ワールドワイドでの2022年Q1ポルシェ販売台数

2022年第1四半期ポルシェ販売台数は68,426台

2022年第1四半期(1～3月)のワールドワイド全体でのポルシェ販売台数が発表されました。そのポルシェ販売合計台数は『68,426台』。

この数字は前年同期比よりも5%ダウン。

といっても、先日発表されていた北米での第1四半期の販売台数が前年同期比24.9%ダウンだったことを考えると、ワールドワイドでこれだけの数字で留めることが出来ているのは凄いのではないかと思います。

現在の非常に例外的な状況を考えると、その中でもポルシェはこの第1四半期も良くやった方だと言われていて、ヨーロッパ、アメリカ、そして中国などで非常に高い需要があるとのこと。

ただ、やっぱりただでさえサプライ＆ロジスティクスに多くの課題があったところに加えて、中国などでのコロナ感染者の増加もありとにかく試練の時だった、と。

高い需要があっても車を造ることが出来ない、デリバリーすることが出来ないというのはなんとも歯がゆい状況でもあったかと思います。

ヨーロッパではこの第1四半期に22,791台が販売され、昨年度も非常に好調であったにもかかわらず、この数字はその時(前年同期)から18%増というもの。

ドイツ国内だけでも前年同期比16%増の6,925台が販売されたとのこと。ヨーロッパでのデリバリー台数が、今回のワールドワイドでの数字をかなり助けたわけですね。

ポルシェの世界で最大の単一市場である中国での2022年第1四半期の販売台数は17,685台。

コロナウイルス増加により、一部の地域でポルシェセンターが閉鎖となったり、ロジスティクスに問題があったりで、前年同期比としては20%減。

アジアパシフィック、アフリカと中東には会わせて28,991台がデリバリーされ、米国には13,042台。

2022年第1四半期 (2022年1月～3月)
ポルシェワールドワイド販売台数

2022年第1四半期をワールドワイドで見た時にも、やはり1番人気のモデルはSUVたちとなっています。

2022年第1四半期 ポルシェワールドワイド
モデル別販売台数

ポルシェとしては、コロナ・サプライ問題・ロジスティクス問題に加えウクライナでの戦争までもが問題となっている第2四半期には、さらなる警戒を続けているとのこと。

なんだかもう本当に悪いことばかりが起きているここ最近。

ポルシェのセールス＆マーケティング取締役のDetlev von Platen氏は「人々の健康と安全が最優先事項」とし、今後も顧客に対して感動的かつユニークな体験を提供することに妥協することはない」と言われています。

どの自動車メーカー(それ以外の業種でも)にとって色々と大変な時代となっていますが、ポルシェもせっかくの高い需要があるわけなのでそれになんとか対応していけるようになってくれると良いですね＾＾

出典：(公式) Porsche delivers 68,426 vehicles in the first quarter

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Rika (911supercars.com)

この記事の著者のRikaです。ポルシェ911が愛車となってから、どっぷりポルシェにはまってしまいポルシェ大好きがとまらずこのブログを始めました。愛車は911カレラ(991.2)と911カレラカブリオレ(992.1)と911カレラT(992.1)。