スタイル重視な718:斬新なカラーと調和のとれたコントラストパッケージが特徴
2022年11月2日に発表された『ポルシェ718 スタイルエディション』。
718モデルなのでそれぞれケイマンとボクスターがあるわけですが、唐突に出てきたこれらはいったい何??
スタイルエディション(Style Edition)と言われるだけあるので、やっぱりこのモデルの大きな特徴はその「スタイル」であり、ポルシェいわくこのモデルは『特にデザインを重視する顧客向けに用意されたもの』なのだそう。
アメリカのポルシェからの発表では『目立ちたい人/注目を浴びたい人の為のモデル(for those who seek to stand out)』とまで言っているくらい。
718スタイルエディションスペック
718ボクスタースタイルエディション、そして718ケイマンスタイルエディションのスペックは以下の通り:
- 718スタイルエディションは718ボクスター&718ケイマンのエントリーレベルがベースとなっている
- 300馬力(300PS/220kW)の2リッター水平対向4気筒エンジン
- 最大トルク 380Nm
- 0-100㎞は5.1秒(MT)、4.7秒(PDK)
- 最高速度は275km/h
718スタイルエディションの販売はまずヨーロッパからスタート
ちなみにこちらの718 スタイルエディションは、2023年初頭にまずはヨーロッパで最初に提供され、その後グローバルに展開される予定とのこと。
日本国内でも11月2日から受注がスタートとなりましたが、展開はヨーロッパのあとと言われているので日本に入ってくるのはまだ少し先になるのではないかな。どうでしょう。
ポルシェ718 スタイルエディションとは
ポルシェ718ボクスタースタイルエディション、そしてポルシェ718ケイマンスタイルエディションの特徴の詳細をさらに見ていきたいと思います:
- ボディカラーにポルシェ964型911カレラRSに採用されていたルビースターを現代的に解釈した新色『ルビースターネオ』が登場
- ホイールカバーにポルシェのカラークレストが施されているハイグロスブラックの20インチ718スパイダーホイール
- ブラックのスポーツテールパイプ
- リアにはハイグロスシルバーのPorscheロゴ
- ボクスターの場合、サイドウインドウ上部の幌にBoxsterのエンボスロゴ
- 「718スタイルエディション・コントラストパッケージ」は追加料金なしで、ブラックとホワイトの2種類から選択可能:
- フロントトランクにストライプがつく
- サイドにPorscheのデカールがつく
- ホイールがブラック&ホワイトのハイグロス塗装仕上げに
- リアにモデルロゴ
- インテリアにはブラックのレザーパッケージ(ステッチはクレヨン)
- ステンレスドアエントリーガード(光るやつ)
- ヘッドレストにポルシェクレスト
718スタイルエディションには多くのオプションが標準装備に
デザイン重視のモデルといいつつ、これらスタイルエディションの718ボクスターと718ケイマンには色々な装備が標準としてついてくるとのことで、以下が標準装備に:
- LEDデイタイムランニングライト付きバイキセノンヘッドライト
- クルーズコントロール
- ヒーター付きスムースレザーマルチファンクションステアリングホイール
- シートヒーター
- 2ゾーンオートクライメートコントロール
- フロアマット(クレヨンのステッチ付き)
- ブラックのレザートリム(クレヨンのステッチ付き)
- パワーステアリングプラス
ここで少し気になったのが、上記リストが日本で発表された718スタイルエディションの標準装備なのですが、ドイツ発表のものには以下も標準装備となっていました。
これらは日本に来る718スタイルエディションには標準装備にならないということなのかな?↓
- リバースカメラを含む、パークアシスト (フロント&リア)
- アップルカープレイ
- レインセンサー内蔵自動防舷ルームミラー/エクステリアミラー
ただこれが不思議なことにポルシェジャパンのコンフィギュレーターで見てみると標準装備にはこれらも含まれているのです。
ということは、ポルシェジャパンからの公式発表の記載ミス?それとも日本のコンフィギュレーターの掲載ミス?どちらにしても日本でオーダーされる方は何が標準装備なのかを事前に確認された方が良いかと思います。
トランスミッションは6速マニュアルが標準装備
先日発表されたポルシェ911 カレラTもそうでしたが、今回もまた標準装備のトランスミッションが6速マニュアルという、ポルシェのMTを運転されたい方にはホント最高といったところ。
もちろん、PDKに変更も可能ですのでPDK希望の方はPDKにも出来るので安心です。
718スタイルエディション国内価格
2022年11月2日時点で発表された718スタイルエディションの国内価格は以下の通りとなっています。
同じ718でもボクスターとケイマンでは価格が違います:
モデル | トランスミッション | ハンドル | 価格(税込) |
718 ボクスター スタイルエディション | 6速MT/7速PDK | 右/左 | 910万円 |
718 ケイマン スタイルエディション | 6速MT/ 7速PDK | 右/左 | 871万円 |
この価格を見て思わず思ってしまったことは「え、これだったら語呂合わせ的にボクスターを911万円にして、ケイマンを718万円にしたら良かったのに」ということ。
あ、そんなテキトウな値付けではダメですね(笑)。
それにしても、今回公開されたこちらの写真がなんともカッコイイな。いつものポルシェの発表写真とまた雰囲気が違う~。
数年後には日本国内にルビースターネオのポルシェたちが沢山走っていそうで楽しみです^^
出典:
◆(公式)The new Porsche 718 Style Edition models
◆(公式)The Porsche 718 heads into 2023 in Style
◆(公式)新型ポルシェ718 スタイルエディションモデルの予約受注を開始