2021年もよろしくお願い致します
本年もよろしくお願い申し上げます。2021年がまた皆さまにとって、健康・安全であり、素敵な1年となりますように!
色々な環境の変化があったからなのか、なんだかいつもよりもあっという間に時間がすぎたように感じた2020年でした。そして、気づけばもう2021年。
2021年は、2月2日の23:24になったら「20-21-22-23-24」だなとか、すでによくわからないことを考えている私の頭の中は、今年もいたって健康なスタートとなっているようです^^
そして、私自身が「ポルシェ大好き」って思い続けている気持ちを吐き出させてもらっている、こんなにもよくわからない、なんとも自分勝手なポルシェブログであるというのに、2021年もまた引き続き遊びに来て下さる方々がいらっしゃることが本当にとっても嬉しいです。ありがとうございます^^
また相変わらずのテキトーな感じで続けていくかと思いますので、2021年もお付き合い頂けたら嬉しいです。
それではポルシェAGが、毎年恒例となっている(?)、昨年1年の振り返りをされていましたので、見てみたいと思います。
ポルシェ2020年を振り返る
ポルシェ 2020年1月
ポルシェにとっての2020年1月は992世代のポルシェ911「Jacky Ickxスペシャルエディション」の発表からスタート。
ジャッキーさんはベルギーの伝説のレーサーで、彼の1970~80年代のレースでのポルシェへの貢献を称える為に、彼の75歳のお誕生日に正式名称『ベルギーレジェンドエディション』という特別仕様のポルシェ911を作られたのでした。
あとは2020年1月で忘れてはいけないのが、1997年以来初めてのポルシェのテレビコマーシャルがアメリカのスーパーボウル中に放映されたということ。
このポルシェのCMは「ヘイスト」と題されたもので、盗まれたポルシェタイカンをポルシェたちが追うという感じの内容。
実際のストーリーはこちらで見て頂けます: タイカンが盗まれた?ポルシェのオフィシャル動画はバッドボーイズ3っぽい
この動画の中に、近々発表されると言われているポルシェ911 GT3 (992型)のシャークブルーのモデルがうつりこんでいるというのも話題となりました^^
ポルシェ 2020年2月
2020年2月には、Zell am Seeにて2回目のGPアイスレースが開催。
ハイライト動画はこちら↓
またポルシェのライプツィヒ工場 (Leipzig)はドイツ中部における電気自動車の充電インフラを拡大。
ザクセン州(Saxony)の生産拠点にポルシェ・ターボチャージングを提供する『Rapid-Charging Park』を開設。
ポルシェ 2020年3月
コロナウイルスによる影響を受け、ポルシェもドイツ政府の決定に従い、工場を一時的に閉鎖、ポルシェの生産が停止に。これを機に、ポルシェは企業として社会に対するコミットメントを大幅に強化したのと同時に、ポルシェのブランド大使たちも団結して乗り越える姿、精神を示されました。
さらにこの月には、992型のポルシェ911ターボSも発表に。クーペとカブリオレの2タイプが同時発表でした。
本来であればジュネーブモーターショーでの発表となるところだったものが、コロナの影響によりモーターショーがキャンセル。それによりこの時のワールドプレミアは、初めての完全なるデジタルの世界で行われたのでした。
ポルシェ 2020年4月
長引くコロナ感染予防の為の外出自粛期間を世界中のポルシェファンをはじめとした多くの方にとって有意義なものと出来るよう、4月にはポルシェは『#GetCreativeWithPorsche』という一連のオンラインマスタークラスを開催。
また、この月にはミュージックジャーナリストのNiko Hüls氏と、ヒップホップ雑誌である『バックスピン』と共に、ヨーロッパ中をカイエンSクーペでまわる(音楽の)ラップ、グラフィティ、DJ、ブレイクダンスなどのトレイルを実施。
そのビデオドキュメンタリーであるBack 2 Tapeを公開。こちらがその動画↓
ポルシェ 2020年5月
5月に入ると、工場一時閉鎖のあとも減っていたポルシェの生産を、ロケーションとタスクベースで、従業員の安全を可能な限り保てるよう厳格に措置しながら、少しずつ生産を増やすように。
さらには、夏を目前にしてポルシェはここで992世代のポルシェ911のクーペ、カブリオレモデルに続く3つ目の形である『タルガ』を発表。発表されたのはタルガ4とタルガ4Sモデルでした。
これらのタルガたちは、9:11マガジンのウェブTVにて発表されるという形がとられました。こちらが動画です↓
