ポルシェのアクティブライドとは
カイエン・エレクトリック(以下、カイエンEV)の試乗記みたいのを読んでいた時に、その試乗に使われたカイエン・ターボEVに搭載されている『ポルシェ・アクティブライド (Porsche Active Ride)』という機能説明のところに書かれていた1つの単語に目が留まりました。
それが『ヘリコプタリング (helicoptering)』。
個人的にはこれがめっちゃわかりやすかったのです。

ポルシェのアクティブライドという機能は、いったい何をしているのかというと、常にアクティブライド(アクティブサスペンション)が状況にあわせて車両を調整して、通常の運転下において一般的なSUVが受けるようなあらゆる力を打ち消してくれる…というもの。
例えば、加速時には通常なら車のフロントがあがる(ノーズリフト)姿勢になるところ、それを打ち消すためにリアサスペンションがごくわずかに持ち上がって、フロントサスペンションが下がる。
そしてブレーキをした時には、通常はフロントが沈むわけですが、それを逆に持ち上げるようなサスペンションの動きで打ち消し、またコーナリング時には外側のサスペンションがあがって、内側のサスペンションが下がるという仕組み。
よって、このアクティブライド機能が路面の凹凸を各ホイールの動きで吸収して滑らかな乗り心地を実現し、さらに加減速やコーナリング時に発生する車体のピッチやロールを打ち消してくれることで、車体を常に水平に保つわけです。
こうしてポルシェによるアクティブライドの説明などを読んでも理解は出来るのですが、
「この技術による動きをポルシェはヘリコプター(Helicopter)に例えている」
※私が読んだ記事の試乗イベントでは、ポルシェがこの動きを『Helicoptering』と呼んでいたそう
というのを見て、なんというか、視覚的(想像での視覚(笑))に、ぱっとさらに簡単に理解することが出来たというか。
というのも、ヘリコプターが前に進む時(加速時)って、前傾して進みますよね?
そのように、ポルシェ・アクティブライド搭載の車は、加速時には前方に、減速時には後方にと、通常の車とは逆方向へ傾くヘリコプターのような動きをすることで、乗員が感じる加減速時の力を低減してくれると。

いや~、なんだかすごくスッキリぱっと理解出来たので、この「ヘリコプターみたいな動き」という説明は凄く良いなと思いました。
何気にポルシェはパナメーラとタイカンにアクティブライド機能がついた時から「ヘリコプター」を例えに出して説明されていたのですが、今の今まで気づいていなかった…。
カイエンEVでアクティブライドがつけられるモデルをいつか一度試してみたいな。それで、その凄いパワーでの加速と、フルブレーキみたいのをしてみたい。
加速&ブレーキ時にこの「ヘリコプタリング」で、通常なら感じるはずの車体の前後への傾きをどのくらい感じさせないようにしてくれるのか。
うーん、これは興味ある^^!
出典:
◆(公式)Porsche Active Ride High-end suspension for E-Hybrid models
◆(公式)Reduced pitch and roll for better performance
◆Porsche’s 1,139-HP Cayenne Turbo Electric Is A Supercar In Family-SUV Clothing
関連記事:
◆大谷翔平さんのタイカンにもアクティブライド・サスペンション
◆新型ポルシェ・カイエン・エレクトリックに会いにポルシェスタジオ日本橋へ
