第46回東京モーターショー2019:Future Drone Entertainment Intel® Drone Light Show “CONTACT”
今回の東京モーターショー、そもそも日程的にも行けるかどうかも微妙なところで、今回は行けないかもしれないな~、なんて思っていたのです。
でも!!
いきなり東京モーターショー開催初日(しかもまだプレスデー)の当日になって、モーターショー本体ではなく、そのうちのイベントの1つとして開催される、ドローンのショー『フューチャー・ドローン・エンターテイメント ”コンタクト”』を観に行けることになったので、いきなり行ってきてしまいました~!
自分でも、まさかこんな初日から東京モーターショーに行くことになるとは、当日のお昼の時点まで思ってもいなかったのでびっくりです。いや、でもモーターショーは見ていないのですが^^
こちらのドローンのショー、「500機のインテル® シューティング・スター™ ドローンと、3Dサウンド、ライティングがシンクロする最先端の没入型ドローン・エンターテインメント」とのことで、目の前を飛ぶのはエンターテイメント用のドローン500機!!
小橋賢児氏が率いる日本の豪華クリエイター陣と、インテルがつくりあげる最先端の没入型ドローン・エンターテイメント。
ドローンショー CONTACT / コンタクト 開催概要
こちらのイベント、入場無料で2019年10月24日(木)~10月27日(日)にかけて4日間、お台場の夢の大橋にて開催されています。※強風・雨では中止となることもあるようですので、事前にお確かめください。
開催概要
開催名称: 第46回東京モーターショー2019 Future Drone Entertainment Intel® Drone Light Show “CONTACT”
主催: 一般社団法人 日本自動車工業会
後援: 東京都
協力: インテルコーポレーション、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
開催日時: 2019年10月24日(木)~10月27日(日) 18:30~19:00 (予定)
開催場所: お台場「夢の大橋」上空 (青梅~有明間・シンボルプロムナード公園内)
〒135-0064 東京都江東区青梅1丁目4
入場料: 無料 (特別エリアでの観覧には、当日14:00~/17:00に整理券配布)
オフィシャルサイト: ドローンエンターテイメント CONTACT オフィシャルサイト
東京2020オリンピックでもインテルのドローン
こちらのイベント、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの競技大会組織委員会が協力として入られていることかららもわかるように、このインテルのドローンを使ったショーが、東京オリンピックでも披露される予定のようです。
きっと、未来感ある、すばらしいショーを準備されているのではないかと思います。楽しみです^^
※ このあともうちょっとしたら、ネタばれです ※
では、ここからはドローンイベントがどのようなものだったのかを、書きたいと思います。
ただ、完全にネタばれになりますので、これから観る予定のある方は、これ以降はご覧頂かないようお願い致します。
※ショー観覧の際に頂いたフライヤー等にも、本ショー内容のSNSへのアップの制限、禁止の指示はありませんでしたので、アップしています。
ただ、ドローンが飛び立つベース部分を撮ったもののSNSアップは控えてほしいとスタッフさんが話されていましたので、それらの掲載はしていません(が、そのベース部分も、これまた超未来的な感じがしてなんだか凄かったです~^^)
イベント開催期間中に、現地まで足を運ぶことが出来ない方で、ショー内容にご興味ある方は是非ご覧下さい。本当にもう、とっても未来的なショーでした^^
では、以下、ショー内容となります。(ずっと下↓の方にスクロール)
↓ これ以降、ショー内容ネタバレです (ショー全部のフル動画もあり) ↓
ドローン500機が作り出す幻想的な宇宙空間な世界「CONTACT」
お台場、夢の大橋に設置された、大きな三角形がスクリーンとなっていました。
私からすると、目の前には大きな三角形、そしてふと隣の空を見上げると丸い観覧車があったので、これは探せばどこかに「四角形」もあるに違いない、なんて思ってしまいました^^
いや、そんな余談は良いとして、さっそくですがイベントについてです。
今回のドローンエンターテイメントショー、ありがたいことに最前列で見ることが出来ました。ただ、ドローンたちは、もちろんのこと空を飛んでいるので、前列の方でなくても、ドローンのすばらしさは堪能できるかと思います。
もう、ちょっとドローンっぽい光が見えただけで「え、あれ?違う?」なんてみんなドキドキ…。(ちなみに、観客たちが一斉に期待した(と思われる)この黄色の丸のところの光は↓は違いました(笑))
ショーが始まると、メッセージが英語で流されます。その日本語訳が三角形のスクリーンに映し出される感じです。
『みなさん、”Future Drone Entertainment CONTACT"にようこそ。』
『まもなく当宇宙船は、宇宙の旅へ出発します。』
『私は、この宇宙船をナビゲートするAIの"アイ"です。』
『今夜は、皆さんを、ドラマチックで美しい宇宙の旅へとお連れします。』
『宇宙は、過去、現在、未来、すべてが存在する世界』
『人類はどこから来て、どこへ向かっていくのか』
『いつの時代も、人類は星空を見上げながら、まだ見ぬ未来へ思いをはせていました。』
『もしかしたら、その答えが、この宇宙の旅で見つかるかもしれません。』
…ここまできて、音声とスクリーンが混線したような状況に。
なにかが「起きている」感。宇宙船、飛ばないのかな?何かが妨害してきた?
