レーシングイエローのポルシェ718ボクスター
もう、大興奮しちゃった!!!
大興奮!!!
なんというか、車に乗り込んで運転を始めてからすぐは「あ、シートの感じが違う」とか、私の車にはないレーンチェンジアシストがついている車だったので、Aピラーの下の方(サイドミラー手前くらいの車内)に赤いライトの警告が出たりすることに慣れず
「おおお、こうやってここが赤く光るんだ~」
とか、そういういわゆる目で見たり、座って感じるあからさまな違いのみにまずは気を取られた私。視界に入る黄色も眩しい(笑)。慣れないレーシングイエロー。
でも、少し走り始めると、続いて感じるのは運転する感覚の違い。
そして、数分たってきたらもう色々と楽しくなってきて「あー911と違う。こんな感じなんだ~」と色々なことを思いはじめて…。
もう、運転しはじめて10分もしたら、なんというか、血糖値があがってきちゃったというか、あ、血糖値は関係なかった、えーっと、血圧があがってきちゃった…の?
いや何があがったの?
わからないけど、もう自分の感覚では「ううう、なんだか私、血の気が多くなってきた~!!!」っていう感じで、そう、だからもう、アドレナリンが出まくりな感じ!
大・興・奮。
なんじゃそりゃって思われるでしょうが、その、なんというか、わかるでしょう!!(わからない?)
とにかく興奮しはじめちゃって、自分で「あーもう、体の中の血が熱くなってきた」みたいな、内側からくるふつふつと湧き出るワクワク感。
そうなのです、私。
ポルシェ718ボクスターを運転させて頂いちゃいました~!!
あー楽しかった^^!!!
718ボクスターは水平対向4気筒ターボエンジン
この興奮を忘れないうちに、思ったことを書いておきたいと思います。
乗らせて頂いたのは少し前のことなのですが、今回のブログはその時に興奮して書いたものとなります^^
いつもの通り、私が車を運転して思う感覚って、一般的には「は?何を言ってるのかわからない」と思われる、変な感覚であることが多いみたいです。
よって、私が思ったままに書く718ボクスターを運転させて頂いた感想ですが、「何を言っているのかわからない」と思われたら、「うん、わからない」と思って頂けたらと思います、すみません^^
きちんとした718ボクスターのレビューは、プロの方のレビューをご参考頂くのが良いかと思います。私の感想は、レビューとか試乗記とかではなく、本当に素人の、ただポルシェが好きな女性が思ったままの、意味不明な「感想文」です。ふふ。
さてさて、今回、諸事情あって、なんとなんと、お泊りで718ボクスターを貸して頂ける機会がありました。
よって、2日間に渡ってボクスターを思う存分楽しませて頂いちゃったのです。ありがたき幸せ。ありがとうございます^^
まず最初に、718ボクスターを運転して、その感覚で初めて思ったこと。
それは…「え、718ボクスターって本当にターボエンジンなの?」ということ。
私の感覚からすると、NAエンジンであるポルシェ911 GT3よりも、ポルシェ911カレラのターボエンジンの方が軽く踏んだだけで、びゅーんと飛ぶように走るという感覚があり、ある程度の(低速時の)「車を動かす重たさ」を感じるのがNAエンジンの方だと思っていたのです。
重たい=遅いということではありませんし、実際の車重のことでもなく、これもただ感覚の話。踏めばもちろん凄かったですから、GT3^^
それで、だから今回の718ボクスターも、いわゆる最初はターボによってびゅーんと軽快に発進してくれるようなものを想像していたのですが、私の中でのその「ん~、これこれ、このターボな感じ!」というのが、低速走行時には全然感じられなかったのです。
本当に、運転しはじめてすぐに自分の知識に自信がなくなって、信号で止まった時に思わず「718ボクスターはターボエンジンか?」を検索して確認しちゃったくらい(笑)。
アクセルを踏んでの加速感や走る感じは、以前レンタルさせて頂いたケイマンと似てる(当たり前か)。街中でも思いっきり踏める感覚が楽しかったです。
あとは驚いたのが、ベタ踏みしてみた時に、アクセルが床に近いなと思ったこと。
911だと「もっと踏まないとアクセルペダルが床につかない」のに、「え、もう床についちゃった?ここでベタ踏み?」って思うくらい、アクセルが床につく距離(というの?)が911に比べると短い気がしました。
違うかな。気のせい?
よって、これ、911を運転したあとだと、ボクスターでは常にベタ踏みに近い踏み方になってしまいそうなので、911のあとに乗るには要注意じゃないかなと思ってみたり^^
いやいや、でも、とにかく走れば走るほど、どんどん興奮してきて、もう、なんとも楽しかったーーーー!
