5人乗りファミリーカー探し
さてさて、行ってきました。BMW650iで、はるばるお台場へ。
実際にははるばるという距離でもないのですが^^、到着したのはこちらのBMW Tokyo Bay。
つい先日もちょっとのぞきには来させて頂いていたものの、今回はちゃんと事前に予約をして試乗させて頂きに行ってきました。
BMW X7
到着して、受付をしてから車が用意されるまでの間、駐車場をふらふらしてみるとこちらのBMW X7がいらっしゃるではないですか。
スタッフの方にお声がけをしたところ、見てもOKとのことでしたので、私たちが試乗させて頂く車の準備が出来るまでの間、こちらのX7も見せて頂きました。
以前、X7も見させて頂く機会があったのでその時から「凄い!車内が広い!」って感動していた1台です。
関連記事:BMW X7、M8、新7シリーズ&新8シリーズ特別内覧会@グランドハイアット東京
家族5人乗りを探しているのであれば、本来はこういう大きいX7とかだと良いのでしょうね~。
この後部座席であれば、子供たちがこぜりあうことも絶対にないと思います。
1席ずつ独立していることから、各自がそれぞれのパーソナルスペースを確保して優雅にすごすことが出来ます。
通常の後部座席のさらに後部にある3列目にも、2人が座れるシートがあるという6人乗り。※7人乗りもあります。
トランクから全体を見るとこのような感じです↓
広いな~!!これだったらもう、子供3人は絶対に後部座席でもめることなく移動できるな。
…と、やっぱりこういう大きな車の良さを感じて「凄いな~、いいな~」とは思うものの、やっぱりなんとなく、趣向の問題だとは思うのですがSUVではないのです、今の気持ち的に。
こちらのX7や、他のSUVたちもとても良い車だと思っています。ただ、今の我が家の気持ち的に何か違うというだけなのです。
BMW 840iグランクーペ M-Sport試乗
この「今はSUVではないかも」という思いがあったことから、今回はこういったX7などのSUVの試乗をすることなく、今の私達であれば「これなんてどうかな?」と思える2台を試乗させて頂きました。
そのうちの1台がこちら、BMWの8シリーズ。
今回、試乗できるのが840i グランクーペ M-Sportだったので、そちらを試乗させて頂きました。
8シリーズは現在、我が家の650i グランクーペ M-Sportの買い替えとしてBMWにおいては最有力候補となっていた車です。
ただ、こちらも過去何度か見せて頂いてはいたのですが、後部座席が現在の650i より広くなるかというとそういうわけではなかったので躊躇していました。
後部座席にも乗らせて頂きましたが、うーん、やっぱり試乗してみると「これだったら、今所有している650iが完全に壊れてしまって乗れなくなるまでは、650iのままでもいいかも…」と思っちゃったかな。
というのも、走りの性能としては現在のV8エンジン(4.4リッターツインターボ)の650iの方が夫にしてみたら圧倒的に楽しいようで(今回の840iは3リッター直6ターボ)、かつ後部座席が広くなるわけでもない…ということで、問題解決にもならないということから。
840iだけを見ていればとても良い車だと思います。
ただ、今の650iと比べてしまうと、我が家の買い替え対象ではないような気がしてしまいました。
それほど、実は今乗っている650iグランクーペが良い車なのだな~と改めて思えたわけで、それはそれで嬉しかったわけですが(試乗の目的を失っている)^^
BMW M5コンペティション試乗
もう1台、試乗させて頂くことにしていたのは「もう後部座席はそんなに今と変わらないのはしかたないことを前提と考えるのであれば、だったらもうちょっと趣向を変えて」ということで、選んだのがこちら。
はい、BMW M5コンペティションです。
後部座席も中央が盛り上がっていないので、真ん中に乗る人も足を広げて乗る必要がないので、8シリーズよりは(後部座席の真ん中に座る人は)まだマシかな、と。
そんなに広いわけではないですが。
このM5コンペティションを試乗すると決めていたこの日なのですが、もうね、凄い偶然?がありました。
というのも、この日の朝から車のニュースを見ていたら、なーんとこの日、ちょうどBMW M5 CSが発表になったのですよ~!朝からM5 CSを見て「うわ、出たー」って1人興奮^^
試乗に行く日、朝からM5CSの写真とかスペックとかの内容を色々と海外ニュースで読みあさり「ううーん、M5 CSいいな」と思いつつも、M5 CSから『いや、あのすみませんが、私、完全に4人乗りですよ?』と主張されて撃沈。
だって、後部座席もバケットシートっぽい?つくりなんだから!
