ポルシェ992カブリオレのプレスリリースまとめ
2019年1月9日に、最新型ポルシェ911(992型)のカブリオレモデルが発表されました。今回はポルシェのプレスリリースであるこちらの記事(英文)から、箇条書きで詳細をまとめてみました。
★追記★(2019.2.12)
日本国内での新型911(カレラSカブリオレ、カレラ4Sカブリオレ)の価格が発表されました。
参考:新型911 (992)カレラSカブリオレ、カレラ4Sカブリオレの国内価格&日本での予約受注を開始
★追記★(2019.1.30)
2019年1月30日にポルシェジャパンより正式に価格発表と、受注開始のプレスリリースが出されました。
参考:ポルシェジャパンが新型911カレラS 、新型911カレラ4Sの予約受注を開始
★追記★(2019.1.29)
参考:米国でのポルシェ992 カレラSカブリオレ・カレラ4Sカブリオレの価格(オプション価格も)
最近では、海外の記事をGoogle翻訳するだけでも、今時のGoogle翻訳は本当に素晴らしく、かなりざっくり内容はわかりますが、だらだらと内容を見ていても私の頭には入ってこないので、私には箇条書きの方がわかりやすいということで、箇条書きで^^
※ご興味ある方はポルシェの記事自体をGoogle翻訳にかけてしまうのが良いと思います。翻訳したいページのURLを記入するだけで、全部翻訳してくれます。Google、ホント凄い…。
余談ですが、最近ヨドバシカメラなどでよく見かけるポケットトークという自動翻訳機。これ、先日試してみたのですが、私が意味不明に「ポルシェを買うか、マクラーレンを買うか、それが問題」みたいなことをつぶやいてみたら、ちゃんと訳されて驚きました。←訳してもらう日本語がそもそも変^^ヨドバシカメラでもかなり不審者な私(笑)。
あ、話がそれそう。
ではでは、今回まずは海外でプレスリリースとなった最新型ポルシェ911は992型のカブリオレについてのスペック、内容等を箇条書きで記載しておきたいと思います~。ご参考まで。※写真はポルシェプレスルームより。
最新型ポルシェ911(992)のスペック等
・カブリオレ特有の機能の1つは新しい油圧システム→屋根をより早く開閉できる。
・自動開閉のソフトトップにはガラス製のリアウィンドウが内蔵されているが、ソフトトップの構造には「bow」と呼ばれるいうマグネシウム要素が含まれており、これが高速時にも屋根が膨らんでしまうことを確実に防ぐ。
・屋根の開閉は時速50kmまでの速度で可能。
・新しいルーフの開閉システムは、開閉時間を約12秒に短縮させた。
・電動で伸縮可能なウィンドデフレクター(風向板)が、首にあたる風の影響から守ってくれる。
・992のカブリオレはまず「後輪駆動のカレラS」と「全輪駆動(四駆)のカレラ4S」から販売される。
・両車両とも「2,981cm³の水平対向6気筒ターボエンジン」。
・最高出力は450ps/6500rpm、最大トルクが530Nm/2,300~5,000rpm。
・排気量も減少。
・ターボチャージャー、エアークーリングシステムも新しいレイアウトにより最適化された。
・トランスミッションは新しく開発された8速デュアルクラッチトランスミッション。
・カレラSは0-100㎞/hが3.9秒。スポーツクロノパッケージオプションでは3.7秒。最高時速306㎞/h。
・カレラ4Sは0-100km/hが3.8秒、スポーツクロノパッケージオプションでは3.6秒。最高時速304km/h。
・新しいエンジンの位置により、カブリオレはよりねじれに対しての強度を増した。
・911カブリオレに初めて「ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM) スポーツシャシー」が提供可能となる。
・PASMスポーツシャシーでは、スプリングがより硬く短くなり、フロントとリアのアンチロールバーのより剛性が高くなり、かつシャシー全体(車高)が10ミリ低くなる。
・新しい911カブリオレは、よりワイドで自信に溢れる、筋肉質なデザイン。
・フロントタイヤは20インチ、リアが21インチ。
・後輪駆動(カレラS)は、現在の前輪駆動(カレラ4S)と同じ車幅になっている。
・後輪車軸は44ミリ大きくなった。フロントボディは45ミリワイドになり、フロントガラス前に独特のくぼみがある前方に伸びたボンネットを初期世代の911から復活させた。
・すべてのモデルは、かなりワイドになり、可変式スポイラーと、シームレスでエレガントなライトバーで構成される。
・フロントとリアのセクション以外のボディはアルミニウム製。
・新しいインテリアは埋め込まれたメーターを備えたダッシュボードのクリアで直線的なラインを特徴とした1970年代の911モデルを想起させる。オリジナルの911と同じく、ダッシュボードは2つの水平なトリム内全体にわたって収まる。
・中央にアナログのタコメーター、その隣に2つのフレームのないフリーフォームのディスプレイがあり、ドライバーに様々な情報を提供する。
・センタースクリーンは10.9インチで、ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)を、とまどうことなく簡単に操作することが出来る。
・路面の水を検知してコントロールシステムを調整、ドライバーに警告をするウェットモードを搭載(標準装備)。ウェットモードへの切り替えはボタンを押すだけ(またはスポーツクロノではハンドルについているスイッチを使うだけ)。
・同じく標準装備のカメラベースの警告、ブレーキアシストシステムは動く物体との衝突の危険を検知し、必要に応じて警告、またはエマージェンシーブレーキを作動させる。
・リバーシングカメラ付きのパークアシストはカブリオレの標準構成。
・その他、オプションとして熱探知カメラ付きナイトヴィジョンアシスト、それにオートマチックディスタンスコントロール、スタート/ストップ機能、リバーシブルオキュパントプロテクション付きのアダプティブクルーズコントロールがある。
・992カレラSカブリオレの価格は、ドイツで134,405ユーロ(約1,680万円)、992カレラ4Sカブリオレは142.259ユーロ(約1,770万円)。
…という感じでした!
やはり最新型911のメインターゲットは中国?
今回、このプレスリリースを見ていてびっくりしたのが、海外のポルシェのプレス資料配布のところで、なんとこのスペック表の「中国語版」が普通に掲載されていたことです。
間違いで掲載されているのでは?という感じもしますが…これ、完全に中国市場向け。
今回の最新911(992)のメインターゲットは中国であるという見方はあながち間違いではないのかもしれないと思ったりしたのでした(あくまでも私の予測です^^)。
あ。ちなみにポルシェジャパンのサイトでは、992のカブリオレの掲載はされましたが、それ以上の情報は現時点(2019/1/9)ではまだありません。
また、2019年1月7日に最新911の価格も発表とのことでしたが、公式サイトではまだ発表・掲載がされていないようです。公式HPでの正式発表はいつになるのでしょうか~??
★追記★(2019.1.21)
ポルシェ992の国内での価格が発表されました。
新型911:ポルシェ992の日本での価格発表