ボクスターは吠える
そうそう、音は911よりも低いというか「ガルルルル」って吠えているような感じに思えました。
スポーツエグゾーストを常にONにした状態でしかほぼ走っていないのですが、ポルシェ911カレラのエンジン音を、私は1度も「何かが吠えているみたい」と思ったことはないのです。
でも、718ボクスターは吠えてる感じ。まさに「吠えてる」。がるるるる、という感じなのです。吠えてるの。
だから、えーっと、わかります?んーーー、わかって(笑)!誰か!
718ボクスターPDK、スポーツレスポンスボタンもあったので、もちろん押してみました。これ大好き。楽しすぎる。
魔法の20秒ボタンを押して、アクセル全開ベタ踏みで7,000回転+まで持っていって、その時の時速が…「え?」と。
そう、思ったより出ていませんでした。
でも、そういうリアルに出ている速度は関係なく、なんだか楽しいのです。とにかく楽しかった。それがボクスター。(意味不明すぎる)
これは、やっぱりこの低音で吠える感じのエンジン音によって、実際に出ているスピード(時速)以上の加速感を体感させてくれるというか、なんとも「すっごくスピード出てるかも~」という感じに思わせてくれるからではないかと思いました。
いや、十分速いですよ!でも、それ以上に「もっと(実際より)速く感じさせてくれる」気がしました。
あとはスポーツモードにして、ある程度のスピードが出てきたらターボ感を感じることも出来ました。
718ボクスターで走行するのは、私にはスポーツモードがちょうど楽しかったかな、と思います。スポーツプラスも楽しかったですが、スポーツモードの方が私はより好きでした。
また、街中で混んでいる時の走行時では、スポーツモードでさえも『ガルルル』という低音の吠える音がやたら気になってしまうので、そういう混雑時の街中では、さらに私にはノーマルモードがちょうど良かったかな。
私はうるさい車が好きなんだろうと自分で思っていたのですが、実はこの718ボクスターの「吠える音」は、何気に私はずっと聞き続けていられなかったというのが正直なところです。
もちろん、悪い音といっているのではありません!
車の音って、やっぱりそれぞれの人に合う、合わないという『好みの音』があると思っていて、ただ単に私の場合には718ボクスターの音は、高速時では楽しめるけれど、低速時の街中などではちょっと疲れてしまうかな、という感じだったのでした。
ここで改めて、私が好きなのはポルシェ911の音なのだな、と自分でもわかった1日となりました。
いやそれとも、先に911の音に聞き慣れてしまったから、そう思うようになっただけなのかな?この辺りはもう自分でもわかりません(笑)。
★追記(2020.9.6)★
ツイッターにコメント頂きました↓
『排気音は不等長エキゾーストのせいでしょうね。F6は完全バランスでよどみがないですよね』
このコメントを頂いて、私としては「へ?不等長エキゾースト?」と、頭の中が疑問符だらけに。そう、私、不等長とか等長とかの違いがあるなど考えたこともなければ、そんなところに違いがあることも、今の今まで知りませんでした~!!
えええ。無知すぎる?ハイ、認めます。ほーんと、まだまだ車のこと何もわかっていない…。
でも、今回勉強させて頂きました。そして、なるほどと思ったのが、私は知らぬうちにその等長エキゾーストであるポルシェ911の音を楽しませてもらっていたことから、今回の不等長エキゾースト(エキマニ)の音に慣れなかったのかもしれません。
…なーんていうほど、敏感に私が感じ取れていたのかは微妙なところですが~(笑)。何にしろ、今回また1つの学びがあったことも良かったです!ありがとうございます^^
そうそう、あとこちらのボクスターのスポーツクロノの時計、白だったのです。可愛いわけですが、実際に運転してみると…。
わかるでしょうか?
夜に、この白い光がフロントガラスに反射して、私はこれが結構気になっちゃいました。というわけで、今後スポーツクロノを選択する機会が出来た時には、(私は気になるので)白くするのはやめておこう、ということが決められたりしたのも、とても良い体験となりました。
私のことなので、これもただ見慣れていないことから、より気にして見てしまった為に気になっちゃっただけかもしれません^^
ポルシェのオープンカーって最高
そして。そして、そして。
ボクスターといえば、そうですよね、これをしなければ意味がない。それは…はい、「幌を開ける」!!!
実は私、今までオープンカーってほぼ助手席に座っての体験しかなかったので、「オープンカー楽しい!最高!」と思ってはいたものの、それでも、助手席に座っている分には「解放感は確かにあって楽しいし、オープンにするもの好きだけど、でも、自分の車にするなら特にオープンじゃなくていいかな」くらいに思っていたりもしたのです。
でも。
今回ボクスターを運転させて頂いたことで、私の中で大きく、大きく、変わったことがありました。本当に大きい変化。私にとっては。
それが…
「オープンカー、最っ高!」ってなっちゃったこと!
