スコットランドのアーティスト・Chris Labrooy氏によるポルシェアート
2021年10月からポルシェは『The Art of Dreams』というシリーズで、主要都市に様々なポルシェにまつわるアート作品の展示を始めています。
まずはパリで展示されたフランスのアーティストCyril Lancelinさんの『Remember your dreams』という作品(その後、シンガポールでも展示)。
さらにベルリンのRuby Barberさんによる1972年ポルシェ911 S2.4と野生のバラとを組み合わせたアートワークのミラノでの展示。
今回、それらに続いてアメリカはフロリダ州マイアミにて開催されているアートウィークにあわせて、スコットランドのアーティストであるChris Labrooyさんによる作品の展示が始まりました。
過去に彼のポルシェを使った作品をすでに見たことがある方も多いのではないでしょうか。ポルシェがプールにつっこんでいるような作品だったり、フラミンゴになっているものたちです。
私、ポルシェにまつわる色々なことをブログに書いてきているのですが、彼の過去の作品含め、自分の中で「うーん」となるものについては書かないことが多いのでこのブログでご紹介させて頂いたことはありません(勝手(笑))。
アートとわかってはいるものの、どうしてもなんというかポルシェが沈んでいるとかそういうのは私の中では受け入れることが出来なかったのでブログにも書いていませんでした(アート作品そのものを否定しているのではありません)。
でも、今回の彼の作品はとても好き。
今回の作品のテーマは『Dream Big』。
つまり「夢は大きく」であり、この作品は私たち1人1人の中にある子供に語りかけ、この作品を見た人たちに大きな夢を抱かせたいと思っているというもの。
見ての通り、ヘルメット(&レーシングスーツなのかな?)の大きな大人…いや、でもきっとその中にいる子供心が、ポルシェ911 カレラ 4Sで遊んでいる姿というがその作品。
作品のまた凄いところはこのポルシェが実車というところ。
つまり、これ目の前で見たら相当大きな作品だと思うのですよ。見てみたいな~^^
クリスさんは最初にまずこの作品のイメージをコンピュータグラフィクスで作成し、その後本物のアート作品として仕上げていったそうです。もともと彼は最初コンピュータグラフィクス作品からスタートされているアーティストさんのようです。
さらにはこのアート作品は近い将来に公開される『仮想世界でのポルシェプロジェクト』に関係があるとのことで、この自分の中にいる子供心というのが仮想世界における何かしら中心となる存在となるような感じみたいです。
いったい今後発表されるポルシェが用意する仮想世界というのが何なのかが気になりますが、今後のポルシェxアートの作品たちも楽しみにしたいと思います^^
Dream BIG!
出典:
◆(公式)‘The Art of Dreams’ exhibits larger-than-life childhood dream
◆The Art of Dreams
◆Chris Labrooyさんについて