コンフィギュレーターがモデルイヤー2021に変更(されつつある?)
今後、ポルシェのモデルイヤーが2021年モデルになっていくことから、現在のポルシェのコンフィギュレーターの内容にも少しずつ変化が出てきているようです^^
2020年モデルでは標準装備ではなかったものが、2021年モデルでは標準装備になったり、オプションの中での機能が増えていたり…と、少しずつ違いが。
よって、2020年モデルのコンフィギュレーターで作ってみたポルシェ911と、まったく同じ条件のポルシェ911を2021年モデルのコンフィギュレーターで作ってみても、その911は同じ992型の同じカレラモデルであっても、2020モデルの時よりも価格が高くなったり、逆に希に安くなったりする現象がおきているようです。
ポルシェ911(992)の本体価格も微妙に変わってきている~(上記のような標準装備が増えた等の影響かな?)。
ポルシェ992本体価格変更についての参照記事:ポルシェの電気自動車タイカンの国内価格と、ポルシェ992の値上がり
さてさて、そんな感じで現在ちょこちょこ変化があるようですが、今回は「911カレラのコンフィギュレーターにもヘリテージデザインパッケージ・ピュアが出てきたね」という話があったので、見てみました^^
ポルシェ911(992)レザーインテリア Exclusive Manufaktur
まずはポルシェジャパンの日本のコンフィギュレーターから確認…すると、パッケージオプションの中に:
- レザーインテリア Exclusive Manufaktur 2,520,000 円
というものがありました(た、高い…)。
このレザーインテリアパッケージの内容は以下の通り。
さっそくどのような感じになるのか、こちらのインテリアパッケージをコンフィギュレーターで選択してみたのですが、残念ながらまだ画像が反映されていないのか、エラーが返ってきちゃいました。
※コンフィギュレーターではまだ出来ませんでしたが、実際にどのような感じになるかは、下にあるポルシェジャパンサイトのリンク先で見ることが出来ます^^
私としては、ここはじゃあ米国のコンフィギュレーターで確認だ!と、続いてはアメリカのポルシェ・コンフィギュレーターへ(ひ・ま・じ・ん)。
そうしたら、アメリカのコンフィギュレーターには2種類のインテリア・パッケージオプションがありました:
- Heritage Design Interior Package - Pure $15,150 (約163万円)
- Exclusive Manufaktur Leather Interior $16,410 (約176万円)
930レザーパッケージ=レザーインテリア
んんん。
内容を見てみると、どうやら2つめの方の「エクスクルーシブ・マニュファクチャー・レザーパッケージ」が、日本のコンフィギュレーターにある「レザーインテリア」と同じもの。
その内容は以下の通りで、いわゆるポルシェ930(1975年ポルシェ911ターボ)のオマージュのインテリアデザインな感じになるものであり、新型ポルシェ911ターボSのインテリアでは標準となっているものですよね。
レザーインテリアとは:ポルシェジャパン公式サイト
ポルシェ930型っぽく色や素材などが調和され、その930ターボモデルのスタイルっぽくなっているデザインを、ターボSの発表の時にポルシェは「レザーパッケージ930」と呼んでいたのです。
でも、今は「930レザーパッケージ」になってる…。※これ、前にどっちが正しい名称か1人悩んだことがあったので、なんでここにきてまた変えるの~!と思ったり^^
詳細は以下の参照記事をどうぞ。
参照記事: 新型ポルシェ911 カレラS、カレラ4に7速マニュアルが追加
ポルシェ911(992)ヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュア
では、もう1つのヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアというのは?
そう、こちらはポルシェ992タルガで発表された、タルガ4S ヘリテージデザイン・エディションのインテリアから、いくつかを厳選されたというインテリア・オプション。
これがモデルイヤー2021からオプション選択ができるようになってきたようです。まだ日本のコンフィギュレータには出ていなかったと思いますが、今後反映されるのかな。
今回は、こちらのヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアの方の内容が気になったので、見てみました~。
さあ、ではここで問題です。
このインテリアオプションをつけると、どこが変わるでしょうか~?上に書いてあるけど(笑)。
こちらがまず、オプション選択していない時のインテリア↓
そして、こちらがヘリテージデザイン・インテリアパッケージを選択した時のインテリア。違い、わかりました?
続いて、違う方向からのビューも。こちらがオプション選択前↓
そして、こちらがヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアのオプション選択後↓
なかなか間違い探しにしては難しいですよね。あ、間違い探しじゃなかった。
コンフィギュレーターの画像では、画像が暗めのこともあり良く分からなかったので、ちょっと明るさを変えてもう1度、ちゃんと見比べてみたいと思います。
全部に印をつけられているわけではありませんが、わかりやすい違いのところに丸をしてみました。
画像の上がオプションなしで、下がヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアの内装です↓
クラスターの数字が緑色になったり、ダッシュボード上に911のシルバー・バッジがついたりします。
あとは…え?気づいた?気づいちゃいました?
そう、スポーツクロノがあるべき場所に、丸がつけてあるのに、時計がないという(笑)。すみません、コンフィギュレーターでスポーツクロノを選択するの忘れていました。本来は、スポーツクロノのダイヤルも緑になります。
計器部分はよく見るとこんな感じ(上がオプションなしで、下がヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアの計器)↓
そして、こちらが別方向からの間違い探し確認。上の画像がオプションなしで、下の画像がヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアです↓
シートセンターとかがコーデュロイになったり、ヘッドレストにポルシェクレストがはいったりしています。
他にもフロアマットも違ったりと、いくつかあるようです。
それにしても、レザーインテリアパッケージ(930レザーパッケージ)が252万円ですから、このヘリテージデザイン・インテリアパッケージ・ピュアも軽く200万は超えてきそうですね。
うーん、高い(笑)!
…で、ここまで書いておいて最後の最後に言うのもなんですが、ハイ、ポルシェジャパンサイトに、しっかりと綺麗な画像付きでのヘリテージデザインパッケージピュアの説明が掲載されていますので、ご興味ある方はそちらを是非ご確認下さい^^
ヘリテージデザインパッケージ・ピュアとは:ポルシェジャパン公式サイト