氷上走行体験3回目
私が初めて氷上走行体験をさせて頂いたのが2023年のこと。氷上走行とは凍った湖の上で車を走らせるもの。
そこから2024年に2回目、そして今回3回目となる氷上走行体験をまたまた八千穂レイクにて体験させて頂いてきました。
スタッドレスタイヤをBMW M3用に保管していることから、今回もまたM3にスタッドレスを履かせての参加となります。
最初に「凍った湖の上を車で走る」なんてことを聞いた時には「え、なにそれ怖い!ありえない!氷が割れて冷たい湖に落ちてしまったらどうするの」とか恐怖心しか出てこなかったのですが、いざやってみるとそんな不安よりも「楽しい!」が勝ってしまう体験となっていました。
もちろん、それでも危険が伴うことには変わりありませんので毎回きちんと注意事項を聞いて、決められたことは規則通りに行動します。
今年もまた明け方に都内を出発して八千穂レイクに向かいました。
今年は八千穂レイクに着くまでの道にはほとんど雪がありませんとご報告を受けていた通り、八千穂レイクに入る入口ギリギリのところくらいまで本当にまったく雪がないくらいの状況でした。
これが八千穂レイクの入り口のところ。やっと雪が出てきた感じ↓
それでも湖はばっちり凍っています。目の前に広がる光景が美しい。
暖かめな気候であったことから、湖の周り(フチの方)は氷が薄いということだったり、湖上にも雪があまりないような状況。
よって、最初の年に作ることが出来ていた雪のアヒルちゃんたちも今年は製造できず(湖の周りの方には雪がありましたが近づくと氷が薄くて危ないので)。
前述の通り、我が家(夫と私)はBMW M3での参加です。
沢山のお車たちが集まってきます。
氷上を走るポルシェ911 ダカール
そんなお車たちの中でも今回氷上で走る姿を1番拝見したいと思っていたのがこちらのポルシェ911 ダカール。
いや~だってもう、絶対にこんな氷上だなんてダカールに似合っちゃうでしょうしカッコ良いでしょ!!
氷上を走るダカールは想像していた通りカッコ良かったです^^
公道でもないのでルーフライト?もつけて頂いたりして、さらにかっこ良さマシマシでした。
夫と私のBMW M3での走行はどうだったかというと…やっぱり最初の1周目は感覚を忘れているので全然ダメダメ(ほぼ滑らせられずに安全運転、みたいな)でしたが、だんだん思い出す&わかってきて滑らせられるように。
氷上だと「こんな低速なのに滑らせられる、こんなにも低速なのにドリフトしながらコーナーを曲がっていっている」という体験が出来ることに感動します。
氷上では車の挙動が良くわかるのでめちゃめちゃ学びにつながるのです。普段の運転時にも何かがあった時などには絶対に役に立つであろう学びになります。
この日の氷上にはダカール以外にもポルシェで参加されている方ももちろんいらっしゃって、やっぱりカッコ良かったな~。
双子ちゃんみたいなお車たちもいました^^
氷上に来たら毎回ナビも確認します。
だって車がまさに「湖の上」にいることから地図上でも湖の上に車の位置が表示されるのでついこの光景は見ておきたくなるのです^^
今年もまた暖かめであったことから、車をとめて降りようとした時に「パキパキ」とか「ミシミシ」とか音がするので下を見てみるとこんな風に氷に亀裂が入っていたりしてドキドキすることも。
午前中はそれなりに曇っていて寒さもあったのですが…
午後になるととっても良いお天気になってきて、凍っている湖はどんどんよりつるつるに。
午前と午後で氷の状態がまったく変わって、午後はホントにつるつるでした。
もうあと2周くらいしか出来ないかな?という終わりの時間に近づいた時のことです。
我が家の車に向かって数名の方が指をさしながら何かを訴えてくれました。「え?なに?何がある?」って思ったら、なんと!
車の真下にタイヤが!!!
こんな状態(笑)↓
これが不思議なことに、夫が運転していて私も助手席に乗っていたのにいつどこでタイヤを巻き込んだのかまったく気づかなかったのです。
雪に乗り上げたとかタイヤにぶつかったとかあれば気づくはずなのですが、そんなこともなく、こんなにもガッツリ入っているのにいつこれが起きたのか本当にまったく気づきませんでした。どうやって衝動もなくうまく入ったの?!
このタイヤ、取るのに苦労するかと思いきや、すでにこういう状況を経験された方が「そこの坂道を登れば取れますよ」と教えて下さったので、坂道を登ってみたらあっさりとれました。
さすがの知恵。ありがとうございます!
というわけで、最後の最後にタイヤを巻き込んだりするハプニングはありましたが、今年の氷上走行もとても楽しく体験させて頂きました。
毎年参加させて下さっている皆さまに本当に感謝です。
ありがとうございました!
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