…なんていう風に、ショーのストーリーを追おうとしていたら、ここで唐突にリアルな人が登場。歌が入ります(生歌)。
左が実際に目の前で見えている人物で、右がそれを大きくスクリーンに映し出した映像↓
歌が盛り上がってくると共に、今度はダンスで何かを表現される、これもリアルな人物が登場。
この歌とダンスのシーン、結構な長い時間に感じました。
この時間があることによって、観客たちの「え、何が起きるの?ドローンは?ドローンこないの?え?」という、ちょっとした混乱、疑問、期待…そして、このショーのストーリーに観客たちが入り込む準備期間みたいになったのかなと思いました。
歌とダンスが終わると…
『みなさん、大丈夫ですか?』
『宇宙船のシステムは無事に復旧しましたので、ご安心ください。』
『今、遥か宇宙の彼方から私たちへコンタクトがあったようです。』
『未知なる生命、意識体からのコンタクト。』
『今、この宇宙の旅の最終目的地をコンタクトの発信源へとセットしました。』
『私たちに伝えたいメッセージが一体何なのか、この宇宙の旅で確かめにいきませんか?』
『それでは、離陸スタンバイにはいります。』
そうAIが私達に伝えると、カウントダウンが5秒から始まりました。
カウントダウンが終わると…宇宙船が離陸し、どこかから発信されている「コンタクト」先へと出発…。
このあと、ドローンが三角形の左奥くらいから、だんだん登場してくるわけなのですが、もう、そのドローンの光たちが、夜空にふわ~っと飛び、その光たちがどんどん増えていく姿を見ると、なんだか、こう「未知の世界が攻めてきた」という、そんな感覚になりました。
本当に、近い未来「こういった何かが、人類に向けて現れる日が本当に来るのかもしれない」と、今、目の前で見ている光景が、映画なのか現実なのか、不思議になるような、そんな感覚。
さらに、当たり前のことなのですが、空はまっくら。なので、今までそこを飛んでいたドローンたちが、そのライトを消すと、何も見えなくなっちゃうのです。一瞬で消えるドローンたち。
そして、次にライトがつけられた時には…
こ~んな感じで登場。すご~い。幻想的。
目の前でドローンが隊列を変えて、つくりあげていく光景。
この光景が、500機のドローンでつくりあげられているとは、想像できるようで、想像できないような、本当にもう「未来感たっぷり」な光景でした。
また、ドローンたちがバラけたかと思うと…
スクリーンに映し出された人と共鳴するかのように、ドローンたちがバレリーナ(?)を描き出しました。
ドローンが動くことで、そのバレリーナ(ダンサー)が、夜空で踊るのです。ホント、これがドローンでつくりあげられているということが、信じられない。
続いて、ドローンたちは…
翼を広げた鳥になりました。こちらも、はばたきます。すごい。幻想的。
「宇宙にいるような感覚になる」と聞いてはいましたが、宇宙にいるというか、宇宙を見ているというか、自分が何を見ているのかわからない感じ…でした。
続いて、人の顔のようなものがつくりだされました。ここからは、皆さんこの内容を見て思うことは様々かと思いますので、私の感想は書きません。以下、ストーリーです。
『私はあなたたちをずっとここで待っていました。』
『私たちは全ての感情、全ての記憶を共有してきていたのです。』
『なぜなら私たちはこの宇宙の一部であり、全ては繋がっているのです。』
『私はあなたであり、あなたは私でもあるのです。』
『そう、あなたの真理への探求心が私を創りだしたのです。』
『あなたは答えをずっと前から知っているはずです。』
『あなたの求める答え…』
『それは愛です。』
『愛こそ真理なのです。』
そこまで、ドローンがつくりだした人間らしき形をしたものが語り終わると、またドローンたちは隊列を変え、さまざまな形をつくりあげました。
夜空(このストーリーでいうと宇宙空間?)に、DNAがドローンによってつくりあげられる光景は、神秘的。
でも、この人間のDNAをつくりだしているのが、500機のドローンというところがまた、「いつか何かに支配される世界が来る」という危機感?不安?も感じさせられたような気もしました。
最後は、ドローンが地球をつくりあげてくれました。
『スペースシップは、無事に地球に帰還しました。』
『みなさん、Future Drone Entertainment CONTACTは、お楽しみいただけましたでしょうか?』
『それでは、またお会い出来る日まで。』
…ドローンたちは帰っていきました。
本当に、なんというか、不思議な光景。ドローン500機と、音楽が作り出すこの世界感。凄いな~!とっても良いものを見せて頂きました。
クリエーターの方が伝えたかったことと、私が受け止めた世界感は違うかもしれません…けれど、このショーを見て、それぞれが、色々な受け止め方が出来るものだと思いますし、とにかく神秘的、宇宙的なことには変わりないかと思います。
そして、このショーとしてのストーリ構成とは別に、なんといってもドローンの技術、その他様々な技術が凄い!!と感動したのでした。
なんだかもう、世の中凄いことになってきてるな~。今の子供たちが大人になる頃には、今の私では想像もできないようなことが現実になっているのでしょうね^^
ドローン・エンターテイメント CONTACT コンタクト 動画
こちらがショー全体の動画です。
21分あるので、お時間がない方で、ドローン登場からのみとりあえず見てみたいという方は、動画9:40頃から見られると良いかと思います(それ前にはドローンは出てきません)。
さ、次は東京モーターショー自体に行けるかどうかが問題だ~。
実はこちらもチケット(入場券)を頂いたので、せっかくチケットあるので、ちょっとだけでも開催期間中に立ち寄ってみたいと思っています。行けるかな~??