911カレラ(991.2 & 992)のポルシェオーナー女性のポルシェブログ。ポルシェ911やスーパーカーの体験や情報、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ購入&所有記録等。ポルシェ大好き!※英語版は自動翻訳です

911 Supercars | ポルシェブログ

Etc.: その他 Porsche: ポルシェ ◆PTX (ポルシェトラックエクスペリエンス)

東京バーチャルサーキット:初めてのレーシングシミュレーショントレーニング体験

投稿日:2021年2月2日 更新日:

TVC:都内で出来るレーシングシミュレーターでのドライビングレッスン

さ~、朝からワクワクしていた1日の始まりです。いつものことながら、愛する黒カレラに「行くよ~^^」と言って、お出かけ。

ワクワクしながら向かった先は、東京は渋谷区。もし徒歩であれば最寄り駅は恵比寿駅となる、とある場所です。

それがこちら。

そう、ここは都内でレーシングシミュレーターで走ることが出来、かつそれだけではなく砂子塾長から直々にトレーニングを受けることが出来る『東京バーチャルサーキット』という場。

以前までは赤坂にあったのですが、現在は移転され、シミュレーターも新しく変わっています。

東京バーチャルサーキット
住所:東京都渋谷区東4-12-1 (JR/地下鉄 恵比寿駅から徒歩約13分)
電話:03-5962-7574
営業時間:10:30~20:00 (最終受付19:30)
※現在のコロナの影響で変更となる可能性もありますので事前にお問合せ下さい。
地図: Google Mapでひらきます
駐車場:近くにメーターパーキングあり
Webサイト:https://sunakojukuchou.com/about_tvc/

こちらの東京バーチャルサーキット(以下、TVC)には、過去何度か遊びに行かせて頂いていました。夫がシミュレーターでのレッスンを受ける時に見学に行ったり。

過去に見学している時からずっと夫にも「Rikaちゃんもやってみたらいいのに」と言われ続けていたのです。

でも、今まで私が自分自身でこのシミュレーターで運転すること、トレーニングを受けることは1度もなかったのです。

それはなぜか。

なぜ、こんなにも目の前に素晴らしいシミュレーターを使って色々と教えて頂けるという贅沢すぎる機会があったのにも関わらず、やってこなかったのか。

それは。

本当にくだらない理由なのですが、正直に言ってしまうと「恥ずかしかったから」です。

だって、実車であれば何も思わないのですが、こうしてシミュレーターで全てがきちんとデータ化・記録され可視化され、かつ走っているすべての動きを周りにいる人たちからも見られてしまう…っていうその状況が、自分の走行にあまりに自信がなさすぎることから、とにかく恥ずかしかったのです。

でも、今回思い切って初めて挑戦してみました。

私と同じように「やったことがないから、あまりに自分の走行が下手すぎるかもしれなくてハズカシイ」と躊躇されている方がいるとしたら、今回、挑戦してみた私から言えることといえば、それはもう「いやいや、私、下手なんだからしょーがないじゃない!」って開き直っちゃえばなんでも出来る、ということかな(笑)。

だってそもそもがド素人で、普段サーキット走行もしていないわけで、これで最初から完璧に走ることが出来たら、それこそそれは奇跡または生まれもっての天才。

でも、実際にはそんなことはないわけで、誰もが最初は初心者で、そう思えばどんなに変な走り方をしていたとしても「初めてなんだからしかたないでしょ!」と開き直って、1つずつわかっていないこと、出来ていないことを教えてもらって修正していけばいいのか、と。

どんなに下手でも、教えて下さる砂子塾長はもちろん笑うこともなければ、その人それぞれのレベルへ向けてのアドバイスをして下さいます。「あ、こいつ何もわかっていないな」って思ってもらえた方が、私としてはより良いことだと思いました。

下手に知ったかぶりというか、わかったふりをしても意味がない。

わからないことはわからないし、何をどうすれば良いかは聞くべきで、聞いてもわからなければ、何度でも聞く。「恥ずかしい」とか「うまく見せなきゃ」とか思っているうちは、何も学ぶことは出来ないということをまずは学びました^^

ポルシェ911でFSWを走りたい

さて、そして今回私が選んで走らせて頂いたのは富士スピードウェイです。

なぜなら、私は普段からサーキット走行をすることを希望していたり、レースに出ることを目標としているわけではありません。

でも唯一、1つだけやりたいことがあって、それがポルシェのドライビングスクールであるポルシェ・トラックエクスペリエンスで最後にある「富士スピードウェイのフリー走行」。

そこで自分なりに私が愛してやまない愛車の黒カレラで、自分のなかで出来るかぎりの後悔がない走行をしたいと思っているのです。

すべてはもう、その為。

他の方と比べてしまったらどうにもならないレベルではあるわけですが、それでも少なくとも自分の中で「私なりにカレラさんと最大限に楽しめた」と思える、自分で納得することができるFSW走行がしたいのです。それが目標。

というわけで、FSWのシミュレーションでトレーニングさせて頂いたわけですが、もうね、やってみて思ったことは「脳の神経が足りない!!」っていうこと(笑)。

自分では、ある程度マルチタスクなことが出来るのではと今までは思っていたのですが、今回砂子塾長に走行のレッスンをして頂きながら思ったことは「私の脳って、もしかしたらシナプスが1度に2~3個しか機能していないのかも」ということ。

「もっとステアリング切る!」「ブレーキ踏みながら曲がらない(コーナーに入らない)!」「ブレーキを踏む強さを決める、踏みなおさない!」「最大舵角」「クリッピングポイント」「視線を遠くに」…と、様々なインプットがある中、あたふたしていると回転数がもうリミットに行っていても、シフトアップすることさえ忘れてしまうという。

