10周年を記念して『The Why?』という展示会を開催
アメリカはアトランタにあるポルシェエクスペリエンスセンター・アトランタ(以下PECアトランタ)が、開設から10周年を迎えられたそう。
おめでとうございます^^

その10周年を記念して現在『The Why?』と題された展示会がPECアトランタのヘリテージギャラリーにて開催されています。

この展示はポルシェの熱心なオーナーやファンが何に動機づけられ、何に魅了されるのかを探るものだとのこと。
展示は車だけに関するものではなく、車を支える人々やそういった人々にとって車が持つ特別な意味についてなども。

展示されているポルシェたちは、70年以上前のポルシェの始まりを象徴する1953年の356 Pre-Aから1994年の911 Turbo S Flachbauなどなど。
展示されているお車たちの周りにはそれぞれの車のストーリーを詳細に伝える展示もあるそうです。

展示されているポルシェたち
1994 911 Turbo S "Flachbau"
希少な"フラットノーズ" 911。展示されているターボSは製造されたわずか76台のうちの1台。


2018 911 GT2 RS MR (Manthey Racing)
究極の公道仕様911と言われるGT2 RSである911 GT2 RS マンタイレーシングは、ダイナミックパフォーマンスとエアロダイナミクスの両方に大幅な変更が加えられ991世代の中で最も俊敏で走りに特化したモデル。

1953 356 Pre-A
ポルシェの物語の始まりの車であり、有名なホフマン・モーターカー・カンパニーを通じて米国に輸入された初期の1台。美しさとエンジニアリングの誠実さという核心的な理念を体現。



2023 RSR-19 "Rexy"
『レクシー(Rexy)』レースカーシリーズの一部であるT-RexにインスパイアされたポルシェRSR-19。恐竜の歯のリバリーがインパクトあって、多くのファンがいる1台。



Lowenbrau 962-103 (レーベンブロイ)
『Holbert Racing Löwenbräu Special』として知られる962で、1984年にIMSA GT選手権用に製造された車。ポルシェ史上最も成功し、最もよく知られているレースカーの1つ。



上記のコレクションたちの展示は2025年7月までとのことですが、その後も展示会には新しい車両が加わり2025年を通して展示会自体は開催されるようです(年内いっぱいまでかどうかは記載がなくわからず)。
もちろん、現時点においてもこれら以外にもまだまだ色々なお車の展示もあるようです。


もしこの展示会開催期間中にPECアトランタに立ち寄られる機会がある方は、必ず事前にご予約をされるようにして下さい。
基本的にはこのヘリテージギャラリーで開催されるThe Why?は予約されたゲストのみが参加できるとのことです(※事前予約していない場合、ツアーを予約するか一般入場券を購入することで入場可能でもある)。



出典:(公式)Porsche Experience Center Atlanta opens a new exhibit with one-of-a-kind cars