アートバーゼル・マイアミビーチ 2022で発表されたポルシェNFT
2022年12月1~3日(プレビューが11月29日~30日)にアメリカはフロリダ州マイアミビーチにて開催されている『アート・バーゼル2022』。
このアートバーゼルは世界38の国と地域から283のギャラリーが参加されるという大規模なアートイベント。
参加されるギャラリーリストはこちらでわかりやすく確認することが出来ます:ARTnewsJapan
このイベントの場で、ポルシェがデジタルの世界におけるポルシェブランド体験のスタート、そしてNFTの最初のコレクションを発表されました。
デジタルアートにおけるポルシェの新しいプロジェクトは、ドイツはハンブルグを拠点とするALT/SHIFスタジオのデザイナー兼3Dアーティストのパトリック・フォーゲル(Patrick Vogel)氏によって実現されるとのこと。
ポルシェのNFTは3つのコアテーマから選択、購入者とアーティストが共同で作り上げる
今回発表された最初に販売されるポルシェのNFT作品は、購入者がまずは3つのコアとなるテーマ「パフォーマンス、ヘリテージ、ライフスタイル」から1つを選び、その後数か月にわたり購入者自身の希望をもとにデザイナーがアート作品を作り上げていくというものみたい。
3つのテーマはそのデジタルコレクションの見た目や特徴がそれぞれ違うものとなっているようです。
購入者はUnreal Engine 5によって作成されたバーチャルの世界で自分のコレクションにアクセスすることが出来るとのこと。
うーん、だんだんおばちゃんには理解するのが難しい世界になってきましたよ(笑)?
ポルシェいわく、NFTアート作品によってモダンラグジュアリーへの理解とポルシェのユニークなブランドポジションをデジタルの世界に取り込むことが出来ます、とのこと。
うーんと何を言ってます?
さらにはこのNFTアートのオーナーはエクスクルーシブにバーチャルと現実の世界の体験が出来ると。
う、うん。なるほどね(←まったく理解してない(笑))。
さてこのポルシェのNFTアートは2023年1月に7,500作品からスタートとなるそうです。
通常のWeb3シーンと同様に事前にアローリスト(Allowlist/許可リスト)に登録することが可能。また、NFTの購入は1人3点までという制限つき。
この新しいバーチャルブランドプレゼンテーションを通し、ポルシェは象徴的なブランドとしての地位の確立、そしてスポーツカーの魅力を価値あるアート作品としてデジタル世界に伝えていく、また顧客がポルシェに期待するようにNFTはとても希少で象徴的、そしてTimelessであると言われています。
顧客(=私)がポルシェに期待してるのは、もうちょっとわかりやすい内容なのですが(笑)。
でも、まだまだこの(私にとって)難しい世界は始まったばかりであって、デジタルアートはポルシェのWeb3戦略の1つでしかないとのこと。
これからもブロックチェーンテクノロジーの可能性を、既存と今後のソリューションに取り入れられるよう取り組まれているそうです(ポルシェデジタル、MHPや、戦略的ビジネスパートナーのUP.Labs、nft nowなどのサポートを受けながら&ディストリビューションはパートナーのFanzoneによって設立された新会社road2dreams Gmb)。
マイアミのペレス美術館には The Art of Dreams
先日このブログでも書いた The Art of Dreamsというデジタルアーティストのクリス・ラブロイ(Chris Labrooy) 氏による『Dream big』という作品も、今回のこのマイアミでのアートバーゼルに含まれており、マイアミにあるぺレス美術館のビーチに展示中となっています。
出典:(公式)Porsche unveils entry into virtual worlds during Art Basel in Miami