とにかく!
今回発表されたフェラーリ・ローマ。
色々とフェラーリっぽくないとか言われてはいるものの、私としては、これはこれでアリだと思います。素敵。
ちょっとこれは前向きに検討したくなる1台です^^!!
こちらが比較動画です↓
出典:
◆ フェラーリが新型クーペ、『ローマ』発表…620馬力ツインターボ搭載
◆ Ferrari Roma vs. Aston Martin Vantage Design Comparison Tells the Truth