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2022年第1四半期のポルシェAGの売上高と営業利益は増加(ん?)

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販売台数は前年同期比5%減、でも売上&利益は増加

ポルシェAGが2022年第1四半期の売上高と営業利益について発表。

発表内容としては:

  • 売上高は前年同期比で、77.3億ユーロから80.4億ユーロに増加(+4.1%)
  • 営業利益は前年同期比で、12.6億ユーロから14.7億ユーロに増加(+17.4%)
  • 売上利益率は前年同期比で、16.2%から18.2%に

とのこと。

私がここでタイトルに「ん?」と入れたのは、先日先に発表されていた2022年第1四半期のポルシェワールドワイドでの販売台数が前年同期比マイナス5%であった為。

参照記事ワールドワイドでの2022年Q1ポルシェ販売台数

今回の発表でポルシェAGの財務&IT執行役員のLutz Meschke氏は「グローバルの様々な課題にも関わらず、私たちは良い感じ(we’re still right on track)」と言われています。

Lutz Meschke氏

この色々と大変な状況においても、2022年会計年度には少なくとも15%の売上利益率達成を目指しているとのことで、今回の第1四半期の結果は強力な販売構成、他事業セグメントの成長、そして為替レートにおける恩恵を受けたとのことによるものである、と。

実際、販売台数そのものとしては前年同期比で5%ダウンしているわけなので、この売上(&利益率とか)が増加しているという背景には、色々なことが考えられるのかなと思います。

確かに為替レートの問題というのはポルシェがどうこうしたというのは関係ないマターとなりますが、少なくともポルシェとしては利益率が大きい個体の販売に注力したとか、経費(人員?)削減に注力したとか、そういうことがやっぱり大きいのかな。どうでしょ。

勝手な推測ですが人員削減はやっぱりされているのではと思っています。

というのも、今まで必ずポルシェは「従業員数が昨年度よりxx名増えました」みたいな発表も必ずこういう時でされていたと思うのですが、少し前からそれがぱたっとなくなったので。※発表がない為、実際に減ったかどうかは私の勝手な推測です^^

ポルシェAGのCEOであるオリバーブルーメ氏は「ポルシェの電気自動車戦略は効果を示している」と言われていて、それは「納車されたすべての車両のうち23%が電動化されていたものであり、うち14%がフル電気自動車であった」とのことで。

オリバーブルーメ氏

まだまだ今後、『2025年にはポルシェが販売する車の半分が電動化(フルまたはプラグインハイブリッド)、そして2030年までに電動化したポルシェ(新車)が80%を超えると予測される』という目標に向けて順調に進んでいると表明されています。

最近になってPTSを推してきたという動向も、実は利益率を上げる為?なーんて考えてしまったりもするわけですが…(すみません)、それでもPTSに沢山対応してくれるようになったということは純粋に嬉しい!…と思ってしまう気持ちの方が大きいので、あああ、やっぱりポルシェにヤラレてます(笑)。

出典:(公式) Porsche increases sales revenue and operating profit

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