初めての自分の車のアンヴェイル
今回納車されたカレラTについていくつか記録を残しておきたいので、まずはカレラTが納車された時の納車式についてから書かせて頂こうと思います。
実はたぶん今回のようにアンヴェイルから始まるようないわゆる『納車式』というのは私にとっては初めての体験。
いつも納車式とかにはこだわりが全くなかったので「自宅まで持ってきて下さい~」が多かったのです。
今回も「納車する部屋ではなくて、最初から1Fのところでいいですよ」なんてお伝えしていたのですが、当日ポルシェセンターに行ったらきちんと納車室に車を置いて下さっていました。
納車室につながるこちらのシャッターが開けられると…ドキドキ。
んー出てきた!
ご登場。
いや~、なんていうの、あの、車ってこの「アンヴェイル待ち」ってなっている布がかけられた状態だと変にテンションあがっちゃう(笑)。
中にいるのはGTシルバーのカレラTで、すでにコンフィギュレーターでは何度も見ていて想像もつくはずなのに、それでも「ああ、この下には一体どんなポルシェが」とドキドキワクワクしちゃう感じなのです。
そしてなんといっても、まだ車が見えていないこの状態でもすでにカッコイイと思えてしまってニタニタニタ(笑)。
テンションあがりすぎ。
マニュアルや車検証、キーなども用意されています。
車の隣には『Forever Amazing』と書かれたプリザーブドフラワーで装飾されたボードも。
そしてついに、アンヴェイル。
自分の車がアンヴェイルされて出てくるだなんて、何この想像以上の感動は。
今まで「納車式なんていいですよ~」なんて言っていて、そういう儀式的なものは恥ずかしいと思っていた気持ちの方が大きかったのですが、この「アンヴェイル」だけは最高すぎました。
どのディーラー様もスタッフ一同でお出迎え/お見送りとか、花束贈呈とかはなくても、この目の前でアンヴェイルっていうのだけは採用されたら良いのではって思いました^^
この時点ではまだクレストもシルバーに変えていないし、ヘッドライトも暗くしていない状態です(また別途書きますがヘッドライトにプロテクションフィルム貼りました)。↓
アンヴェイルされて、初めて出会うカレラT。
前回の911カブリオレの時などは納車前にディーラーに車が到着した時点で見に行ったりしていたのですが、今回はそこをぐっと我慢してこの日まで待っていたので、この瞬間が本当に初めて車に出会った瞬間でした。
はあ、カッコイイ。
何もう、ホントにカッコイイ。この後ろ姿、あああ、カッコイイ。
完全に浮かれまくっていたところに、さらにギフトまでいただきました。
フェリー・ポルシェ氏のかの有名なお言葉である「欲しい車がなかったから自分で作っちゃったんだよね(雑な意訳)」が書かれたものと一緒に渡された1つの黒い箱。
開けてみると、それはプリザーブドフラワーボックスで中央にはモデル名と車体番号が書かれたプレートが。
良い記念になります。ありがとうございます^^
PORSCHEロゴLEDドアカーテシライト
ではさっそくまずは助手席側のドアから開けてみます。
…と、あれ?
あああ、そうでした。これこれ。
これ!↓
今回はこの『PORSCHEロゴLEDドアカーテシライト』というオプションをつけていたのでした。
思った以上に綺麗にはっきりくっきりPORSCHEの文字が写されています。自己満足度高すぎる。
最初本当はこのオプションをつける予定はなかったのですが、営業さんとコンフィギュレーションしている時に私がぼそっと「まあこれはあとでつけたくなったらサンコーストとかで後付けのを買って付ければいいか」と言ったら、営業さんが「前までは簡単に後付け出来ていましたが、今はドアパネルをはずして施工しないと取り付けられないからちょっと大変だと思います」と言われるではありませんか。
そうだったの??
実際、サンコーストでも良く見てみると「For 2020 or newer 911 Carrera/Turbo/GT3 models, door panels must be removed to fit these lights (2020年以降の911カレラ、ターボ、GT3はドアパネルをはずさないとつけられません)」と書いてありました。
そう聞くと「あとからわざわざドアパネルをはずしてまで取り付けるとかは絶対にしないだろうから、欲しいなら最初からつけておくべきだな」と思ってオプションでつけたのです。
こちらのオプション、24,000円(現在は22,000円)でしたから、悩むならつけちゃえ!って。
でもこれ、乗り降りする時にちらっと見えるといちいち嬉しくなるので、やっぱりつけて良かったです。完全なる自己満足オプション(笑)。
続いては運転席の方へ。
このドアシル部分もカッコイイ!