もう、このバケットシートで3シートにしてくれたら、パーソナルスペースの確保も出来ていいのにぃ(無理)。
これです、M5 CSの後部座席。あああ、これはさすがに3人は座れない(涙)。↓
M5 CSは無理だと諦めもついたので、この日は前向きな気持ちでM5コンペティションの試乗をすることが出来ました^^
M5であれば、私でも運転が可能そうなサイズです。以前、BMW550iまでは運転出来ていたので。
ドライブモードを変えると、音とか回転数の変化がわかりやすくあるわけではなかったように思えましたが、コンソールの表示が変わることは助手席から見ていてもわかりました。
今回、私は運転はしていないので「運転する感覚」はわかりませんでしたが、この日ちょうど雨が少し降ってきたことから、その雨でぬれた路面を走る時に四輪駆動のしっかりした動きは感じることが出来ました(840iに比べて)。
やっぱりポルシェに心奪われる
それにしても、BMWの試乗をさせて頂いていても、その試乗ルート上に見えてきたこちらの建物を見て、私の心は一瞬BMWから一気にこちらの建物へうつります。
さて、こちらの建物は何でしょう?↓
そーなのです、これはポルシェのポップアップストアであるポルシェNOW TOKYO。
現在、2021年夏までの期間限定でタイカンをはじめとしたポルシェたちが展示されている、ポルシェセンター青山、目黒、銀座(&世田谷、小石川)の運営をされているEBIグループの施設です。
もう、ついついBMWの試乗をしながら「わ、赤いタイカンがいる!」とか、ポルシェNOW Tokyoにしか目がいかない私…反省。
でも気になっちゃうものはしかたがない~^^ だってポルシェ好きだもん。
BMW東京ベイの試乗スタッフはアルバイト
そうそう、あとはね、びっくりしたのがこちらのBMW Tokyo Bayでの試乗なのですが、なんと同乗して下さるBMWスタッフの方ってほとんどが「大学生のアルバイト」なのだそう!
えええええ。それって意外ではないですか?
なぜ気づいたかって?
それは、あの、M5コンペティションに試乗させて頂いた際に「そういえばM5 CSが発表になりましたね」といっても「え?すみません、知りませんでした」と言われたり、車のスペックを聞いても「すみません、営業の方がより詳しいので…」とわからなかったりすることが続いたのです。
そうしたらお話しているうちに「試乗するスタッフはほとんどが大学生のアルバイトなのです」と教えてくださって。
いや~びっくり。そうだったの!
いやいや、それで、大学生のアルバイトの方だからイヤだとか、クレームを言っているわけではないのです。
逆に変に売り込んできたりすることもなければ、思ったままの素直な意見を言ってくれるので非常に新鮮。
ただ、試乗スタッフが大学生のアルバイトということを知らずにいると、BMWについての色々なことを聞きたい、意見が欲しいと希望されている方には不満が残るかな、と思ったので今回書いておこうと思いました。
もし、車に関する詳細が知りたかったり、色々な提案が欲しかったりする場合には、試乗スタッフではなくて、事前にショールームの方で営業さんにご相談された方が良いと思います。
そして、試乗する際にはただその車のフィーリングを感じることに徹された方が良いかと^^
私達は試乗スタッフの方が大学生のアルバイトお兄さんとわかってからは、大学生の方としての会話をとても楽しく色々とさせて頂きました。
率直な意見というか、大学生の方が感じる今の車についてとか、経験値が大きい大人の営業さんと話すのとは違う感覚での話が出来て、とても新鮮で楽しかったです^^
そうそうそして、最後に今回2台を試乗させて頂いた結論としては、ううーーーん、やっぱり「今の650iグランクーペ M-Sportがなかなか最高すぎる」という、自分たちの車がいかに良いかを改めて感じることになったな、と思えたものになりました。
まったくもって解決策にはなりませんでしたが、それはそれで幸せなことです。
やっぱりしばらく買い替えはなしかな~。ううーん、まだまだ悩みは続きます!
★追記(2021.6.26)★最終的に色々あり、次期ファミリーカーとしてBMW M3を購入しました。続きはこちら→BMW 新型M3が納車されました