表示が反転してる
今回見たのは、カナダでリコールされたヒュンダイの車についてなのですが、そのリコールされた対象となる「問題」がなんとも面白かったです。
いや、問題なので面白いといってはいけないのですが、なかなか想定できないエラーなのでは、と。
それがこちら↓
いったい何が問題なのかぱっと見たらわからないですよね。
でもこれ、よーく見てみると表示されている画面が「反転」しているのです。メーター表示とかがひっくり返ってる!
カナダで発表されているリコール情報によると、このインストルメントパネル上の表示が反転する可能性があるのは、2022年モデルのヒュンダイ・サンタフェ(SANTA FE)。
寒いと起きる症状
そしてこの症状が出るのは「気温がめちゃめちゃ寒い時」とのことで、このエラーが出る条件もまた「え?寒さ?」という感じで。
なんなの~。
こちらも別の方のお写真ですが、やはり反転しています。しかも左右のメーターの反転の仕方(方向)も違うという、もうどうしてこうなるの?状態。
この方のこのエラーが出た時の夜中は、何とマイナス37度という寒さだったそうです。それは寒い…じゃなくて、寒いけれど、寒いと表示が反転してしまうヒュンダイもまた、やっぱりどうしてなの~??
車が「寒すぎる!」って言ってるのでしょうか^^
いや~、リコールがかかるってオーナー様たちにとっては最悪な出来事でしかないかと思うのですが、今回のこの内容はなんだか「なにそれ~」とついつい興味を持ってみてしまうものでした。
色々な問題が想定外で起きるものですね。
でもでも、必ず極寒の地でも色々なテストをされるポルシェの場合は、こういった問題があったとしても事前に気づかないことはなく、極寒の地で「あ、画面が反転した」となって、プロダクション前に修正がされているはず。
う~ん、さすがポルシェ!
(と、最後は強引にポルシェをほめて終わるこのブログも変(笑))。
★追記(2022.2.1)★
誤解を招くような書き方をしてしまったかもしれませんが、ヒュンダイが極寒の地で車両のテストをしていないという意味ではございません。ごめんなさい~!
出典:
◆ Hyundai Just Issued A Recall For A Hilariously Unexpected Dashboard Issue
◆ digital display instrument cluster upside down
◆ Transport Canada Recall # 2021-792