まだ色々と保護されている状態で車内を見渡してみると、車とは全然関係ないのですが、フロアに敷いてある紙から、シート、ハンドル、シフトノブに至るまで、すべて覆っている紙やビニールにPORSCHEの文字が入っていました。
なんていう細かいこだわり。
もうしばらくこの紙とかビニールをつけたまま走っちゃおうかと思ったくらい^^
運転席に座ってみると、納車時の合計総合距離は23.6キロでした。
私にとってこの2・3・6の数字の組み合わせってちょっとした意味を持つので、なんだかそんなことにも運命を感じた瞬間でした。
まずは車内でPCMの設定から。
新たにPCM6.0となった画面・内容は今まで知っているものとは違うのでまた色々学ばないと、という感じです。
カレラTをリフトアップ、カレラTの下回りを見てみる
一連の説明や設定が終わったので、続いて車を1Fに移動して頂きました。
通常は1Fに車を持ってきたら「ありがとうございました、さようなら~」となるのでしょうが、私の場合はここからが本番(なんの(笑)?)。
ポルシェセンター高輪の1Fにある、通常は点検入庫の時などに事前に「どこをどうする」という確認をする為に車をリフトアップする場所でカレラTをリフトアップして頂きました。
どんどんあがっていくカレラT。可愛い。
上がりきったところで下からのぞかせてもらいます。
ふぇぇぇ、なんて綺麗なの。
この写真だけいきなり人に見せたら車の下だとは思わないのでは?と思えるくらい。
ポルシェ911 カレラT (MY23)はGPF非装着でした
今回、カレラTをリフトアップして頂いた1番の理由はGPF(Gasoline Particulate Filter/ガソリン・パーティキュレート・フィルター)がついているかどうかの確認の為です。
以前、リフトアップしていない状況で下から覗くのが大変だったので(笑)。
こちらが下から見てみるカレラT、992.1型。モデルイヤーは2023です。
以前『自分のポルシェにGPFがついているかを確認する方法』で書かせて頂いたのですが、この形状からするとGPFはつけられていないことがわかります↓
ちなみにパーツに書いてあった型番で検索もしてみましたが、触媒コンバーターは2020年モデルのカレラ、カレラ4、カレラ4S、カレラS用の物でした。
日本向けのポルシェはまだ規制がヨーロッパとは違うことから意外とGPFなしの車が多いとのことです。
さて、せっかくリフトアップして頂いているので、今しか見られない新車時のカレラTの下回りをじっくり見てみます。
こんなところにもPORSCHEの文字があるのですね~。走って汚れてしまうと気づけなさそう。とにかく本当に綺麗な状態で見ることが出来て最高です。↓
ブレーキに向けて空気が流れるように出来ている構造とか、1つ1つが興味深かったです。
そして私、知らなかったのですが車をジャッキアップする時には「ジャッキアップポイント」というものがあるのですね。
よく見てみると911にも「ここですよ」っていう「▼」マークがあって、ジャッキアップポイントが表示されていました。知らなかった~。
エグゾーストの中をのぞくとフラップが開いた状態なのが見えます。
ついでにこちらはサイドミラーを下から見たところ↓
さらにどうでも良いかもですが、ドアハンドルがポップアップしている状態を下から見たところ(笑)↓
でもほら、こういうのって普段あえてのぞき込まなくないですか?せっかくなので見ておきました。
さんざん下から色々と眺めさせて頂き、もう大満足。
最初のまだピカピカの綺麗なうちに見せて頂くことが出来て嬉しかったです^^
カレラTは「あのー、もういいんじゃない?そろそろ降ろして…」って思っていそうで「これまた面倒なオーナーの元に来てしまった」とか思われていたらどうしよう(笑)。
車を降ろしたあとはトランクをあけ、その上部もあけてバッテリー確認等も色々しました。
またそれについては別途。
トランク内のサイドにあるパカっと開けられるところを開けてみると、その取り外したパネルの裏側にはハニカム構造、六角形が。
そしてこのハニカム構造、カレラTの下回りのアンダーカバーの一部にも採用されていたのです。
ちょっとした同じフォルクスワーゲングループからの隠しランボなの?なんて思ったり(たぶん違う)。
はぁ。もう初日に走る前からさんざん隅から隅までカレラTを堪能させて頂きました。
あああ、もうこの表情↓
可愛い。可愛すぎる。
カッコイイのに、こうして可愛い表情も見せれくれるのが911。
本当にもうこんな表情を見ていると、ぎゅーーーってしたくなるのです。出来ないけど。
本当にトランスフォーマーみたいになって出てきてほしいと思っちゃうくらい。
この時の納車直後のカレラTはまだクレストもシルバーに変更しておらず、ヘッドライトも普通のままです。これをこのあと変えていきます^^
新車のエンジンの熱の香りは新車っぽかった
あ、そうそう。
車を1Fに移動させて来たあと、リアのエンジン部分が熱いのを感じてしまったら、それはもうやりますよね。うん。
はい、最初の熱の香り確認。
はぁぁぁ。なにこれ、新車の熱の香りがする!!
いや、エンジンかけたといっても走ってきたわけではないからかもしれませんが、かなり上がってきていた熱の香りですが、いつもとは違ってほんのり新車っぽい違う新しい香りがしました。
992カブリオレ納車の時も同じことを感じていたので、これは間違いではないのではと思っているのですが。
何言ってるかわからないですよね(笑)。
でもとにかく私1人感動して、夫にも「ちょっと、ちょっと、エンジンの熱の香りでさえ新車の香り!パーツが新しいから?!」とか騒いでいました^^
是非、新車が納車された方はこの最初にしか堪能できない最初の熱の香りを楽しまれてみて下さい。エンジンを切った直後にリアから上がってくる熱の香りです。Welcome to the 変態 world。
やっとのことポルシェセンターをあとにしたのは、なんと最初にポルシェセンター高輪を訪れてから2時間半後(笑)。
この長い時間に渡って、オタクな納車に大変丁寧にお付き合い頂きました営業様、本当にありがとうございました!!最高の納車体験となりました。
ポルシェセンター高輪を出たあとは、続いてポルシェセンター高輪・小石川へ向かいます。
そこでは「クレスト交換」と「黒ストーンガード装着」をして頂きました。
続きます^^ →ポルシェ911 カレラT:シルバークレストへ交換、黒ストーンガード装着
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