うん、もう、このボクスターをオープンにして走らせて頂いた体験から、私の中でこの「オープンカー、めちゃイイ!」という気持ちが一気に振り切れちゃいました。
あまりに単純すぎるほど、わかりやすい流れなのですが(笑)、でも、本当に「助手席で体験するオープンカー」と「自分で運転するオープンカー」って、何百倍も楽しさが違いました。
何が違うのか?うん、そんなことはわかりません(テキトウ)。
でも、明らかに違うのです。自分の運転でオープンにして走ると「わ、なにこれ、めっちゃ楽しい!楽しすぎる!即開けたい!」ってなっちゃって、もうね、またしてもひたすら1人で大興奮。
ちょっとコンビニの駐車場に停めた時でさえ、幌を閉めた状態で記念撮影してから…
さらには幌を開けた状態でも記念撮影して「うーん、やっぱりもう、屋根があくとか最高すぎる」と、自分の車じゃないのに大満足(笑)。
本当に、本当に、このオープンで運転するということがめちゃめちゃ楽しかったのです。
家に帰ってからも、大興奮で
「オープンカー、めっちゃめちゃいいね!オープンカー欲しいかも。…いや、欲しい。オープンカー欲しいぃぃぃ~!!」
って騒ぎ始めた私に対して、夫にはまたしてもとても冷静に
「前からずっと『屋根は開かなくてもいいんじゃない?』と冷たく(Rikaちゃんから)言われていた時の会話を録音しておけば良かった…」
と言われました(笑)。すみません、すぐ意見変わるので。反省しております。ははは。←相変わらず反省してない。
でもでもだって、すっごーく良かったから!!これはもう体験しないとわからないことだったと思います。数十分の試乗とかではなくて、結構ちゃんと2日間に渡って乗らせて頂いたからこそわかった、オープンカーを運転する楽しさ。
718ボクスターのエアオーナーでした
自分の車でもないのに、もう駐車場から出てくる姿を見るだけで「おーボクスターさん、来た来た。また幌あけて走っちゃおうね~^^」と、わくわく感がとまらない。
完全に、私の脳内ではもう自分がこの718ボクスターのオーナーだった気分の2日間(本物のオーナー様、ごめんなさい^^)。
これ↓、子供が撮ってくれていたのですが、完全に718ボクスターのエア・オーナー気取り中(笑)。この時も頭の中は「あ~もうボクスター、最っ高」。
ちなみに信号待ち中の写真なので、運転中はちゃんと両手でハンドル持っていますよ~^^
エアオーナーとしては、ボクスターのドアのニコちゃんも確認。お、可愛い、可愛い。
ちょうど居合わせたランボルギーニ・ウルスとも勝手にツーショット撮影です。
「うーん、黄色仲間でなんともいいじゃない~」と、またしてもオーナー気分で大満足。
お借りした車で、これだけオーナー気分になって楽しませて頂いちゃうという、なんとも図々しすぎる私。すみません…^^
あ、エアオーナー的に「これは…」と、困ったことが1つだけありました。
それが、雨に降られたあとにドアを開けた時、こちらの「幌のこのあたりから水(雨水)がぽたぽたぽた…と、めちゃめちゃしたたり落ちてくる」ということ↓
これ、この個体だけなのでしょうか?それとも718ボクスター、もしくはポルシェのカブリオレタイプはこうなのでしょうか??
ちょうど、車に乗り降りする時に、そのポタポタくる水が自分にあたるくらいの位置なので、毎回「うわぁ」ってなりました。まあ、そんなことでさえお茶目に思えてしまうほど、もうボクスターは可愛くてしかたなかったわけですが。すでに盲目状態。
いや~もうね、ボクスターは本当になんとも「可愛い」につきました!
なんだろう、ケイマンはケイマンでとても良かったのですが、ケイマンの時には感じなかった「可愛い!!」感がいっぱいというか。
色が黄色だったから?オープンだから?ケイマンは「カッコイイ」でボクスターは「可愛い」?
とにかく私にとって718ボクスターはその走りも、容姿も、乗っている時のフィーリングも、すべてが愛らしく感じて、可愛くてしかたがない車でした。
本物のオーナー様にお返しするのが、とっても寂しかったくらい(お借りさせて頂いておいてタチが悪い)。
ポルシェ718ボクスターの(勝手に)エアオーナー体験をさせて頂けて、本当に良かったです。ボクスターはめちゃくちゃ可愛かったです。愛らしすぎました^^
そしてもう、私の中での1番の気づきはとにかく「ポルシェの時速50km以下なら自動で開閉できるオープンカーが最高すぎる」ということ。これ、と~っても最高でした!!
718ボクスター体験させて頂き、本当にありがとうございました^^