GT2RSとアヴェンタドールSVJでドラッグレース
2021年4月5日にYou TubeチャンネルのDaniel Abtにアップされた動画が、ポルシェ911 GT2 RSとランボルギーニアヴェンタドールSVJをドラッグレースさせるというものでした。
静止状態からのスタートと、ローリングスタートでの2種類。
この2台って、何気に先日私が会わせて頂いた2台とまったく同じ組み合わせなのです。
この時→ポルシェ911 GT2 RSとランボルギーニアヴェンタドールSVJと992
そんなこともあって、これはちょっと結果が知りたいかも~と思って見てみました^^
いつ見てもやっぱり超カッコイイポルシェ911GT2 RS。未亡人メーカーとして知られるほどの1台。
そして、こちらがアヴェンタドールSVJ。なーんて悪い顔つきなの(褒め言葉)!!これまたカッコ良すぎるでしょ~!!
この2台のスペックを比較しているのが以下の図です。
SVJの方がV12気筒でかつ馬力がありますが、よりトルクがあって車重が軽いのはGT2RSの方。
まずはスタート前にそれぞれの車がエンジンをかけてみるわけですが、(両車停止状態で)SVJがアクセルを踏むと、隣のGT2 RSの車内にいるドライバーさんが「(SVJが)アクセルを踏むたびに僕の膝が振動するんだけど!!」と言われています。
現地にいたら凄まじい音だったのだろうな~^^
さて、ではドライバーさんたちももうやる気満々で、それぞれが自分が勝つと信じてドラッグレーススタートです。
私もドキドキ。
GT2 RSもスタート前にアクセル全開な音がしていて、ローンチコントロール準備OKな感じ。
ん?でもローンチする前の待機時間って、こんな7,000回転まで行くの?
で、スタート!!となりました。
最初に出たのはSVJ。
え?
えええ?
どんどん差がついていく!!!
GT2 RS、遅っ!!!
…って、写真にするとこれ、ただGT2 RSがSVJに引き離されていっているように見えますが、動画を見て頂いたらおわかりの通り、この時のGT2 RSって実は「動かなかった」のです。
「スタート!」ってなっても、ポルシェだけスタートラインで止まっているという。
これは完全なる人的ミスで、GT2 RSのドライバーさんったらアクセル全開状態にしてはいたものの、肝心のシフトがPに入ったままでした。いや、それ絶対に進まないし(笑)。
というわけで、仕切り直し。
シフトをドライブにいれ、今度こそはちゃんとしたローンチコントロールスタートReady。5,000回転で待機状態となるわけですね。
3、2、1、スタート!!
となったのですが、あれ~。またしてもSVJに置いていかれるGT2 RS。
結局のところ、やっぱりSVJの方が速いのかな?
この時の結果が以下の通り。
SVJは0-100㎞を3.21秒のところ…
GT2 RSは3.8秒。
でも、0-200㎞ではGT2RSの方が速くなっていて、実際に最後はSVJを捉えるのではないかと思えるほど追い上げてきていました。
そして、こちらの2回目も動画を見て頂けたらわかるのですが、この回も実は最初のスタート時にGT2 RSは後輪がホイールスピンしてしまっていて、その分出遅れた感があったのです。
1回目(実質2回目)のレースをしたことによって「もうタイヤもあたたまったと思うから、次は大丈夫!」と、ホイールスピンしない状態でスタートして競いたいということで最後の最後にもう1回だけ。
で!
この最終レースでは、ほんの少しだけまだホイールスピンしたとのことでしたが、それでもかなり良い感じにローンチコントロールスタートに成功したポルシェ911 GT2 RS。
スタートさえちゃんと問題なく出来ていれば、あっという間にSVJを引き離して楽勝ともいえる勝利となりました。
これこそが真のGT2 RSの力!!!
結果、GT2 RSは0-100㎞が3.16秒。
SVJは0-100㎞ 3.39秒という結果に。
その後、ローリングスタートでのレースもしたのですが、その時の結果もポルシェ911 GT2 RSの勝利。
両車が完璧なコンディションで、完璧なスタートを切れるかどうかでこんなにも結果が変わってくるのだから、色々なドラッグレース動画が出されていますが、正確にドラッグレースさせるのは実はなかなか難しそうだな~なんて思って見ちゃいました。
でもとにかく、コンディションがきちんと整った時には、ポルシェ911 GT2 RSが圧倒的強さを見せつけてくれたことは、私にとってはとても嬉しいことで「やっぱりカッコイイな~」と惚れ惚れしちゃう。
いきなりポルシェが動かなかったり、色々ちょっと楽しい動画でした^^
11:52の動画ですので、お時間ある方は是非↓