そんなことの繰り返し。

さらには「自分の走りを記憶して、その記憶した走りよりも次はさらに良く出来るよう再現して、改善していく」ことが重要とわかっていながらも、そもそも「自分の走りが記憶出来ない」という致命的な状況。

自分で思っていた以上に「テキトウに感覚で走っていた」のがよーーーくわかりました。プロの方でさえ、どんなに天性的な才能があったとしても感覚だけでテキトウに走っているわけがないのに、ド素人の私がこんなにもテキトウに感覚で走っていて、ちゃんと車を走らせられているわけがないと、痛切に感じました。

データロガー解析で自分の記憶力のなさを知る

たぶん、素人であれば素人であるほど、こういったシミュレータートレーニングでは「速く走らなくちゃ」って思っちゃうところがあるのではと思います。

私も「下手で当たり前」なのに、それでも「でも出来るだけ速く走れた方が良いに違いない」って、どこかで思ってしまっていました。

でも、この無理に速く走るという行為が結局のところ「自分の走りを記憶出来ない」ことにつながるのです。何をどう走ったのか、だいたいでしかわからない、覚えていない、再現できない。

あとでデータで見ると、ひどいくらいに毎回の走り方がバラバラで、ブレーキを強くふんでいる時もあれば、弱い時もあるし、もう自分の過去の走りを全然、記憶・再現できていないのです。

これでは前に進むわけがない。

というわけで、最初の話に戻るわけですが、もう「私、下手くそですが何か?」っていうくらいに開き直って、とにかくまずは速度なんていいから、自分の走り方をきちんと記憶出来るようになることが大事だと気づきました。

※速く走ることが悪いといっているのではなく(もちろんそんなことあるはずないです~^^)、私くらいの初心者レベルで、まだまだ何も基礎がわかっていない場合のお話です。

お恥ずかしいですが、こちら↓が、今回初めてのシミュレーターでのトレーニングのデータです。色がついているラインが砂子塾長のお手本線で、白いラインが私の走行。

見る方が見たら、そのダメダメ度合いがわかってしまうものなわけですが(笑)、でも、こうやって自分の走り方をデータ化して、目で見て理解できるというのは非常にわかりやすかったです。

そして、シミュレーターでのトレーニングが終わってから少しお茶させて頂いたわけなのですが、その時に私が「こうしなさいと言われて、それを頭では理解していても、実際に行動として実行出来ないのです」と言ったら…塾長からすっぱりと「それはわかっていないだけ。頭でも理解してない」と。

言われた瞬間は「いや、こうしなきゃって思っていても、ついつい違うことしちゃうんですけど」って思ったのですが(反抗期(笑))、続いて塾長が「走っている人は、今やっていることが1番最善だと思ってやっている、つまりわかっていない」と言われ、すっごーーーーく納得したのでした。

確かに、私が変にブレーキを踏んだとしたら、その時の私はそこでブレーキングすることが最善と思ってやっているわけで「あああ、ここでブレーキしちゃダメだけど踏んじゃお」と思って踏んでいるわけではないのです。

つまり、その場では自分で最善と思えることをやっている。でも、その自分で最善と思ってした行動が正しくなければ、結局、机上だろうか何だろうか理解できていないのです。

あーーーもう、すっごーーく納得。納得しまくりの1日でした。

最後、砂子塾でインストラクターとして大変お世話になっている東風谷(こちや)さんもシミュレーターを始められ↑、その姿を見ていたのですが、実はこのシミュレーターって、すごーく(物理的に)動いていることに気づきました。

自分が座って運転している時にはこんなにも動いているって気づきませんでした。でも、これだけ動いていたからこそ、運転している私は「普通に車を運転している感覚」でいられたのかな、と。

とりとめもなく書いてしまいましたが、とにかく色々と気づきが多い、私にとって非常に大きな前進となる体験でした。

前回、ポルシェトラックエクスペリエンスでFSWの走行をすることをすっごーーーく楽しみにしていたわけですが、カレラが壊れてしまって走ることが出来ずにいました

今となっては、こんなにも何もわかっていない状態で走っても、もしかしたら何も満足できなかったのかもと思えるようになって、だからこそ、黒カレラは私にはまだFSWを走らせてくれなかったのかな、なんて思ってしまったくらいでした^^

「いきなり人前でシミュレーターだなんて」とか躊躇されている方がいたら、まずはもう「いや、下手ですから!」って開き直ってやっちゃうのが良いと思います^^

やってみて、本当に下手だったら底辺から教えて頂けるし、自分では思っている以上に出来ていれば、もちろんそのレベルに応じて教えて頂けます。

砂子塾長から直々に1対1でしっかり見て頂けるわけですから、初心者~上級者まですべてのレベルの方において、とても実りあるセッションになると思います。

走行15分のお試し価格もありますので、ご興味ある方は是非→TVC価格表

今回は私にとっても、とても実りある…というか、沢山の気づきがあった体験でした。いつかFSWで自分なりに満足できるポルシェ911での走りが出来ますように!

走るのって楽しいですね。さらにちゃんとわかって走ることが出来たら、その方がまた何倍も楽しい。がんばろ~^^

東京バーチャルサーキット、砂子塾長、東風谷さん、とても楽しく気づきある機会をありがとうございました!!

参照:(公式サイト)東京バーチャルサーキットについてはこちらから

砂子塾への参加にご興味がある方はこちらから砂子塾長.com

関連記事砂子塾に関する記事一覧

911Supercars上


911Supercars上


911Supercars 記事中



-Etc.: その他, Porsche: ポルシェ, ◆PTX (ポルシェトラックエクスペリエンス)
-

jaJapanese

Copyright© 911 Supercars | ポルシェブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.