また、このあとしばらくして、ポルシェ911 タルガ4Sヘリテージデザインエディションも発表されました。
ポルシェ 2020年6月
2020年6月はポルシェがル・マンで初の総合優勝をした年から50周年目の記念日だったそう。
最初に917KHでル・マン優勝を飾ったのが1970年6月14日のこと。この日からの50周年目を記念して、実際にこの時ル・マンを走ったオリジナルの車両が、ポルシェはドイツのポルシェミュージアムに展示されました。
残念ながら、2020年のル・マンは延期に。しかしながら、オンラインでのバーチャル・ル・マン24時間レースは開催。
ポルシェ 2020年7月
先に発表されていた992世代のポルシェ911ターボSに続いて、7月になって同じく992世代のポルシェ911ターボ (Sモデルではない)のクーペとカブリオレが発表に。
あとは、ここで2020年1月~6月のポルシェの販売実績が発表されたわけですが、大変な年の始まりであったにもかかわらず、ポルシェはなかなか健闘したという結果に。
ポルシェ 2020年8月
すでにこの時点では、もう車をデジタルでワールドプレミアするということが普通になってきて、改良されたパナメーラについてもデジタルにて発表。
この改良版パナメーラは、発表前にまだカモフラージュがつけられた状態(でもプロダクションカーと同じもの)で、ラースカーン氏によりニュルブルクリンクにてプレミアムクラスのカテゴリーにおいて最速となる7:29.81を記録。
そして、同じくこの月にはPascal Wehrlein氏がタグホイヤー・ポルシェフォーミュラEチームのドライバーに。
ポルシェ 2020年9月
ポルシェはよりコミュニケーションをとることが出来るようなサービスを拡充。
9:11ポッドキャストにてビジネスや社会、スポーツなどについての様々なトピックについてゲストを呼んでみたり、社長であるオリバーブルーメ氏がドイツのジャーナリスト(Kai Diekmann氏)と話し合いをされたりしていました。
6月の開催が延期されていたル・マン24時間が9月になって開催。ポルシェのカスタマーチームであるデンプシープロトン(Dempsey-Proton)レーシングが健闘。
ポルシェ 2020年10月
ライプツィヒ(Leipzig)の工場が、ハイブリットモデルの生産を始めて10周年を迎えたのがこの月。ちなみに最初に作られたのはカイエンSハイブリッドで、2010年のことだったそうです。
次世代のフル電気自動車となるマカンも、このライプツィヒ工場にて生産されることとなり、ポルシェはライプツィヒ工場に600ミリオンユーロを投資。
この月にはさらにパナメーラの違う種類が発表され、新型パナメーラにおけるすべてのラインナップが完成。発表されたのは、パナメーラターボS Eハイブリッドと、パナメー4E ハイブリッド。
少し前に発表されているパナメーラ4S Eハイブリッドに加え、ポルシェは3つ(スポーツサルーン、エグゼクティブ(ロングホイールベース版)、スポーツツーリスモ)のプラグインハイブリッドモデルをパナメーラに提供。
ポルシェ 2020年11月
11月に入ると、ポルシェは唐突に「Porsche Unseen」と題して、2005年から2019年にかけて同社の中で今までずっと秘密裏に管理されていた(プロダクションされなかった)コンセプトカーのデザインたちを公開。
こちらの動画でそれらのUnseenだったコンセプトカーたちを見ることが出来ます^^ ↓
また、この月にはIMSAウェザーテックスポーツカーチャンピオンシップ (ユナイテッド・スポーツカー選手権)のGTLMクラスにおいて、ポルシェGTチームが素晴らしい成績を残されたとのこと。
ポルシェ 2020年12月
2020年も最後となる12月には、ポルシェはシーメンスエナジーとその他いくつかの国際企業と協力し、チリにて合成燃料/efuelsの製造に関する開発のパイロットプロジェクトを発表。
そして、2020年最後の最後には「LMDhプロトタイプを作っていいよ」ということにポルシェAGがGOサインを出したというニュースが発表されました。
これは、2023年からポルシェが本格的にル・マンなどの主要レースに参戦することを再開することを意味しています^^
…と、2020年のポルシェの動きを振り返ったわけですが、コロナという大変な状況下においても、何気に新しいモデルが発表されていたりと、色々動きがあったのだな~と改めて思ったりしました。
最後にこちらが、ポルシェが作られた2020年を振り返る1:11の動画となります↓
私も振り返れば、やっぱり2020年もポルシェ大好きな1年でした!(あ、わかってました(笑)?)。